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愛知県の登録有形文化財

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春江院鐘楼
愛知県 江戸 登録有形文化財
春江院鐘楼

春江院の鐘楼は慶応元年の建築で、七棟のうちもっとも装飾に富む建物である。玉石の基壇に方一間の身舎を据え、簓子下見板張の袴腰、擬宝珠高欄、詰組、二軒扇垂木、彩色の格天井を見せる、華やかな禅宗様の鐘楼である。

春江院茶室
愛知県 明治 登録有形文化財
春江院茶室

春江院の茶室は七棟のうち最も小さく、床を入れて四畳ほどの草庵風である。明治後期、尾州久田流の祖・下村実栗の作と伝わる。屋根の押え格子や棹縁、化粧屋根裏に竹を多く用い、土地に生まれた茶の空間を今に伝えている。

春江院不老閣
愛知県 昭和前 登録有形文化財
春江院不老閣

不老閣は昭和十一年の建築で、七棟のうち唯一の銅板葺である。簡素な外観の内に数寄屋の意匠を収める。床を付けた八畳の一の間と四畳半の二の間からなり、磨き丸太の床柱、網代天井、丸垂木の化粧屋根裏が静かな洗練を見せる。

春江院本玄関及び書院
愛知県 江戸 登録有形文化財
春江院本玄関及び書院

春江院の本玄関及び書院は江戸後期の建築である。書院は有松絞の祖とされる竹田庄九郎の旧宅から、明治十二年に移築されたと伝わる。式台を構え、十二畳と十八畳の座敷をL字の広縁が囲む。襖絵は狩野永秀の筆と伝わる。

春江院本堂
愛知県 江戸 登録有形文化財
春江院本堂

春江院の本堂は文政十三年の建築で、入母屋造に正面向拝を付け本瓦葺とする。六間取の方丈形式をとり、南面の多い仏堂のなかでは珍しく北を正面とする。本尊には曹洞宗では珍しい多宝如来を祀る、寺の中心の堂である。

祥雲寺弘法堂
愛知県 明治 登録有形文化財
祥雲寺弘法堂

犬山城下町の南、臨済宗祥雲寺の境内に建つ弘法堂は、明治42年(1909年)建立の大師堂。桁行14.2メートルの横長の堂に10畳三室を並べ、格天井や落縁を備える。本堂・鐘楼とともに国登録有形文化財で、城下の歴史的景観を支える。

祥雲寺鐘楼
愛知県 明治 登録有形文化財
祥雲寺鐘楼

犬山城下の祥雲寺に建つ明治後期の袴腰付鐘楼。玉石積の基壇に方一間の塔身が載り、三斗の組物や蟇股、擬宝珠高欄が小さな建築面積18平方メートルに凝縮される。平成24年、本堂・弘法堂とともに国登録有形文化財となった。

祥雲寺本堂
愛知県 昭和前 登録有形文化財
祥雲寺本堂

犬山城下町の南に建つ祥雲寺本堂は昭和9年(1934年)の建築。方丈型六間取の平面に広縁を廻らし、柱上には最も古式の舟肘木を用いた復古的な意匠が特徴。弘法堂・鐘楼とともに国登録有形文化財に登録されている。

浄照寺庫裏
愛知県 江戸 登録有形文化財
浄照寺庫裏

豊田市若林の真宗寺院・浄照寺に建つ庫裏は万延元年(1860年)の建築。墨書により年代と棟梁が判明する希少な例で、段違いの切妻屋根と豪放な梁組をもつ。地域の庫裏の指標として「造形の規範」の基準で国登録有形文化財となった。

浄照寺書院
愛知県 昭和前 登録有形文化財
浄照寺書院

豊田市若林の浄照寺書院は昭和9年(1934年)建立の小建築。下見板張の素朴な外観の内に吟味された良材と繊細な板欄間を隠し、8畳と6畳の四室を田の字形に組む。「造形の規範」の基準で国登録有形文化財に登録された。

浄照寺本堂
愛知県 明治 登録有形文化財
浄照寺本堂

愛知県豊田市若林西町の浄照寺本堂は、明治31年(1898年)建立、正側面とも約20メートル、建築面積480平方メートルの真宗大谷派本堂で、2005年に国の登録有形文化財に登録された。近代の彫刻、庫裏・書院との関係、拝観方法を解説。

浄誓寺本堂
愛知県 江戸 登録有形文化財
浄誓寺本堂

愛知県犬山市の浄誓寺本堂は、鬼瓦銘から文化5年(1808年)の建て替えとわかる真宗大谷派本堂で、2007年に国の登録有形文化財に登録された。本瓦葺の入母屋屋根、龍の彫刻、小組格天井、犬山駅から徒歩約5分のアクセスと拝観方法を解説する。

常満寺山門
愛知県 江戸 登録有形文化財
常満寺山門

常満寺山門は愛知県犬山市にある日輪山常満寺の表門で、江戸時代末期の犬山城松の丸裏門を明治10年に移築したもの。間口2.8メートルの一間薬医門で、平成19年12月5日に登録有形文化財に登録された。組物を持たない太い木柄に城門の性格が残る。

常満寺鐘楼
愛知県 江戸 登録有形文化財
常満寺鐘楼

常満寺鐘楼は愛知県犬山市の日輪山常満寺に建つ寛政8年の鐘楼で、平成19年12月5日に登録有形文化財に登録された。方一間吹放ちの袴腰付、入母屋造桟瓦葺。三斗組と蟇股を軒下に納めた建築面積19平方メートルの建物である。

白井家住宅主屋
愛知県 江戸 登録有形文化財
白井家住宅主屋

愛知県豊川市国府町の白井家住宅主屋は、江戸時代末期の造り酒屋の主屋。桁行8間のつし二階建で、正面に二段の格子を見せ、西寄りには落ち棟の仏間と新座敷が続く。平成16年に登録有形文化財となった。内部は非公開。

真宗大谷派名古屋別院東門及び土塀
愛知県 江戸 登録有形文化財
真宗大谷派名古屋別院東門及び土塀

名古屋市中区の真宗大谷派名古屋別院東門及び土塀は、江戸後期の高麗門と塀。間口4.2メートル、量感ある部材で組まれ、昭和20年の空襲を免れた境内最古の建物である。平成30年に登録有形文化財となった。境内は自由。

瑞芳院本堂及び庫裡
愛知県 江戸 登録有形文化財
瑞芳院本堂及び庫裡

愛知県一宮市中町の瑞芳院本堂及び庫裡は、文化10年に妙興寺境内で建てられた方丈形式の本堂。濃尾地震の被災を経て大正4年に現在地へ移築され、令和3年に登録有形文化財となった。外観は道路から見学できるが内部は非公開。

杉浦家住宅主屋
愛知県 江戸 登録有形文化財
杉浦家住宅主屋

杉浦家住宅主屋は愛知県西尾市一色町の町家で、令和4年に国の登録有形文化財となった。嘉永2年の指図と間取りがほぼ一致する。東半分は土間、西の床上は整形六間取で、仏間に上段が付く。個人宅のため非公開である。

杉浦家住宅書院
愛知県 明治 登録有形文化財
杉浦家住宅書院

杉浦家住宅書院は愛知県西尾市一色町にある明治時代中期の座敷棟で、令和4年に国の登録有形文化財となった。主屋の西に接続し、10畳2室を東西に並べ、上ノ間に大床と違い棚を備える。個人宅のため非公開である。

鈴木家住宅蔵
愛知県 明治 登録有形文化財
鈴木家住宅蔵

愛知県愛西市の鈴木家住宅蔵は、明治12年建築の土蔵造2階建で建築面積57平方メートル。同じ敷地で登録された4件のうち最も古く、主屋より11年早い。南面に設けられた蔵前が、外観に奥行きと重みを与えている。