昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
長崎県島原市の堤内家住宅亭は、島原城跡三の丸の屋敷地東端に建つ昭和8年頃の寄棟造茅葺の離れ。四畳半の主室と三畳二室からなり、有明海を望む二面に縁を廻す。各室は趣を変えた数寄屋意匠。平成31年に登録有形文化財となった非公開の建物。
長崎市伊王島の高台にそびえる馬込教会(大天使聖ミカエル天主堂)は、潜伏キリシタンの子孫が建てた国登録有形文化財のゴシック様式教会。リブ・ヴォールト天井やステンドグラスの美しさ、海と白壁のコントラストをご紹介します。
長野県軽井沢町の軽井沢夏の家は、アントニン・レーモンドが昭和8年に自身の別荘兼設計事務所として建てた木造建築。バタフライ屋根と丸太の軸組で木造モダニズムを実現し、令和5年に重要文化財となった。現在はペイネ美術館として公開されている。
長野県中川村の天竜川に架かる坂戸橋は、昭和8年(1933年)に完成した鉄筋コンクリート造単アーチ橋で、令和2年に国の重要文化財に指定されました。支間70mは戦前期道路橋として現存最大、桜の名所としても親しまれる近代土木遺産の魅力をご紹介します。
長野県上田市にある上田聖ミカエル及諸天使教会堂は、昭和7年(1932年)に建てられた神社仏閣様式の木造キリスト教会堂です。入母屋造の瓦屋根に十字架が立つ独特の外観と、木曽ヒノキによる三廊式の堂内空間が高く評価され、2021年に国の登録有形文化財に登録されました。
松本市保福寺町の小澤家、主屋東の離れ。昭和初期の木造二階建で、一階は漆喰の折上天井やステンドグラス、絵タイルを配し、二階は続き間座敷とする。造形の規範として登録された近代和風の一棟。
長野県辰野町の小野下町交差点に立つ、昭和30年建設の鉄骨造火の見櫓。高さ17メートル、頂部の見張台に半鐘を吊り、軒先には蕨手状の飾りが付く。県内の火の見櫓としては初めて、令和6年に登録有形文化財となった。
旧軽井沢ハウス(旧松方家別荘)は、長野県軽井沢町に所在する国登録有形文化財の昭和初期の木造別荘です。明治の元老・松方正義の孫で、駐日米国大使エドウィン・O・ライシャワー夫人としても知られる松方春子が所有しました。赤い下見板張、切妻造、中廊下式の平面、浅間石の暖炉など軽井沢別荘建築の典型を伝え、現在は「旧軽井沢Cafe 涼の音」として誰でも内部を体験できます。
1936年(昭和11年)に建てられた旧鈴木歯科診療所(片岡山荘)は、長野県軽井沢町に残る国登録有形文化財の洋風木造建築です。弁柄色の鎧下見板と白い窓枠のコントラストが美しく、避暑地・軽井沢の歴史的景観を今に伝えています。
長野県松本市の大名町通りに建つ旧第一勧業銀行松本支店は、昭和12年(1937年)築の鉄筋コンクリート造3階建の登録有形文化財。独特のアーチ窓が特徴的な近代建築で、2万人の署名運動により保存され、現在はアルモニービアンとして営業しています。
長野県軽井沢町の愛宕山に建つ旧ハミルトンアンドハード軽井沢コテージは、1932年頃にウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した木造2階建の宣教師別荘です。東洋英和女学院の校長を務めたミス・ハミルトンと友人ミス・ハードが所有していた小さな住まいで、半世紀の時を経て発見・修復され、2015年に国の登録有形文化財となりました。現在も非公開ですが、軽井沢別荘発祥の地・愛宕山の歴史を物語る貴重な建築です。
長野県軽井沢町の旧軽井沢別荘地に建つ昭和5年頃の木造二階建。南面に広いサンルームを下屋として張り出し、玉石積の暖炉を備えたダイニングを中心に各室を配する。平成27年に国の登録有形文化財となった非公開の別荘建築です。
長野市松代町の旧山寺常山家住宅頌徳門は、昭和15年建立の棟門。間口1.9メートル、切妻造桟瓦葺で左右に袖塀を付ける。主屋を失った屋敷に建つ顕彰碑の入口で、平成26年に国の登録有形文化財となった。入場は無料。
旧山本中学校杵原校舎管理教室棟は、長野県飯田市竹佐にある昭和24年建築の木造平屋校舎で、平成17年に国の登録有形文化財となった。桁行35間の南棟で、南面中央に寄棟造の玄関ポーチが張り出す。村人が資材を持ち寄って建てた校舎である。
旧山本中学校杵原校舎教室棟は、長野県飯田市竹佐にある昭和24年建築の木造平屋校舎で、平成17年に国の登録有形文化財となった。桁行5間の教室が7室並び、北側を幅7.5尺の廊下が通る。欄間付きの引違い窓が3連一組で連なる。
長野県松本市島立に建つ旧横内医院は、1932年(昭和7年)に建てられた木造平屋建ての医院併用住宅で、2024年12月に国の登録有形文化財に登録されました。洋風意匠の医院部分と和風意匠の住宅部分を巧みに融合させた和洋折衷建築は、昭和初期の地域医療と建築文化を今に伝える貴重な存在です。
長野市上松に佇む金鵄会館は、昭和14年(1939年)に長野県立長野中学校本館として建てられた木造2階建の名校舎です。中央に宝形屋根の塔屋を戴き、左右対称の翼を広げた洋風意匠は、伝説の金鵄の飛翔を表すと言われています。国の登録有形文化財として、昭和初期の学校建築の魅力を今に伝えています。
長野市信州新町の犀川中流・久米路峡に架かる昭和8年築の鉄筋コンクリート造アーチ橋。県歌「信濃の国」に詠まれた歴史ある名所で、鉄平石を貼った優美な意匠と峡谷の絶景が魅力の国登録有形文化財です。
長野県千曲市、北国街道下戸倉宿の坂井銘醸に建つ仕込蔵。土蔵造の和の躯体に洋風のキングポストトラスを架け、腰は人造石仕上げとする。平成15年登録の登録有形文化財で、酒造コレクションとして公開されている。
長野県佐久穂町の栄橋は、昭和十三年に架けられた鉄筋コンクリート造のローゼ橋。中央支間四五メートルは戦前のコンクリートローゼ橋で国内最長で、世界初の技術を確立した技師・中島武の手による現存五橋のひとつ。令和七年に登録有形文化財となった。