徳島県・江戸
Edo徳島県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
萬福寺本堂は徳島県那賀町延野の萬福寺にある江戸時代末期の本堂で、登録有形文化財。方丈形式の六間取の平面に南と西の広縁を設け、もと茅葺の寄棟屋根の四周に本瓦葺の下屋を廻す。いわゆる四方蓋の民家風の外観に地域性が表れる。
神山町下分栗生野の粟飯原家住宅は、鮎喰川上流左岸の山裾に建つ宝永7年建築の民家。附指定の棟札が建築年代を示す。二間取りや三間取りが通例だった時代の六間取り平面は地方最古とされ、昭和51年に重要文化財に指定された。
徳島市一宮町の一宮神社本殿は、寛永7年建築の三間社流造。正面に千鳥破風、向拝に向唐破風を重ね、要所の彫刻を極彩色で仕上げる。明治の神仏分離まで四国八十八箇所第十三番札所であり、平成5年に重要文化財に指定された。
切幡寺大塔は徳島県阿波市市場町切幡の切幡寺にある元和4年(1618年)の二重塔で、重要文化財。大阪の住吉大社神宮寺の西塔を明治初年に移築したもので、初重方五間・二重方三間の平面と形態は全国で唯一。塔の歴史を考えるうえで重要な遺構。
丈六寺観音堂は徳島市丈六町の丈六寺にある慶安元年(1648年)の観音堂で、重要文化財。桁行三間・梁間四間の堂に、二重の寄棟造・本瓦葺の屋根を架ける。棟札6枚もあわせて指定されている。丈六寺には本堂・三門・経蔵を含め重要文化財が4件ある。
丈六寺経蔵(旧僧堂)は徳島市丈六町の丈六寺にある寛永21年(1644年)の建物で、重要文化財。もとは僧堂で、桁行五間・梁間三間の寄棟造・本瓦葺に八角輪蔵が付く。棟札5枚もあわせて指定されている。平成10年に丈六寺4件目の重要文化財となった。
丈六寺本堂(元方丈)は徳島市丈六町の丈六寺にある寛永6年(1629年)の建物で、重要文化財。もとは方丈で、桁行18.7メートル・梁間11.8メートルの入母屋造・本瓦葺。棟札5枚もあわせて指定されている。丈六寺には重要文化財が4件ある。
徳島県美馬市木屋平、穴吹川上流の山中に建つ江戸前期の民家。桁行22.2メートル、寄棟造茅葺の大規模な建物で、県内最古の民家として昭和51年に重要文化財に指定された。大嘗祭に麁服を調進してきた三木家の住まいである。
徳島県美馬市美馬町の安楽寺山門は、宝暦6年に建てられた三間三戸二階二重門。上重は禅宗様の三手先詰組、下重は斗を用いない特異な組物で、扉上部の中備には鬼面を飾る。平成21年に登録有形文化財に登録された。
徳島県板野郡上板町、四国八十八ヶ所第6番札所の安楽寺方丈は、江戸時代後期に建てられた木造平屋建の座敷。周囲を本瓦葺とする入母屋造茅葺で、上段の間は藩主の座所と伝わる。平成21年に登録有形文化財に登録された。
大泉堂は徳島県つるぎ町貞光にある江戸時代中期の堂で、登録有形文化財。端四国八十八箇所霊場の第十三番札所で、桁行4.0メートルの宝形造・本瓦葺の三間堂とし、三方を吹き放ちとする。縁のない簡易なつくりながら重厚な雰囲気を見せる。
皆瀬堂は徳島県つるぎ町貞光にある文化13年(1816年)の堂で、登録有形文化財。端四国八十八箇所霊場の第三十四番札所で、宝形造・桟瓦葺の三間堂の北面に仏間を設け、南と東を吹き放ちとして縁を付ける。簡易なつくりが地域の信仰を伝える。
徳島県美馬市の鎌村家住宅主屋は、天保10年(1839年)に建てられたつし2階の住宅。妻壁まで漆喰で塗り込めた大壁と本瓦葺の二段の屋根をもち、屋敷の中心となる建物として、2007年に登録有形文化財に登録された。
徳島県美馬市の鎌村家住宅中庭土塀は、江戸時代末期の瓦葺の土塀で延長16メートル。屋敷を囲んでいた土塀の名残の一つだが、文化庁の公開データベースでは解説欄が東井戸と同じ文面になっており、塀の細部は確かめられない。
徳島県美馬市の鎌村家住宅西土塀は、屋敷地の西端を区切る江戸時代末期の土塀。蔵の南妻から南へ14メートル延び、高さ1.5メートルで頂部は桟瓦葺。かつては両端に建物が取り付いていた。2007年に登録有形文化財に登録。
旧大磯家住宅は徳島県板野郡松茂町広島の阿波之里に移築された天保年間(1830〜1843年)の木造平屋建の住宅で、登録有形文化財。藍の製造と商取引で栄えた家の住宅で、太い柱や梁を用いた架構に特徴がある。
徳島県徳島市川内町の阿波十郎兵衛屋敷に建つ旧西野家住宅辰巳座敷は、江戸末期の藍商屋敷から昭和29年に移築された二一畳の座敷。床廻りの銘木と彫物のある筆返しが評価され、令和6年3月に国の登録有形文化財に登録された。
徳島県徳島市川内町の阿波十郎兵衛屋敷東辺に開く旧西野家住宅長屋門は、安政2年建造の入母屋造本瓦葺で、昭和29年に現在地へ移築された。簓子下見板張の腰と出格子を備え、歴史的景観への寄与から令和6年3月に国の登録有形文化財となった。
吉良堂は徳島県美馬郡つるぎ町貞光字吉良に建つ文化7年建立の三間堂。寄棟造茅葺で三方を吹放ちとし、正面中央間に虹梁をかけ、背面中央間に円柱を立てる。端四国八十八箇所第三十番札所として平成29年に国の登録有形文化財となった。
栗尾家住宅主屋は徳島県三好市東祖谷釣井にある江戸末期の農家主屋。南面する寄棟造茅葺で、東から土間付の茶ノ間、中ノ間、座敷を並べ、正面の濡縁中央に便所を設ける。平成31年に造形の規範として登録有形文化財となった。