江戸
Edo江戸時代(1603 – 1868)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
香川県観音寺市の琴弾山中腹に建つ観音寺金堂。四国八十八箇所第69番札所観音寺の本堂で、延宝5年に建てられた寄棟造・本瓦葺の仏堂。第68番札所神恵院と同じ境内にある、四国霊場で唯一の一寺二霊場の中心である。
愛媛南部の山里にあった18世紀の農家。床上部の全面を竹の簀子で張り、天井を張らずに小屋組を見せる。和紙原料の楮を蒸す大釜が残る希少な民家で、昭和54年に四国村へ移築・復原され、重要文化財に指定された。
金刀比羅宮旭社は表参道628段目に建つ旧金毘羅大権現の金堂。1837年上棟、1845年落成の二重入母屋造で、屋根裏の巻雲や扉の彫刻が見どころ。1982年に重要文化財。2024年から18年計画の大改修が進む。
金刀比羅宮奥書院は1717年の書院で1955年に重要文化財。上段の間には伊藤若冲が201点の花を描いた百花図、他の間には1844年の岸岱の障壁画が残る。通常非公開で、2023年の特別展などで公開された。
金刀比羅宮の表書院は1654〜1660年の客殿で、円山応挙の遊虎図や瀑布図が5つの間に残る。前に立つ四脚門は折上格天井と透彫が見どころ。表書院は1955年、四脚門は1982年に重要文化財。開館時間と入館料も記す。
香川県さぬき市多和額東の細川家住宅は、18世紀中期頃に建てられた寄棟造・茅葺の農家。土を固めむしろを敷いた土座と竹スノコ床の座敷が残り、昭和46年に国の重要文化財に指定された。内部見学は無料で、月曜休館。
香川県丸亀市の丸亀城天守は、万治3年(1660年)完成の三重三階櫓。現存十二天守で最も小さく高さ約15メートル、昭和18年に国の重要文化財となった。観覧は9時から16時30分、大人400円。JR丸亀駅から徒歩10分。
香川県小豆島町坂手の阿波屋岡田家住宅門長屋及び納屋。江戸時代末期の商家の門長屋と納屋で、門長屋は門口の両脇に物置を従える切妻造・本瓦葺、東に接する納屋は角屋を出したコ字形平面。主屋とともに屋敷構えを伝える。
香川県綾歌郡宇多津町の宇夫階神社齋殿は、文政元年(1818年)に建てられた建築面積110平方メートルの登録有形文化財。四室を田の字型に配し、西北の部屋に床と棚と平書院を構える。神仏分離で廃された神宮寺の名残を伝える境内最古の建物。
高松市三谷町の漆原家住宅主屋は江戸後期の郷士宅。銅板仮葺の下に茅を残す四方蓋造の大屋根、式台と供待部屋、計11室の変則的な間取りを持つ。建築面積321㎡、2023年に登録有形文化財。現在も居住中で非公開。
高松市三谷町の漆原家住宅土塀は、屋敷の三方と南面西半を囲む江戸後期の土塀で延長262m。外側を漆喰で仕上げて石積に建ち、南面は切込接、堀のある三面は打込接、北東部は弧を描く。外周の塀は道から見られる。
高松市三谷町の漆原家住宅長屋門は、屋敷の南辺中央に開く江戸後期の長屋門。桁行26.3m、入母屋造本瓦葺で、門口の東に2室、西に1室を配し、東端は大工部屋と伝わる。格子の高窓が並ぶ外観は道から見られる。
香川県善通寺市の善通寺第一高校にある旧私立善通寺高等女学校の正門。大正11年(1922年)の陸軍特別大演習の統監部設置を記念して建てられた煉瓦造の門で、花崗岩の基礎に煉瓦を積み、帯飾りと笠石を載せる。
かめびし屋の赤門は、敷地北辺中央に十三号蔵の西妻と接して建つ門。間口4.5メートル、入母屋造・本瓦葺で、べんがら色に塗られることが名の由来である。もと天保14年(1843年)築の長屋門を改造したものとみられる。
香川県東かがわ市引田のかめびし屋。安永9年(1780年)築のもと主屋は、現在は事務室・展示室・店舗として使われる。建築面積372平方メートルは登録18棟中で最大で、べんがら色の壁が敷地全体の景観を導く一棟である。
かめびし屋の十一号蔵は、敷地東辺に建つ江戸後期の平屋。桁行9.8メートル、切妻造・本瓦葺で、岡田家の記録にある文化4年(1807年)上棟の「二の倉」に比定される。十四号蔵とともに創業期の歴史を伝える醤油蔵である。
かめびし屋の十号蔵は、敷地東辺のほぼ中央に建つ江戸末期の平屋。桁行11.5メートル、切妻造・本瓦葺で、現在は諸味貯蔵庫である。内部は天井が高く、もとは醤油醸造蔵であったとみられ、東辺に並ぶ蔵群の一つを構成する。
かめびし屋の十四号蔵は、三号蔵と十号蔵の間に建つ江戸後期の平屋。桁行9.8メートル、切妻造・本瓦葺で、岡田家の記録にある享和2年(1801年)上棟の「五間倉」に比定される。登録18棟のなかでも最も古い年代に属する蔵である。
香川県丸亀市の讃留霊王神社玉垣。江戸末期に築かれ明治後期に増設された総延長20メートルの花崗岩の玉垣で、御神体の讃留霊王古墳の墳頂部を方形に区画し、東側を開いて幣殿と通路で結ぶ。古墳を祀る神社を象徴する。
香川県丸亀市の讃留霊王神社鳥居。境内東端の入口から拝殿・幣殿へ上がる階段の中ほどに建つ石造の明神鳥居で、柱に「文政十三年」と刻まれる。柱をやや内側に傾け、反りの強い笠木を載せた姿が境内の景観を伝える。