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大分県の重 要 文 化 財

Important Cultural Property of 大分県

大分県に所在する重要文化財。

91 大分県
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九重塔
大分県 鎌倉前期 重要文化財
九重塔

大分県臼杵市野津町にある鎌倉時代前期の石塔1基である。所有者が集落の名と26名の個人名との二通りで記されている。相輪を欠いており、昭和29年(1954年)に重要文化財へと指定された1基の石造塔である。

神角寺本堂
大分県 室町前期 重要文化財
神角寺本堂

大分県豊後大野市朝地町鳥田にある室町時代前期の本堂1棟である。解説文の欄は空だが、附指定の欄には「なし」とある。桁行三間・梁間三間の宝形造で、明治40年(1907年)に重要文化財へ指定された1棟である。

宇佐宮神領大鏡
大分県 鎌倉 重要文化財
宇佐宮神領大鏡

宇佐宮神領大鏡は、全国4万余社の八幡宮の総本宮・宇佐神宮の神領を記録した鎌倉時代前期の根本史料です。現存する唯一の鎌倉時代古写本として重要文化財に指定されています。

紙本著色三十六歌仙切〈(兼輔)/佐竹家伝来〉
大分県 鎌倉 重要文化財
紙本著色三十六歌仙切〈(兼輔)/佐竹家伝来〉

大分県の個人が守り伝える国指定重要文化財「紙本著色三十六歌仙切〈兼輔/佐竹家伝来〉」は、鎌倉時代13世紀に描かれた歌仙絵の最高傑作「佐竹本三十六歌仙絵巻」の断簡の一幅です。藤原信実筆と伝えられる似絵風の繊細な肖像表現と、後京極良経筆と伝わる気品ある書が一体となった、王朝美を今に伝える名品です。歌人・藤原兼輔(堤中納言)の姿と詠歌が描かれたこの一幅は、紫式部の曾祖父にあたる平安歌壇の中心人物の面影を伝えます。1919年の絵巻分割「絵巻切断」事件で全国に散った37幅のうちの一つで、その流転の物語と王朝文化の精華を訪ねる旅へ、大分の地から誘います。

三浦梅園遺稿
大分県 江戸 重要文化財
三浦梅園遺稿

大分県国東市に伝わる国指定重要文化財「三浦梅園遺稿」は、江戸時代の哲学者・三浦梅園(1723〜1789)の自筆稿本類30種212冊と器物4点からなるコレクションです。西洋の弁証法哲学を先取りした独自の「条理学」の全貌を伝える一次資料として、日本思想史上きわめて高い価値を持ちます。隣接する国指定史跡の旧宅とともに、三浦梅園資料館で公開されています。

大野老松天満社旧本殿
大分県 室町後期 重要文化財
大野老松天満社旧本殿

大分県日田市前津江町に鎮座する大野老松天満社旧本殿は、長享2年(1488年)建立の三間社流造の建築で、九州では極めて稀な室町時代の本格的な神社建築として国の重要文化財に指定されています。太い木割の正統的な様式と独特の細部技法、河童の所作を模した大野楽の奉納でも知られる山深い名社です。

願成院本堂(愛染堂)
大分県 江戸前期 重要文化財
願成院本堂(愛染堂)

大分県竹田市の八幡山中腹に建つ願成院本堂(愛染堂)は、寛永12年(1635年)に岡藩二代藩主・中川久盛が飛騨の匠に造らせた竹田市最古の木造建築物です。禅宗様三手先の組物や扇垂木、軒下四隅の天の邪鬼彫刻など本格的な建築技法を備え、国の重要文化財に指定されています。本尊の愛染明王は恋愛成就のご利益で知られ、縁結びのパワースポットとしても人気を集めています。

旧矢羽田家住宅(大分県日田郡大山町)
大分県 江戸後期 重要文化財
旧矢羽田家住宅(大分県日田郡大山町)

大分県日田市大山町に移築復元された旧矢羽田家住宅は、18世紀前半に建てられた県内唯一のくど造り住宅です。国の重要文化財に指定された別棟形式の農家建築の魅力をご紹介します。

行徳家住宅(大分県日田市夜明)
大分県 江戸後期 重要文化財
行徳家住宅(大分県日田市夜明)

大分県日田市夜明に佇む行徳家住宅は、江戸時代後期に建てられた国指定重要文化財の民家建築です。久留米藩の御典医を代々務めた行徳家の旧宅で、大分県西部に特徴的な曲屋形式のL字型屋根と大庄屋階級の広い土間を備えています。借景の庭園や医療資料館とともに、無料で見学することができます。

虹澗橋
大分県 江戸後期 重要文化財
虹澗橋

大分県臼杵市と豊後大野市の境を流れる三重川の渓谷に架かる虹澗橋は、文政7年(1824年)に竣工した石造単アーチ橋です。完成当時は日本一の径間長を誇り、九州における大型石造アーチ橋建設の原点として国の重要文化財に指定されています。地元豪商3人が私財を投じて架けた歴史や、阿蘇溶結凝灰岩を用いた優美な構造美をご紹介します。

後藤家住宅(大分県大分郡野津原町)
大分県 江戸後期 重要文化財
後藤家住宅(大分県大分郡野津原町)

大分市大字荷尾杵の後藤家住宅は、庄屋を勤めた家の母屋で、桁行14メートルの茅葺寄棟造。昭和50年に重要文化財に指定された大分市最古の民家であり、広間の蔀戸、座敷の網代天井、手斧仕上げの柱や指鴨居が今も残る。

薦神社神門
大分県 江戸前期 重要文化財
薦神社神門

大分県中津市の薦神社神門は、元和8年(1622年)に中津藩主細川忠興が建立した三間一戸二重門。初重の前後に裳階をめぐらせ、縦長の比例を整えた形式は他に類例が少ない。昭和63年に国の重要文化財に指定された。

財前家宝塔
大分県 鎌倉後期 重要文化財
財前家宝塔

大分県杵築市の財前家宝塔は、元応3年(1321年)銘をもつ総高2.97メートルの国東塔である。銘文から生前供養の逆修塔と分かる。昭和29年に国の重要文化財に指定され、丘には百基余の石塔が散在している。

照恩寺宝塔
大分県 鎌倉後期 重要文化財
照恩寺宝塔

大分県国東市の照恩寺宝塔は、正和5年(1316年)銘をもつ安山岩製の国東塔。廃仏毀釈で椿八幡社の池に倒され、明治22年に照恩寺へ移された。昭和8年に国の重要文化財に指定され、塔身の曲線の美しさで名高い。

善光寺本堂
大分県 室町中期 重要文化財
善光寺本堂

大分県宇佐市の豊前善光寺に残る室町時代中期の仏堂。桁行七間、梁間五間の寄棟造で、短辺側から入る妻入の平面をとる。明治40年に国の保護建造物となり、昭和25年に重要文化財へ移行した。境内は拝観自由で外観は常時見学できる。

泉福寺開山堂
大分県 江戸前期 重要文化財
泉福寺開山堂

大分県国東市の泉福寺開山堂は、開山無著妙融禅師の石造無縫塔を覆うために建てられた堂。正面わずか4.01メートルながら細部は本格的な禅宗様で、寛永13年(1636年)の再建、昭和8年に重要文化財となった。

泉福寺仏殿
大分県 室町後期 重要文化財
泉福寺仏殿

大分県国東市の泉福寺仏殿は大永4年(1524年)建立の禅宗様仏堂。曹洞宗寺院の仏殿としては最古で、九州唯一の中世遺構として平成13年に重要文化財に指定された。37か月に及ぶ全解体修理を経て、屋根は茅葺に復原されている。

田原家五重塔
大分県 室町前期 重要文化財
田原家五重塔

大分県杵築市大田沓掛に立つ総高411センチの石造五重塔。昭和43年の解体修理で延元4年(1339年)の銘が見つかった。沓掛城主田原直平の供養塔と伝わり、昭和29年に国の重要文化財に指定されている。屋外にあり見学は自由。

長木家宝塔
大分県 鎌倉後期 重要文化財
長木家宝塔

大分県国東市国東町東堅来にある総高397センチの石造宝塔。元亨元年(1321年)に紀永貞が自らの逆修のため建てた国東塔で、在銘かつ完形のものでは最大とされる。昭和29年に国の重要文化財に指定されている。

長福寺本堂
大分県 江戸中期 重要文化財
長福寺本堂

大分県日田市豆田町の長福寺本堂は、寛文9年(1669年)建立で九州最古の浄土真宗本堂。波に雲龍の彫刻欄間と寛文当初の蓮池図が残り、平成18年に重要文化財に指定された。広瀬淡窓が24歳で塾を開いた学寮の寺でもある。