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山口県の重 要 文 化 財

Important Cultural Property of 山口県

山口県に所在する重要文化財。

133 件 山口県
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過所船旗〈天正九年四月廿八日〉/能島村上家文書
山口県 室町地代~安土桃山時代 重要文化財
過所船旗〈天正九年四月廿八日〉/能島村上家文書

村上武吉が天正9年(1581年)に厳島神社の祝師に与えた絹の過所船旗と、能島村上氏に伝わる戦国大名らの書状群。独立した海上勢力が毛利氏の家臣となる過程を伝え、平成27年に重要文化財に指定。山口県文書館所蔵。

絹本著色惟松円融像〈雲谷等顔筆〉
山口県 桃山時代 重要文化財
絹本著色惟松円融像〈雲谷等顔筆〉

山口・常栄寺が所蔵する重要文化財。雲谷派の祖・雲谷等顔が慶長16年から19年の間に描いた常栄寺三世・惟松円融の頂相である。金を多用した華やかな濃彩の禅僧肖像で、雪舟風の墨画で名高い等顔の意外な一面を示す代表作として評価される。

絹本著色雪舟等楊像〈雲谷等益筆〉
山口県 江戸時代 重要文化財
絹本著色雪舟等楊像〈雲谷等益筆〉

室町の画僧・雪舟の肖像を、雪舟四代孫を称した萩藩絵師・雲谷等益が描いた一幅。雪舟の自画像を典拠とし、大徳寺百八十五世・玉舟宗璠の追賛をともなう。二〇二三年に重要文化財へ指定され、山口市の常栄寺が所有する。

紙本墨画淡彩四季山水図〈雲谷等益筆/(雪舟作副本)〉
山口県 江戸時代 重要文化財
紙本墨画淡彩四季山水図〈雲谷等益筆/(雪舟作副本)〉

山口県防府市の毛利博物館が所蔵する、雲谷等益筆「四季山水図」。雪舟の国宝「山水長巻」を実寸で写した約16メートルの絵巻で、長く附指定だったが、2023年に作者を等益と改めて単独で重要文化財に指定された。

紙本墨書周防国阿弥陀寺田畠注文〈(正治二年十月日)〉
山口県 鎌倉 重要文化財
紙本墨書周防国阿弥陀寺田畠注文〈(正治二年十月日)〉

正治二年(一二〇〇)十月、周防国の在庁官人らの名とともに阿弥陀寺の田畠を書き上げた古文書。東大寺再建を支えた造営料国の経営を映し、筆頭近くには大内氏の祖となる多々良氏の名が見える。昭和十一年指定の重要文化財で、現在は個人蔵。

紙本墨書東大寺領周防国宮野庄田畠等立券文(建久六年九月日)
山口県 鎌倉 重要文化財
紙本墨書東大寺領周防国宮野庄田畠等立券文(建久六年九月日)

建久6年(1195)、周防国宮野庄の田畠の境界を定めた一巻の立券文。東大寺再建の大勧進・俊乗房重源の袖判と裏判が据えられ、造営料国となった周防国と大仏殿再建の深い結びつきを示す、山口県ゆかりの重要文化財です。

高洲家文書
山口県 南北朝~江戸 重要文化財
高洲家文書

高洲家文書は、南北朝時代から江戸時代初期(1351年〜1643年)にかけての古文書127通と日明貿易船旗からなる重要文化財です。萩藩士高洲家に伝来し、毛利氏の赤間関代官として国際貿易を管理した高須氏の活動を伝える貴重な歴史資料です。

鉄印〈東大寺槌印〉
山口県 鎌倉 重要文化財
鉄印〈東大寺槌印〉

山口県防府市の東大寺別院阿弥陀寺に所蔵される鉄印〈東大寺槌印〉は、鎌倉時代に東大寺再建用の木材に品質証明として焼き押された鉄製の焼印です。重源上人が周防国で伐り出した材木の検査に使われたこの重要文化財は、800年以上の歴史を今に伝えています。

有柄細形銅剣
山口県 弥生 重要文化財
有柄細形銅剣

山口県長門市の王屋敷遺跡から出土した「有柄細形銅剣」は、剣身・柄・把頭飾までを一鋳でつくった弥生時代中期の希少な青銅器です。国内に5例しかない有柄細形銅剣のうち、本州唯一の出土例として国の重要文化財に指定されています。明治34年の発見秘話、吉野ヶ里遺跡との不思議なつながり、そして向津具半島の絶景めぐりまで、長門で味わう古代ロマン旅をご案内します。

今八幡宮拝殿
山口県 室町後期 重要文化財
今八幡宮拝殿

山口市の今八幡宮拝殿は、楼門と本殿の間に挟まる切妻造妻入・柿葺の小さな拝殿。釣屋で本殿の向拝につながり、山口県は権現造の先駆けとみる。明治40年(1907年)に重要文化財に指定。内部は申し出により案内を受けられる。

今八幡宮本殿
山口県 室町後期 重要文化財
今八幡宮本殿

山口市の今八幡宮本殿は、文亀3年(1503年)に大内義興が造り替えたと伝わる三間社流造の社殿。明治40年(1907年)に重要文化財に指定された。内陣・外陣を囲む十数個の蟇股に、雲と日月や水と魚を彫る。内部は非公開。

今八幡宮楼門
山口県 室町後期 重要文化財
今八幡宮楼門

山口市の今八幡宮楼門は、左右の翼廊に床を張り、門が拝殿を兼ねる楼拝殿の形をとる室町後期の楼門。明治40年(1907年)に重要文化財に指定された。上層側面の連子窓に大内菱を彫り、内部には靴を脱いで上がれる。

石城神社本殿
山口県 室町後期 重要文化財
石城神社本殿

山口県光市の石城山の頂に建つ石城神社本殿は、文明元年(1469年)造営の重要文化財。大内政弘の再建と伝わり、正面入母屋・背面切妻の珍しい屋根や蟇股の彫刻に室町時代の特色が残る。八合目を巡る神籠石とあわせて訪ねたい。

宇部市渡辺翁記念会館
山口県 昭和 重要文化財
宇部市渡辺翁記念会館

山口県宇部市の渡辺翁記念会館は、実業家渡辺祐策を顕彰し関係七社が建てた重要文化財。村野藤吾の設計で、曲面を描く正面、坑夫を刻んだレリーフ、飛行機型の平面、大理石のロビーで知られる昭和12年竣工の音楽堂です。

月輪寺薬師堂
山口県 平安後期 重要文化財
月輪寺薬師堂

山口県山口市徳地の月輪寺薬師堂。寺伝では文治5年に俊乗坊重源が藤原兼実の助力で再興したとされ、現存の堂はその時の建物と推定される。桁行5間の寄棟造・茅葺で、内陣に鎌倉初期の手法を残す山口県最古の建造物。

菊屋家住宅(山口県萩市呉服町)
山口県 江戸後期 重要文化財
菊屋家住宅(山口県萩市呉服町)

菊屋家住宅は、山口県萩市呉服町にある萩藩御用の豪商菊屋家の住宅で、主屋など5棟が昭和49年に重要文化財に指定された。全国でも最古に属する大型の町家で、白壁となまこ壁の菊屋横町が美しい。

旧小野田セメント製造株式会社竪窯
山口県 明治 重要文化財
旧小野田セメント製造株式会社竪窯

山口県山陽小野田市の旧小野田セメント製造株式会社竪窯。日本最初の民間セメント会社が明治16年に建てた竪窯4基の一つで、高さ約18メートルの煉瓦造。徳利窯と呼ばれ、日本に完存する唯一のセメント焼成用竪窯である。

旧下関英国領事館
山口県 明治 重要文化財
旧下関英国領事館

明治39年(1906年)築、関門海峡を望む唐戸に建つ赤煉瓦の旧下関英国領事館。領事館目的で建てられた建物として日本に現存する最古の一棟で、設計は英国人技師ウィリアム・コーワン。クイーン・アン様式と桟瓦屋根が同居する。

国分寺金堂
山口県 江戸後期 重要文化財
国分寺金堂

国分寺金堂は山口県防府市国分寺町の周防国分寺にある安永8年(1779年)の金堂で、重要文化財。毛利重就を施主とする二重・入母屋造の大きな仏堂で、創建以来の寺地に建ち、床下には奈良時代の礎石が残る。大規模な金堂は全国の国分寺でも珍しい。

四階楼
山口県 明治 重要文化財
四階楼

四階楼は山口県上関町室津にある明治12年(1879年)の木造四階建の擬洋風建築で、重要文化財。回船問屋の小方謙九郎が迎賓・宿泊施設として建て、龍や鳳凰の鏝絵と色ガラスで飾る、西日本では数少ない漆喰塗系擬洋風建築。