兵庫県の登録有形文化財
兵庫県 · 登録有形文化財
兵庫県尼崎市長洲本通の上原家住宅米蔵は、旧中長洲村の庄屋屋敷の西に建つ土蔵造2階建の蔵。江戸後期の建築で、登録された6棟のうち最も古い。漆喰塗りの壁の北・西面を竪板張とし、離れや門と一体で表構えをつくる。
兵庫県尼崎市長洲本通の上原家住宅主屋は、旧中長洲村の庄屋屋敷の母屋。江戸末期の木造平屋建で、床上を六間取とし大黒柱を2本立てる。漆喰塗りの重厚な外壁をもち、2011年に造形の規範として登録された。非公開。
兵庫県尼崎市長洲本通の上原家住宅納屋は、旧中長洲村の庄屋屋敷で主屋の東につながる木造2階建。明治前期に建ち後期に増築、1階は土間の作業場、2階に座敷2室を置く。路地側は屋根を二重にし壁を主屋とそろえる。
兵庫県尼崎市長洲本通の上原家住宅離れは、旧中長洲村の庄屋屋敷の南西隅に建つ明治前期の平屋。床の間と棚を備えた6畳の座敷1室で、北側の階段は隣の門の2階へ通じる。竪板張の壁に出格子窓を付け軒を塗り込める。
兵庫県尼崎市長洲本通の上原家住宅南蔵は、旧中長洲村の庄屋屋敷の南東隅に西面して建つ明治前期の土蔵造平屋建の蔵。腰を海鼠壁とし、西の出入口に軍配風の模様を表した漆喰塗りの引戸を立てる。1986年に改修。
兵庫県尼崎市長洲本通の上原家住宅門は、旧中長洲村の庄屋屋敷の西に開く明治前期の2階建の表門。門口に鏡柱を立てて欅の板戸を吊り、両側に潜戸を開く。北の米蔵や南の離れと棟の高さを違えた二段の屋根が見どころ。
魚橋家住宅内蔵は姫路市の魚橋家住宅で離れ座敷の西後方に建つ大正5年の衣装蔵。土蔵造2階建で桁行5.9m、梁間3.8m。漆喰壁に鉢巻を廻らし、戸口のある東面の腰だけを海鼠壁とする。平成26年に登録された。
魚橋家住宅主屋は姫路市威徳寺町の野里街道に東面する明治33年の町家。起りをつけた本瓦葺、出格子と駒寄せ、黒漆喰の出桁造の2階に木瓜形の虫籠窓を並べる。平成26年に登録有形文化財。外観は通りから見られる。
魚橋家住宅外蔵は姫路市の魚橋家住宅の西奥に南北棟で建つ明治40年の道具蔵。土蔵造2階建で桁行14.5m、梁間5.1m。漆喰壁の腰を竪板張とし、内部は南北2室でそれぞれに戸口がある。平成26年に登録された。
魚橋家住宅離れ座敷は姫路市の魚橋家住宅で主屋の後方に建つ大正5年ごろの客座敷。入母屋造で縁と下屋を廻らし、10畳の主室と次の間からなる。付書院や欄間に格狭間と組子の繊細な意匠が入る。平成26年に登録された。
魚橋呉服店北土蔵は姫路市威徳寺町の魚橋呉服店で店舗兼主屋の東後方に建つ大正14年ごろの土蔵。桁行8.3m、梁間3.9mで南北2室に分かれ、それぞれに戸口と庇がある。腰に竪板や割竹を詰打ちとする。平成26年に登録。
魚橋呉服店店舗兼主屋は姫路市威徳寺町の野里街道に西面する大正14年の呉服商の町家。2階は出桁造で軒蛇腹まで塗り込め、ガラス窓を設ける。土間のミセと格天井のミセノマ、吹抜の高欄が残る。平成26年に登録。
魚橋呉服店南主屋は姫路市威徳寺町の野里街道沿いで魚橋呉服店の南側を占める明治32年の町家。北隣の店舗兼主屋より軒が低く、出桁造の2階を垂木まで塗り込めて虫籠窓を並べる。平成26年に登録有形文化財となった。
魚橋呉服店南土蔵は姫路市威徳寺町の魚橋呉服店で南主屋の東後方に建つ明治32年ごろの土蔵。桁行4.6m、梁間3.3mと小さく、南端に漬物蔵が付く。腰は海鼠壁で、西面の戸口に掛子塗の扉を開く。平成26年に登録。
雲松寺玄関及び庫裏は姫路市河間町の雲松寺で本堂の東に建つ昭和5年(1930年)頃の建物で、登録有形文化財。唐破風屋根の式台を付けた玄関棟に庫裏がL字につながり、庭を望む座敷には雁・松・竹・梅の襖絵を建てる。
雲松寺山王堂は姫路市河間町の雲松寺境内にある昭和6年(1931年)の小堂で、登録有形文化財。山王権現を祀り、桁行3間・梁間3間半の入母屋造・本瓦葺に1間の向拝を付け、正面にガラス戸を建てた近代らしい仏堂。
雲松寺山門及び袖塀は姫路市河間町の雲松寺入口に建つ江戸時代中期の鐘楼門と土塀で、登録有形文化財。下層の四隅に角柱と円柱を対に立て、上層は二手先の組物に高欄付きの縁を廻らす。大正4年(1915年)に移築された。
雲松寺本堂は姫路市河間町にある宝暦元年(1751年)の黄檗宗の本堂で、登録有形文化財。入母屋造・本瓦葺の屋根の四周に裳階を廻らせ、扇垂木の軒と六間取の平面をもつ、播磨の黄檗宗寺院を代表する建築のひとつ。
兵庫県丹波市の慧日寺裏門は、庫裏の東正面に建つ江戸中期の一間薬医門で、間口2.3m。五平の本柱に冠木を渡し、控柱間に絵様木鼻付の頭貫を通す。登録5棟で最古の建物で、復興期の境内北側の構えを示す門である。
兵庫県丹波市の慧日寺経蔵は、方丈の東正面に西面して建つ江戸後期の土蔵造2階建の経蔵。内部の4.9m四方の吹抜けの奥に須弥壇を構え、扇垂木の軒をもつ宮殿風経庫を置く。再現困難として登録された唯一の棟である。