鎌倉
Kamakura鎌倉時代(1185 – 1333)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
紙本著色明恵上人像は、京都の高山寺が所有する鎌倉時代の肖像画で、昭和27年に国宝に指定された。縄床樹と名付けた松の上で坐禅する明恵を描き、近侍の成忍の筆といわれる。
中世以前の歌人による自撰・自筆の歌集として日本で唯一現存する国宝『拾遺愚草』。藤原定家が約3,830首を自ら記した至宝の魅力と、800年以上守り続ける冷泉家の歴史を紹介します。
京都市左京区の藤井斉成会有鄰館が所蔵する国宝「春秋経伝集解巻第二残巻」。唐時代に中国で書写された唯一の国宝指定写本の歴史、価値、見どころ、アクセス情報をご紹介します。
京都・仁和寺に伝わる国宝『新修本草』五巻は、唐の高宗が顕慶四年(659年)に編纂を命じた世界最古の勅撰薬学書の写本です。中国本土では原本が失われたなか、鎌倉時代前期に日本で書写された本書は『新修本草』の最古層を伝える稀覯の典籍として、東洋医学史上きわめて貴重な存在となっています。
京都国立博物館に伝わる世説新書巻第六残巻は、中国の逸話集『世説新語』の現存最古写本とされる国宝です。七世紀唐代の端正な楷書で記され、紙背に密教の儀軌を写して東寺に伝来しました。ヲコト点を残す訓点資料としても貴重です。
禅院額字并牌字は、京都の東福寺が所有する南宋時代の禅院の額字と牌字19幅で、昭和49年に国宝に指定された。無準師範が弟子の円爾に送ったもので、南宋禅林の大字墨蹟の代表として特に貴重である。
承久元年(1219年)に俊芿が泉涌寺再興の浄財を募って揮毫した自筆の勧進状。宋で学んだ黄庭堅風の行書を、鴛鴦や鳳凰を刷った色変わりの料紙に記す。後鳥羽上皇も賛同し、昭和27年に国宝指定された古文書です。
京都・東福寺が所蔵する国宝。10世紀に僧・義楚が編んだ仏教類書を南宋で木版印刷した12冊で、宋版としては中国・日本を通じ現存唯一とされる。後陽成天皇宸筆の題簽を附し、通常は非公開で特別展で稀に公開される。
南宋の初代皇帝・高宗が、父である北宋最後の皇帝・徽宗の文集に自ら筆を執って記した序文。1154年に書かれた皇帝自筆の極めて貴重な書跡であり、靖康の変で失われた父への深い敬慕が込められた国宝です。胡三省や文徴明ら著名文人の跋文も伝わり、中国書法史の至宝として京都国立博物館に寄託されています。
像内納入品一切は、京都の清凉寺の本尊・釈迦如来立像の胎内に納められていた北宋時代の品々で、昭和30年に国宝に指定された。奝然が985年に宋で模刻させた像で、胎内に絹の五臓六腑が納められていた。
宋版一切経は、京都の醍醐寺が所有する南宋時代の一切経6,102帖で、平成29年に国宝に指定された。中国の福州で開版された東禅寺版と開元寺版からなり、重源の寄進と伝える質量ともに充実した一切経である。
京都・東福寺に伝わる国宝「宋版太平御覧」は、南宋時代の慶元5年(1199年)に刊行された百科事典の版本です。全1,000巻のうち103冊が現存し、日中文化交流の歴史を今に伝える貴重な書跡典籍をご紹介します。
京都・大徳寺の塔頭 龍光院に伝わる国宝「大覚禅師筆金剛経」の魅力を紹介。鎌倉・建長寺の開山 蘭渓道隆(大覚禅師)が自ら筆写した金剛般若波羅蜜経は、宋風書法の粋を今に伝える貴重な禅宗墨蹟です。
大徳寺の開山・宗峰妙超(大燈国師)が元徳2年(1330年)に女性禅者・宗悟大姉に与えた法語の墨蹟。京都・大仙院に伝わる国宝の魅力と見どころ、拝観情報をご案内します。
鎌倉時代末期、大燈国師(宗峰妙超)が弟子・関山慧玄に「関山」の号を授けた国宝の墨蹟。妙心寺の開創に繋がる禅の師弟の物語と、京都国立博物館での鑑賞案内をご紹介します。
京都・妙心寺が所蔵する国宝「大燈国師墨蹟〈印可状/元徳二年仲夏上澣〉」の魅力を紹介。宗峰妙超が弟子・関山慧玄に与えた悟りの証明書の歴史的価値と見どころを解説します。
京都・大徳寺塔頭の真珠庵に所蔵される国宝「大燈国師墨蹟〈看読真詮榜〉」の歴史的価値と魅力を紹介。禅僧・宗峰妙超による力強い宋風の書の見どころ、拝観情報、周辺スポットをご案内します。
京都・知恩院が所蔵する国宝「大楼炭経〈巻第三〉」は、唐の咸亨4年(673年)に蘇慶節が一切経として書写した貴重な仏教写経です。仏教宇宙論を説くこの古写経の歴史的価値と見どころを詳しくご紹介します。
京都・冷泉家時雨亭文庫が伝える重要文化財「長秋記」。平安貴族・源師時が書き残した院政期の日記を、鎌倉時代の歌人・藤原定家がみずから書写した古写本四巻です。鳥羽上皇の熊野御精進や白河法皇追善仏事など、宮廷儀礼の現場を今に伝えます。
京都・東福寺に伝わる国宝「無準師範墨蹟〈円爾印可状(絹本)〉」は、中国・南宋時代の高僧・無準師範が弟子の円爾弁円に悟りの証として授けた印可状です。1237年に絹本に墨書されたこの書跡は、禅宗の法脈伝承を証する第一級の歴史資料であり、力強く格調高い筆致で知られる名品です。東福寺の創建と日本禅宗の発展を物語る、かけがえのない文化遺産をご紹介します。