昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
埼玉県秩父市本町の旧柿原商店店舗及び主屋は、昭和5年(1930年)に建った銘仙問屋の店と住まい。東向きの正面に下屋庇と出桁造の軒、細い格子戸が重なり、角地の目印として2002年に登録有形文化財となった。
埼玉県秩父市の旧柿原商店土蔵Aは、昭和5年(1930年)に銘仙問屋が建てた桁行3間半・梁間2間の2階建の土蔵。軒は鉢巻だけと簡素だが、腰の簓子下見板張、玉石積の基礎、トラスで組んだ小屋組など要所が丁寧である。
埼玉県秩父市の旧柿原商店土蔵Cは、昭和5年(1930年)に銘仙問屋が建てた桁行5間・梁間2間半の2階建の土蔵。3棟でもっとも大きく、内部に物置の棚が残る保存状態の良い蔵として、2002年に登録有形文化財となった。
埼玉県秩父市の旧柿原商店土蔵Bは、昭和5年(1930年)に銘仙問屋が建てた桁行5間・梁間2間の2階建の土蔵。1階の戸口と各階の窓に土を厚く塗り込めた観音扉を備え、土蔵Aと並んで建つ。2002年に登録された。
旧壺春堂醫院土蔵は埼玉県秩父郡皆野町にある昭和9年(1934年)の土蔵造2階建の蔵で、登録有形文化財。昭和38年に移築され、医院の医療機器や家財を収めた。四段の掛子塗の観音扉と北妻の扇の鏝絵が見どころ。
旧埼玉県繊維工業試験場秩父支場工場棟は秩父市熊木町にある昭和9年(1934年)の木造平屋の工場で、登録有形文化財。鋸屋根の撚糸工場と切妻屋根の染色工場がL字形に連なり、下見板張の外観で統一される。現在はちちぶ銘仙館の一部。
旧埼玉県繊維工業試験場秩父支場倉庫は秩父市熊木町にある昭和5年(1930年)の木造平屋の倉庫で、登録有形文化財。換気用の腰屋根を載せ、本館から続く吹き放しの渡り廊下が三方を庇のように巡る。現在はちちぶ銘仙館の一部。
旧埼玉県繊維工業試験場秩父支場本館は秩父市熊木町にある昭和5年(1930年)の木造平屋の事務棟で、登録有形文化財。大谷石積みの腰壁と縦長の窓、巨大な玄関ポーチがライト風の外観をつくる。現在はちちぶ銘仙館の一部。
埼玉県越谷市大間野町の旧名主・中村家の屋敷で主屋の南東に建つ昭和前期の石蔵。房州石を軒まわりの蛇腹まで丁寧に積み上げた切妻造の米蔵で、米俵が石に触れて湿らないよう内部に木枠を組む。梁を二重に重ねた和小屋を見せる。
前島密の求めに応じ明治5年に郵便取扱所を開いた諸井家が、昭和9年に建て替えた局舎。木造二階建の軸組にタイルを張り、階段手摺などにアール・デコの意匠を用いた特異な外観で知られる。旧中山道沿いに建ち、郵便局の移転後は帽子工房が入る。
埼玉県秩父市番場町の小池煙草店。秩父神社の表参道・番場通りの角地に建つ昭和初期の木造2階建の店舗兼住宅で、通り側の壁を高く立ち上げ、隅を丸めた壁面にコーニスや窓の縁取りを施す。現在はカフェとして使われている。
埼玉県本庄市の児玉町旧配水塔は、昭和六年竣工の鉄筋コンクリート造配水塔である。県技手宮原雄次郎の設計で、円窓と正面に突出する階段室をもつ。昭和三十年まで町内への給水を担い、役割を終えた現在は時報塔として使われている。
秩父市番場町の近藤歯科医院は、昭和2年(1927年)に建てられた木造の歯科医院兼住宅。通り側はハーフティンバー風の真壁造にドイツ壁風の仕上げ、内部は医院棟が洋風、住居棟が和風で、全体はL字形をなしている。
熊谷市妻沼の坂田医院旧診療所は、昭和6年(1931年)に開業した産科・内科医院の鉄筋コンクリート造の診療棟。正面はスクラッチタイル張りで、アール・デコ調の照明や当時の医療器具が残る。内部は年に数回公開される。
世界無名戦士之墓は、埼玉県越生町の大観山の山頂にある昭和29年建設の鉄筋コンクリート造の礼拝施設で、令和2年に登録有形文化財となった。戦後に身元不明の遺骨などを祀り、地域のランドマークとして親しまれている。
太陽軒は埼玉県川越市元町にある昭和4年(1929年)頃の木造2階建の店舗で、登録有形文化財。関東大震災後の復興商業建築の雰囲気を伝え、東南の角部に隅切りの玄関、円形の庇、尖頭の隅窓を集めた表現主義的な意匠をもつ。
滝岡橋は、埼玉県本庄市と深谷市のあいだで旧中山道が小山川を渡る地点に架かる昭和3年(1928年)完成の鋼製8連桁橋で、平成20年に登録有形文化財となった。花崗岩の高欄と深谷の日本煉瓦製造の煉瓦を張った橋台をもつ。
埼玉県狭山市の東京ゴルフ倶楽部クラブハウス。倶楽部創立50周年の昭和38年にアントニン・レーモンドの設計で建てられ、1階鉄筋コンクリート造、2階木造。丸太の柱梁と暖炉を備えた山小屋風ラウンジが特徴の円熟期の秀作。
埼玉県川口市の中心部に建つ鋳物業者の住宅。入母屋造桟瓦葺の主体に、切妻造洋瓦葺の別棟が正面東端から突出して接続する。一階に居間などを配し、二階に客間、別棟に洋風の玄関と応接間を設ける昭和13年頃の建築。
深谷市横瀬の日本基督教団島村教会島村めぐみ保育園別館は、群馬県側の教会から交差点を挟んだ埼玉県側に昭和28年に建てられた木造平屋の園舎。寄棟屋根の玄関と漆喰塗の妻壁で本館に倣う。平成20年(2008年)登録。