昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場蚕種検査及び催青発蛾促進室は山形県新庄市にある昭和9年築の木造平屋建。寄棟造桟瓦葺で建築面積224平方メートル、東の小室と西の大室に分かれ、腰羽目や換気口など内装をよく保つ。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場蚕種冷蔵室及び蚕種保護室は山形県新庄市にある昭和9年築の平屋建。敷地で唯一の鉄筋コンクリート造で、二列各五室の冷蔵庫と西端の機械室を備え、瓦屋根の下に木造のトラスを架けている。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場宿直及び小使室は山形県新庄市にある昭和9年築の木造平屋建。建築面積93平方メートルは敷地の登録10件で最小で、外壁は鎧下見板張だが、北面のみ雪に備えて縦羽目板張に変えられている。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場第一蚕室は山形県新庄市にある昭和10年築の木造二階建。建築面積331平方メートルは4棟の蚕室のうち最大かつ最古で、屋根の棟には換気塔が載り、東端には地下貯桑室へ下りる階段が残る。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場第五蚕室は山形県新庄市にある昭和12年築の木造二階建。建築面積290平方メートルで、暖気を用いない夏蚕用の蚕室として使われ、二階は今も当時の姿をよく保持している。南面中央に出入口。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場第二蚕室は山形県新庄市にある昭和12年築の木造二階建。建築面積306平方メートルで、汽罐の暖気を送ることで春蚕と秋蚕の飼育に用いられ、西端には作業用の下屋が差し掛かっている。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場第四蚕室は山形県新庄市にある昭和12年築の木造二階建。建築面積306平方メートルで、一階には当初の間仕切や床が残る部分があり、東端の下屋からは地下の貯桑室へ階段が下りている。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場庁舎は山形県新庄市にある昭和9年築の木造平屋建の事務所建築。寄棟造桟瓦葺で建築面積259平方メートル、左右対称に四室を並べる。蚕の標本や飼育道具を置いた展示室が無料で公開されている。
旧農林省蚕糸試験場新庄支場渡廊下及び便所は山形県新庄市にある昭和9年築の平屋建。庁舎の北面から北へ延び、蚕室など各棟を結ぶ外壁付きの通路で、建築面積390平方メートルは敷地の登録10件のうち最大である。
旧農林省積雪地方農村経済調査所庁舎は、山形県新庄市石川町にある昭和12年建設の木造2階建ての庁舎で、平成26年に登録有形文化財となった。雪国の暮らしを研究した雪調の建物で、急勾配の屋根にドーマー窓を並べる。
山形県長井市の旧松岡家住宅馬屋は昭和7年(1932年)建築の馬屋。主屋の土間に接続し、内部に二つの馬房とマセ棒の穴を残す柱がある。つし二階建、元茅葺。令和4年(2022年)に国の登録有形文化財となった。
山形県長井市あら町の旧丸中横仲商店粉蔵は、昭和前期に建てられた木造平屋建の蔵。5棟で唯一の木造で、西面の窓の庇を受ける鉄製持送りの幾何模様と、妻上部のガラリが特徴。2015年に登録有形文化財となった。
山形県南陽市宮内の蔵楽(旧宮内繭市場繭蔵)三号館。昭和2年建築の鉄筋コンクリート造の繭倉庫で、敷地に残る3棟のうち最大の桁行38メートル。蚕糸業で栄えた置賜の歴史を伝え、現在は交流プラザの多目的ホールに使われる。
小嶋総本店三日月稲生社本殿は造り酒屋の中庭にまつる屋敷神の祠で、昭和4年の建築。入母屋造に向拝を付け、内部は折上格天井とする。6.9平方メートルの小さな社殿で、12件で唯一「造形の規範」として登録された。
山形県寒河江市の寒河江市役所庁舎。黒川紀章の設計で昭和42年に開庁した鉄筋コンクリート造の庁舎で、4本のコアから3・4階を吊る構成をもつ。吹抜けには岡本太郎の「光る彫刻・生誕」があり、メタボリズムの影響が明確な戦後モダニズム庁舎。
正法寺川南沢に昭和2年に築かれた堤長24m・堤高3.0mの谷積の練積堰堤。南沢の石堰堤は高さ10尺でほぼ統一され、低い堰堤の連続で渓床勾配を緩め緑の回復に寄与した。平成17年(2005年)に登録有形文化財となった。
正法寺川南沢に昭和2年に築かれた堤長26m・堤高3.0mの谷積の練積堰堤。この堰堤から下流では水通しの幅を広くとる。現場監督は県土木技手補の佐藤總一郎と伝わる。平成17年(2005年)に登録有形文化財となった。
正法寺川南沢の登録堰堤の最下流に昭和2年に築かれた堤長31m・堤高3.0mの谷積の練積堰堤。基礎岩盤に打った均しコンクリートの上に築き、両端に谷積で精緻に石を張った土堤を設ける。平成17年(2005年)に登録有形文化財となった。
山形県庄内町の立谷沢川に昭和28年に完成した瀬場砂防堰堤。堤長193メートル、堤高6メートル、河原の玉石を人の手で積んだ粗石コンクリート造で、副堰堤と二段の水叩きが四段の落差をつくる。平成29年登録。
山形市陣場の田中家住宅の門及び塀。昭和9年(1934年)頃の造りで、主屋の正面に間口4.3メートルの腕木門が立ち、袖塀から東西にのびる塀は延長68メートル。街道沿いの景観をつくるとして平成20年(2008年)に登録有形文化財となった。