福島県の登録有形文化財
福島県 · 登録有形文化財
国会議事堂を設計した矢橋賢吉監修の郡山市公会堂。1924年竣工のネオ・ルネサンス様式建築は、ステンドグラスやルネサンス様式の天井が美しい国登録有形文化財。郡山の開拓精神を象徴する大正ロマン建築の見どころを紹介。
福島県大熊町大川原に建つ石田家住宅主屋は、建築面積230平方メートルの江戸時代末期の農家建築。南北二列に六室を並べた間取と、床・棚・付書院を備えた西端の座敷が上層農家の家格を示す。令和元年12月登録。
福島県大熊町大川原に建つ石田家住宅土蔵は、明治時代前期の土蔵造二階建で建築面積45平方メートル。本体の上に別構造の屋根を架ける置屋根形式をとり、東妻の下屋を蔵前として扉口を設ける。令和元年12月、主屋ほか3件とともに登録。
福島県大熊町大川原に建つ石田家住宅籾蔵は、建築面積11平方メートルの板倉で、石田家住宅の登録4件で最小。柱の溝に横板を落とし込み、床を土台より一段上げることで、籾米の貯蔵に必要な通気を確保している。令和元年12月に登録。
福島県大熊町大川原に建つ石田家住宅門は、明治時代中期の切妻造桟瓦葺で、桁行梁間とも一間、間口2.7メートル。敷地南面の水路に架かる石橋を覆って建ち、門をくぐる動作と水を渡る動作が重なる。令和元年12月に登録。
和泉屋旅館主屋は、昭和9年5月の田島大火の直後に越後の棟梁が建てた木造2階建の旅館建築。組物を添えた向唐破風の大玄関が国道121号に面し、平成11年に登録有形文化財となった。戦後の進駐軍指定旅館時代の洋間も残る。
和泉屋旅館土蔵は、奥行きの長い敷地の中央東端に建つ妻入の土蔵造2階建。様式から明治期の建築と推定され、置屋根の上部には昭和9年の大火の跡が残る。営業用の什器を納めた蔵で、平成11年に登録有形文化財となった。
福島県いわき市・磐城桜が丘高校の敷地内にたたずむ桜丘会館は、昭和13年(1938)に建てられた旧磐城高等女学校の図書館兼同窓会館。丸窓や欠円アーチの縦長窓など昭和前期の建築潮流を伝える木造2階建てで、平成26年に国の登録有形文化財に登録されました。
福島県南相馬市鹿島区栃窪にたたずむ大谷家住宅中蔵は、昭和初期に建てられた土蔵造二階建の国登録有形文化財です。東蔵・門とともに浜街道と奥州街道を結ぶ「塩の道」沿いに並び、渦紋入りの鉢巻や海鼠壁など華やかな意匠を伝えます。酒や醤油を収めた蔵と、その背景にある相馬の交易文化をご紹介します。
福島県南相馬市鹿島区栃窪に建つ大谷家住宅東蔵は、明治後期の土蔵造2階建米蔵。陸前浜街道と奥州街道を結ぶ塩の道沿いに建ち、海鼠壁や水車紋の鏝絵など華やかな意匠を伝える国登録有形文化財です。中蔵・門と一体で栃窪地区を象徴する歴史的景観を形づくります。
福島県南相馬市鹿島区栃窪に佇む大谷家住宅門は、浜街道と奥州街道を結ぶ「塩の道」沿いに建つ国登録有形文化財。昭和前期に建てられた高麗門様式の木造門で、両脇の東蔵・中蔵とともに物流拠点として栄えた商家の面影を今に伝えます。
福島県三春町の旧吉田家住宅主屋は、生糸商人・吉田誠次郎が明治28年頃に建てた住宅。黒柿や棕櫚、埋れ木といった銘木を部屋ごとに使い分けた数寄屋造りで、令和2年に国の登録有形文化財となった。三春町文化伝承館として無料公開。
福島県三春町の旧吉田家住宅紫雲閣は、生糸商人・吉田誠次郎が謡曲の場として高台に建てた土蔵造2階建の座敷蔵。二階は軸部を赤色系に仕上げ、床柱と落掛に龍彫刻を巻く赤漆の「漆の間」。令和2年に国の登録有形文化財となった。
福島県伊達郡桑折町の旧奥州街道沿い、蚕物商の店蔵の東に接続して建つ明治41年築の木造平屋建の主屋。四室のうち北東隅を床構え付きの座敷とし、東に風呂便所の角屋が延びる。令和6年3月に登録有形文化財となった。
福島県伊達郡桑折町の旧奥州街道に西面する土蔵造二階建の店蔵。明治41年に蚕物商が建て、一階のミセに摺上戸を残し、二階の一室を繭の保管場とした。外壁を軒まで塗込めた重厚な構えで、令和6年3月に登録有形文化財となった。
福島県天栄村の岩瀬湯本温泉、その中央通りの最奥に建つ建築面積405平方メートルの茅葺旅館。傾斜地のため各階の床高に段差があり、一階の茶の間は屋根裏まで吹き抜ける。明治四年頃の建築で、平成29年に登録有形文化財となった。
福島県南会津町田島の曹洞宗寺院、徳昌寺の庫裡。部材の墨書から文政3年の建立と判明した木造平屋建で、建築面積297平方メートル。六間取の平面に南入母屋・北切妻の屋根を架け、平成13年に国の登録有形文化財となった。
福島県南会津町田島の曹洞宗寺院、徳昌寺の境内に建つ金毘羅堂。堂内の遷宮銘札から安永5年の建立とわかり、大工は田島東町の佐藤忠治。建築面積10平方メートルの三間堂で、平成13年に国の登録有形文化財となった。
福島県南会津町田島の曹洞宗寺院、徳昌寺の本堂。天保15年に越後蒲原郡の大工源蔵が建てた木造平屋建で、建築面積327平方メートル。六室構成の平面とたちの高い比例が評価され、平成13年に国の登録有形文化財となった。
福島県喜多方市の笹正宗酒造に祀られた屋敷神の社。明治十九年造営の一間社流造・銅板葺で、小規模ながら丁寧な社殿建築として二〇二一年に登録有形文化財となった。二〇二六年の火災を免れた二件の一つである。