大正
Taishō大正時代(1912 – 1926)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
長野県上田市にある上田蚕種協業組合事務棟は、大正6年(1917年)頃に建てられた国の登録有形文化財です。左右対称の正面やペディメントをもつ端正な洋風意匠が特徴で、蚕種製造で全国トップクラスを誇った「蚕都上田」の歴史を今に伝える貴重な建築遺産です。
長野県松本市保福寺町、旧保福寺宿の本陣を務めた小澤家の主屋。明治の火災後、大正二年に再建された妻入本棟造風の木造二階一部三階建で、三層吹抜の茶の間に天窓の光が落ちる登録有形文化財。
長野県松本市の歴史の里に移築保存された旧昭和興業製糸場は、大正14年頃に建設され平成7年まで稼働していた製糸工場です。繭の買い付けから生糸の出荷まで全工程を残す貴重な国登録有形文化財で、製糸の器械類も当時のまま保存されています。
1926年にアメリカ人宣教師ジョルゲンセンが軽井沢に建てた木造二階建ての洋風別荘。切妻造の屋根、石積みの暖炉、下見板張りの開放的な外観が特徴で、2018年に国の登録有形文化財に登録されました。宣教師たちが築いた避暑地・軽井沢の歴史を物語る貴重な建造物です。
長野県小諸市、旧北国街道沿いに建つ登録有形文化財。大正12年(1923年)築の旧清水屋は味噌・醤油の醸造商家で、帳場やトロッコレールが今も残る。見学無料、懐古園にも近い小諸宿の塗屋造の町屋を紹介します。
長野県千曲市、旧北国街道の造り酒屋・坂井銘醸に建つ大正蔵。蔵と名づくが、実際は杜氏や職方が暮らした宿泊棟「広敷」だった。土蔵造二階建の登録有形文化財で、酒蔵群は「酒造コレクション」として今に公開されている。
長野市松代町の寺町に佇む證蓮寺聖徳太子堂は、大正元年(1912年)に大火後の浄財により再建された国登録有形文化財です。妻壁の唐草文様や堂内の雲龍・瑞獣の鏝絵が巧緻な左官技術を今に伝え、親鸞聖人ゆかりの聖徳太子信仰と真田氏の城下町の歴史を体感できる隠れた名所です。
武重本家酒造の敷地に建つ大正期のL字型の穀倉、奥穀ビツ。前穀ビツから北へ延び折れ曲がる形が、造り酒屋の拡大の段階を刻む。再現の難しい登録有形文化財としての価値と見どころを、旧中山道の町並みとともに紹介する。
武重本家酒造の屋敷地西辺に建つ大正期の旧細工小屋。もと酒樽を作る細工場で、長い庇を差し出す土蔵造二階建である。造り酒屋の手仕事を伝える登録有形文化財としての見どころを、旧中山道の白壁の町並みとともに紹介する。
武重本家酒造の五号蔵は三号蔵の北に増築された土蔵造の酒蔵。地棟下面の墨書から大正十一年三月の上棟が判明する。蔵の増改築を伝える登録有形文化財としての価値と見どころを、旧中山道の白壁の町並みとともに紹介する。
武重本家酒造の離れ裏庭に建つ大正期の煉瓦造水槽。イギリス積で三十八段を積み、内部を家庭用と醸造用に分ける。造り酒屋の近代化を伝える登録有形文化財としての価値と見どころを、旧中山道の町並みとともに紹介する。
長野銘醸の敷地東寄りに南面して建つ事務所は、大正五年の木造二階建。正面に切妻破風の式台を構え、二階は鼠漆喰と欅の一枚板で飾る近代和風建築。一階の直営店では姨捨正宗など純米酒を求められる。
帳場の東に建つ大正期の土蔵造二階建。桁行6間・梁間2間半、切妻桟瓦葺で、1階を倉庫、2階は小屋組の梁を室内に見せた客室とする。縦長窓を等間隔に並べ、旅館の正面側で表構えを形づくる蔵である。
帳場の西に建つ大正5年築の大浴室。桁行6間・梁間5間半の木造平屋・寄棟桟瓦葺で、北に脱衣室の下屋を、南に女子浴室を張り出す。屋根に換気の越屋根を上げ、温泉宿の中心的な施設をなす湯殿である。
五〇番棟の西に接続する大正9年頃の木造二階建。桁行10間・梁間5間、切妻桟瓦葺で、1階に大小の客室を配し、2階に格天井と鏡天井を組み合わせた広間を設け、両妻を漆喰で塗り込める大きな棟である。
帳場の南に隣接する大正期の木造二階建(昭和24年増築)。桁行15間半・梁間4間半、寄棟桟瓦葺で1階を厨房、2階を広間とする。南北に廊下、東西に床構えを設け、格天井の優れた広間空間をなす。
大浴室の西に建つ大正7年築の離れ。桁行4間半・梁間4間半の木造平屋・入母屋桟瓦葺で、前室付きの8畳座敷に温泉浴室を添えた客室2室を並べる。外の庭と一体の、落ち着いた質の高い客室空間をなす。
奥棟の南に建つ大正9年頃の木造平屋。桁行8間・梁間5間半、寄棟桟瓦葺で、広縁付き座敷に書院の床構えを備え、続き間座敷とする客室2室を並べ、いずれにも温泉浴室を添える。質・規模とも優れる棟である。
敷地中央の北方に建つ大正7年築の木造二階建。桁行13間半・梁間6間半、入母屋桟瓦葺で、1・2階とも8畳間を中心に前室を付けた客室を配し、全室に広縁を設ける。床構え等に優れた大工技術を用いる。
長野市の善光寺表参道に建つ藤屋旅館は、江戸時代に御本陣として創業し、大正14年に洋風建築に改築された国登録有形文化財です。アール・デコ調の外観と数寄屋造りの内部が融合した「和魂洋才」の建築は、善光寺門前のランドマークとして広く親しまれています。