国宝

National Treasures

都道府県、時代、種類別に日本の国宝を閲覧できます。寺院、神社、城、美術館での見どころを分かりやすく解説し、地図や旅行のヒントもご紹介します。

1,200 件 国宝 全国47都道府県
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紙本墨画渓陰小築図
京都府 室町 国宝
紙本墨画渓陰小築図

京都・金地院が所蔵する国宝の水墨画。応永二十年(1413年)、南禅寺の僧子璞が書斎を渓陰と名づけた祝いに理想の隠棲を描いた一幅。六人の禅僧が漢詩を寄せた詩画軸で、現存最古の書斎図とされる。実物は東京国立博物館に寄託され公開は不定期。

紙本著色花園天皇像〈豪信筆〉
京都府 南北朝 国宝
紙本著色花園天皇像〈豪信筆〉

京都・長福寺が所有する国宝、紙本著色花園天皇像。暦応元年(1338年)に絵師豪信が描き、像主の花園上皇自身が自らの容貌を「陋質」と謙遜して賛を記した似絵の名品。現在は京都国立博物館に寄託され、公開は限られる。

方丈障壁画
京都府 室町 国宝
方丈障壁画

京都・大徳寺の塔頭・聚光院に伝わる国宝「方丈障壁画」は、桃山時代の天才絵師・狩野永徳とその父・松栄が描いた全46面の障壁画です。花鳥図や琴棋書画図など、日本美術史上の最高傑作の魅力、千利休との深いゆかり、特別公開情報をご紹介します。

群馬県綿貫観音山古墳出土品
群馬県 古墳時代後期 6世紀 国宝
群馬県綿貫観音山古墳出土品

群馬県高崎市の綿貫観音山古墳は6世紀後半の前方後円墳で、後円部の横穴式石室は未盗掘だった。武寧王陵出土鏡と同型の獣帯鏡や国内最古級の銅水瓶、三人童女の埴輪など、大陸・朝鮮半島との交流を示す副葬品が国宝に指定されている。

梵鐘
滋賀県 平安 国宝
梵鐘

天安二年(八五八)に比叡山延暦寺西塔の宝幢院の鐘として鋳られた国宝の梵鐘。鐘身の内面に左文字で年紀を刻み、紀年銘を持つ梵鐘では国内で六番目に古い。口径に比して丈の高い長身簡素な姿で知られ、現在は守山市の佐川美術館が収蔵する。

絹本著色秋野牧牛図
東京都 南宋 国宝
絹本著色秋野牧牛図

絹本著色秋野牧牛図は、泉屋博古館が所有する伝閻次平筆の南宋時代(13世紀)の画で、昭和32年に国宝に指定された。紅葉の木陰で水牛と牧童がくつろぐ様子を描き、宮廷画にふさわしい風格と叙情性をそなえる。

短刀〈無銘貞宗(名物寺沢貞宗)〉
東京都 鎌倉 国宝
短刀〈無銘貞宗(名物寺沢貞宗)〉

東京国立博物館が所蔵する国宝の短刀。銘を残さなかった相州貞宗の代表作で、肥前唐津城主・寺沢広高から豊臣秀吉、織田有楽斎、徳川将軍家へと渡り歩いた一振りである。地刃ともに健全で、磨上げられていない生ぶの茎を保つ点も貴重。

万葉集巻第二、第四残巻(金沢本)〈藤原定信筆/彩牋〉/附 浦景蒔絵冊子箱/桐冊子箱/宝永丁亥仲春望日前田綱紀箱書
東京都 平安時代院政期 国宝
万葉集巻第二、第四残巻(金沢本)〈藤原定信筆/彩牋〉/附 浦景蒔絵冊子箱/桐冊子箱/宝永丁亥仲春望日前田綱紀箱書

平安時代に藤原定信が華麗な彩牋に書写した『万葉集』の古写本で、加賀前田家に三百年以上伝えられた後、明治天皇に献上され、令和五年に国宝に指定されました。五大万葉集の一つとして、書道史・国文学史の両面で最高級の価値を持つ稀有な遺品です。

浅黄綾威鎧〈兜、大袖付〉
広島県 鎌倉 国宝
浅黄綾威鎧〈兜、大袖付〉

浅黄綾威鎧〈兜、大袖付〉は、広島県廿日市市の厳島神社が所有する鎌倉時代の大鎧で、昭和26年に国宝に指定された。小札が細く精緻になり、豪壮さに代わって端正な形姿となった、鎌倉時代後期の典型を示す一領である。

厳島神社古神宝類
広島県 平安 国宝
厳島神社古神宝類

広島県宮島の厳島神社に伝わる平安後期の国宝。安徳天皇の遺愛品と伝わってきたが、実際は後白河法皇らの参詣時の奉納品。神主佐伯景弘が寿永2年に調進した朱漆の太刀箱や、貴族の盛装一式、螺鈿の飾太刀などからなる一群。

絹本著色普賢延命像
広島県 平安 国宝
絹本著色普賢延命像

広島県尾道市の持光寺に伝わる国宝「絹本著色普賢延命像」。画絹の裏で見つかった仁平三年(1153年)の供養銘で制作年がわかる、数少ない平安仏画の基準作。二十臂で四頭の白象に乗る延命の本尊を、撓みのない朱線で描く。

小桜韋黄返威鎧〈兜、大袖付〉
広島県 平安 国宝
小桜韋黄返威鎧〈兜、大袖付〉

広島県・宮島の厳島神社に伝わる平安時代の大鎧。小札も威毛も幅広い大荒目の豪壮なつくりで、社伝では源為朝の所用と伝わる。鉄一枚張りの星兜や、小桜文様の鹿革を黄色に染め重ねた黄返の威が見どころで、平安期の大鎧として希少な現存例である。

紺絲威鎧〈兜、大袖付〉
広島県 平安 国宝
紺絲威鎧〈兜、大袖付〉

厳島神社に伝わる平安後期の大鎧。藍を染め重ねた黒に近い紺の威糸で黒漆塗の小札をつづり、十八枚張りの星兜と一対の大袖をそなえ、原形をほぼとどめている。社伝は平清盛の嫡男・平重盛の奉納と伝える、稀有の一領。

紺紙金字観普賢経
広島県 平安 国宝
紺紙金字観普賢経

厳島神社に伝わる国宝の一巻。紺紙に金字で写した観普賢経で、平清盛が各巻の冒頭を記し、異母弟頼盛が残りを書き継いだ両筆経である。法華経七巻とともに伝わり、見返には金泥で釈迦の説法図を描く。昭和二十九年に国宝指定。

紺紙金字法華経
広島県 平安 国宝
紺紙金字法華経

広島県の厳島神社が所蔵する国宝「紺紙金字法華経」は、平安後期に平清盛と異母弟の頼盛が合作した七巻の経典である。紺色の料紙に金泥で経文を写し、各巻の最初の数行を清盛、残りを頼盛が書いた両筆経として知られ、見返しには釈迦説法図が金泥で描かれる。

彩絵桧扇
広島県 平安 国宝
彩絵桧扇

彩絵桧扇は、広島県の厳島神社が所有する平安時代の檜扇で、昭和27年に国宝に指定された。檜の薄板34枚に金銀の箔や岩絵具で公卿や女房、紅梅などを描き、平安時代に流行した歌絵文様の実際を示す。

太刀〈銘国宗〉
広島県 鎌倉 国宝
太刀〈銘国宗〉

鎌倉時代に、鎌倉鍛冶の礎を築いたとされる刀工国宗が作った太刀。身幅広く堂々とした姿に、頭の丸い大丁子が目立つ華やかな刃文を焼き、国宗の代表作とされる。広島県福山市のふくやま美術館が所蔵する、昭和28年国宝。

太刀〈銘筑州住左(江雪左文字)〉
広島県 南北朝 国宝
太刀〈銘筑州住左(江雪左文字)〉

太刀〈銘筑州住左(江雪左文字)〉は、福山市のふくやま美術館にある南北朝時代の左文字の太刀で、昭和26年に国宝に指定された。北条氏家臣の岡部江雪斎の愛刀で、家康を経て紀州頼宣に伝わった初代左文字の傑作である。

太刀〈銘友成作〉
広島県 平安 国宝
太刀〈銘友成作〉

広島県廿日市市の厳島神社が所蔵する、古備前の刀工友成作の太刀。生ぶ茎に「友成作」の三字銘を切り、身長79.4センチメートル。社伝では平教経の佩刀と伝わる。保存がよく地刃の出来が優れる。昭和27年国宝。

太刀〈銘則房〉
広島県 鎌倉 国宝
太刀〈銘則房〉

鎌倉時代に片山一文字と呼ばれた則房が作った太刀。もとは三尺近い長大な太刀で、大丁子に重花丁子が交じる華やかな刃文を焼く。宝永4年に綱吉が家千代誕生祝いに贈った。広島県福山市のふくやま美術館が所蔵するの国宝。