明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
1871年(明治4年)にイギリス人技術者トーマス・ウォートルスの設計で建設された造幣寮鋳造所の正面玄関。青竜山石によるトスカナ式列柱とペディメントが特徴の新古典主義建築で、隣接する泉布観とともに日本最古級の近代建築として国の重要文化財に指定されています。現在はフレンチレストラン「旧桜宮公会堂」として活用されています。
大阪・大川のほとりに残る旧造幣寮は、明治新政府が西洋式機械で本格的に貨幣を鋳造した近代造幣工場の遺跡。お雇い外国人ウォートルスが設計した泉布観や旧正門、衛兵詰所、日本最初期のガス灯、淀川河畔の護岸石垣などが、創業当時の姿を今に伝えている。
大阪市阿倍野区の熊野街道沿いに鎮座する阿倍王子神社旧本殿は、明治41年(1908年)に建立された国登録有形文化財です。流造の特異な意匠や、熊野信仰・安倍晴明との深い縁を詳しくご紹介します。
大阪府門真市の願得寺客間は明治期の建築。控えの座敷ながら吟味した良材と洗練された床構えを備え、床付きの六畳二室が向かい合い、南に広縁が付く。2006年に造形の規範として登録有形文化財となった。
大阪府門真市の願得寺太鼓楼は明治期の建築。切石積の基壇に載る長屋形式の一棟が街路に面し、北端の楼は真壁造で東西に花頭窓を開く。四棟で最も見やすく、2006年に登録有形文化財となった。
大阪府八尾市の慈願寺鐘楼は明治33年(1900年)建立の登録有形文化財。表門南方の切石積基壇に建ち、妻飾の虹梁大瓶束に棟方向の虹梁を組み込んで梵鐘を吊る、巧みな四方吹放しの架構をもつ。
大阪府八尾市の慈願寺脇門及び築地塀は明治初期の登録有形文化財。棟門形式の脇門から延長12mの本瓦葺築地塀が北へ延びて表門の塀に接続し、寺内町の連続する街路景観を形づくる境界である。
千早神社小宮(旧本殿)は明治七年建立で、境内の登録六件のうち最も古く、昭和三年まで本殿として使われた。一間社流造、建築面積一・三平方メートルの小社殿に、菊と波の彫刻や絵様を彫り込む。令和六年に登録有形文化財となった。
大阪府東大阪市の藤井家住宅米蔵は、敷地南東隅に建つ明治後期の土蔵造二階建。西面の戸口には木瓜を表す土戸を片引とし、両妻に円窓を穿ちます。中塗仕上げの外壁に鉢巻を巡らせ、宅地後方の景観を形づくる一棟です。
免山篤家住宅の敷地南東隅に建つ納屋。明治38年(1905年)の建築で登録八棟中最も古い。下屋や持ち送りの庇、塗り込めた大壁など、屋敷への露地の正面に立つ作業用の建物ながら外観に配慮した造りとして登録有形文化財となっている。
大阪府池田市、銘酒「緑一」を醸す吉田酒造の蔵。明治11年頃の土蔵造3階建で、四周に水切瓦をめぐらし、頂部に鍾馗と宝珠の鬼瓦を載せる。下り酒で栄えた池田の街路景観を伝える一棟。平成19年登録の登録有形文化財。
明治11年(1878年)頃に建てられた吉田酒造の主屋は、かつて四十軒近い酒蔵が並んだ大阪・池田に現存する大型町家。黒漆喰の壁、虫籠窓、袖卯建など、酒造町ならではの意匠を今に残す国の登録有形文化財です。
大阪府池田市、元禄10年創業の吉田酒造に残る登録有形文化財。明治11年頃に築かれた延長8.8mの高塀で、花崗岩布積の基礎に黒漆喰の壁、一文字瓦の屋根を備える。池田酒で栄えた商家の表構えを、旧能勢街道沿いに今も伝えている。
京都鉄道博物館に展示される二三三号機関車。明治36年度(1903~1904)に汽車製造合資会社で製造され、現存最古の国産量産型蒸気機関車として2016年に重要文化財に指定された、日本の鉄道近代化を語る貴重な産業遺産です。
国宝「青磁鳳凰耳花生〈銘万声〉」は南宋時代の龍泉窯で焼かれた砧青磁の最高峰。後西院が詩句「擣月千声又万声」から銘を授け、東福門院から毘沙門堂へと伝来した。高さ33.6cm、大阪府の和泉市久保惣記念美術館蔵。
大阪・道修町の杏雨書屋が所蔵する国宝「宋刊本史記集解」は、司馬遷『史記』最古の注釈書を宋代の木版印刷で伝える11冊。内藤湖南旧蔵の恭仁山荘善本として知られ、北宋刊本の希少性と確かな伝来で名高い逸品です。
大阪・道修町の杏雨書屋に伝わる国宝、宋版毛詩正義17冊。紹興9年(1139年)刊のきわめて希少な単疏本で、各冊の金沢文庫の蔵書印が鎌倉武家の学問との縁を示す。原本の公開機会、影印本、薬の町道修町の歩き方も紹介する。
大阪市立東洋陶磁美術館が所蔵する国宝「飛青磁花生」は、中国元時代の龍泉窯で焼かれた青磁の最高傑作です。玉壺春形の優美な姿に二十一の鉄斑が舞い、江戸時代の鴻池家から安宅コレクションへと伝わった伝来の重みも合わせ、世界に冠絶する一口として名高い名品をご紹介します。
南宋の宮廷画家・李迪が描いた国宝「帰牧図(騎牛)」。雪道を行く牛と牧童を色紙ほどの絹に精緻に表した双幅の名品で、奈良市の大和文華館が所蔵する。両幅に潜む隠し落款や、東山御物と伝わる伝来の歴史も見どころ。
大分県速見郡日出町の旧城下町に建つ梶原家住宅土蔵は、明治40年頃に建てられた国の登録有形文化財です。土蔵造の建築技術、城下町の商家文化、周辺の観光スポット情報をご紹介します。