滋賀県の登録有形文化財
滋賀県 · 登録有形文化財
滋賀県東近江市躰光寺町の弘誓寺経蔵は、天保6年に建てられた土蔵造平屋建の経蔵。宝形造桟瓦葺の屋根と一間の向拝をもち、鐘楼の西に隣接する。書物を火から守る構えで、平成19年に国の登録有形文化財となった。
滋賀県東近江市建部下野町の弘誓寺庫裏は、文化2年に建てられた木造平屋建。建築面積310平方メートル、二重虹梁大瓶束の妻飾りを華やかに整える。本堂とともに伽藍の枢要をなし、令和3年に登録有形文化財となった。
滋賀県東近江市躰光寺町の弘誓寺庫裏門は、江戸末期に建てられた長屋門。桁行8.8メートル、漆喰の白壁に竪板と出格子窓を備え、太鼓堂に連続する。門のなかに部屋を抱える形式で、平成19年に登録有形文化財となった。
滋賀県東近江市建部下野町の弘誓寺玄関は、江戸後期に建てられた玄関建築。式台を唐破風造の檜皮葺とし、虹梁や破風に彫刻を集める。建築面積124平方メートルの大型の玄関で、令和3年に国の登録有形文化財となった。
滋賀県東近江市躰光寺町の弘誓寺鐘楼は、万治3年に建てられた一間四方の鐘楼。四方を吹き放し、内転びの円柱と化粧屋根裏を見せる。同じ境内の本堂より93年古く、平成19年に国の登録有形文化財となった建物である。
滋賀県東近江市建部下野町の弘誓寺鐘楼堂は、江戸中期に建てられた鐘楼。高い石積基壇の上に四本の円柱を内転びに立て、三段の貫と三斗組を見せる。境内では現存最古と考えられ、令和3年に国の登録有形文化財となった。
滋賀県東近江市躰光寺町の弘誓寺太鼓堂は、江戸末期に建てられた鼓楼付の建物。二階の中央に太鼓を吊り、道路側からは二層の櫓のように見える。真宗寺院らしい景観をつくる建物で、平成19年に登録有形文化財となった。
滋賀県東近江市躰光寺町の弘誓寺茶所は、安政5年に建てられた木造二階建。参詣者が休み茶の接待を受ける建物で、土間と広い板間をもつ。建築面積は120平方メートルあり、平成19年に国の登録有形文化財となった。
滋賀県東近江市建部下野町の弘誓寺中門は、江戸後期に建てられた一間薬医門。板戸の橘の透彫や鬼瓦の井桁紋が井伊家との関連を示す。間口1.8メートルの小規模ながら格調ある門で、令和3年に国の登録有形文化財となった。
滋賀県東近江市躰光寺町の弘誓寺本堂は、宝暦3年に建てられた入母屋造本瓦葺の真宗本堂。桁行22メートル、梁間20メートル、建築面積657平方メートルの規模をもち、平成19年に国の登録有形文化財となった。
滋賀県長浜市に建つ黒壁ガラス館本館は、明治33年(1900年)に第百三十国立銀行長浜支店として建てられた国登録有形文化財です。黒漆喰塗りの外壁から「黒壁銀行」と呼ばれ親しまれてきた和洋折衷の木造建築は、1989年にガラスギャラリーとして再生。年間約200万人が訪れる黒壁スクエアの象徴として、歴史とガラスアートの魅力を伝えています。
屋敷前の水路に架かる長さ1.2mの石橋。後面4.8m・前面5.8mと通りに向かって末広がりに広げ、円形の親柱を備えた高欄をもつ。水路の走る湖東の商家集落の景観を構成する、小さくも整った一基である。
主屋を囲い、化粧棟から北土蔵までを矩折れに結ぶ延長約30mの木造屋根塀。東面は真壁・桟瓦葺、北面は簡素な板塀と、面ごとに造りを変える。屋敷の内と外を分ける近江商人邸の空間構成を伝える一件。
旧藤井家住宅に残る建築面積21㎡の小さな二階建て土蔵。切石積の基礎に置屋根を架け、漆喰壁の腰下に和船の舟板を横張りする珍しい意匠をもつ。主屋とともに昭和9年頃、現在地へ移された一棟である。
滋賀・東近江の五個荘。明治初期の主屋を昭和7年に現在地へ移築し、差鴨居で固めた四間取りに座敷2室を加えた。質素な造作に家具調度がそのまま残り、倹約を旨とした近江商人の暮らしを間近に見られる。
屋敷の北面と東面の一部を囲う延長約114mの塀。主体はコンクリート造で要所を石造とし、北面に鉄扉付きの石造門を開く。板塀や土塀の多い集落で近代的な工業材料を用いた、時代の様相を示す外構である。
旧藤井家住宅の表門脇に建つ建築面積28㎡の二階建て土蔵。北土蔵より一回り大きい。簡素に見えて、妻側は縦板、庭に面する東側面は杉皮の縦張りとし、面ごとに意匠を変える造り手の工夫がうかがえる。
質素な主屋と豪華な客殿を繋ぐ建築面積約10㎡の小さな渡廊下。小丸太の垂木、長枌板の化粧屋根裏天井、色土壁と、附属ながら丁寧に仕上げる。平成14年に登録され、屋敷の構えに欠かせない一棟とされる。
滋賀県東近江市北菩提寺町の湖東町歴史民俗資料館は、昭和18年竣工の旧西押立国民学校校舎。近江商人の松居兄弟の寄付で建ち、コの字形平面と下見板・赤い桟瓦の対比が特徴。平成10年に登録有形文化財となった木造二階建である。
滋賀県長浜市木之本町のJR木ノ本駅前に佇む江北図書館は、1937年築の洋風木造建築を活用した日本でも稀有な私設図書館です。半円アーチ窓とバットレスが印象的な建物は2024年に国登録有形文化財に登録。明治時代の弁護士・杉野文彌の志から生まれ、120年以上にわたり地域が守り続けてきた歴史、約4万9千冊の蔵書、畳敷きの大広間など見どころ満載です。