重要文化財
Important Cultural Property日本の重要文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
建長元年(1249)から明治初年まで、およそ620年分。日常置文に始まり、千葉氏の寄進状や大奥の参詣書状に至る839通が令和6年に重要文化財へ。市川・中山の大本山と、その文書が語る歴史を訪ねる手引き。
千葉県市川市の法華経寺が護持する日蓮の自筆遺文。巻子56巻ほか百余点に及ぶ真蹟で、富木常忍ら在家の信者に宛てた書状と論述が中心をなす。昭和42年に重要文化財へ指定され、現在は境内の聖教殿に保管されている。
大阪府枚方市に鎮座する片埜神社本殿は、慶長7年(1602年)に豊臣秀頼が再建した三間社流造・檜皮葺の重要文化財建造物です。大阪城の鬼門鎮護の社として、朱漆塗に極彩色の壮麗な桃山建築と、四面を飾る精巧な蟇股彫刻が見どころです。
大阪府枚方市に鎮座する交野天神社本殿は、応永9年(1402年)建立の一間社流造・檜皮葺の社殿で、枚方市内最古の建築物として国の重要文化財に指定されています。延暦6年(787年)に桓武天皇が父・光仁天皇を祀るために設けた郊祀壇を起源とし、鎌倉時代の様式を残す繊細な蟇股彫刻や、継体天皇の樟葉宮跡伝承地など、千年を超える歴史の重層を今に伝えます。
大阪府枚方市の交野天神社に鎮座する末社八幡神社本殿は、室町中期の一間社流造・檜皮葺の社殿。大正6年指定の重要文化財で、隣の本社本殿と並び立ち、二軒繁垂木や向拝の蟇股の透彫など小ぶりながら見どころに富む。
大阪府河内長野市の観心寺に残る恩賜講堂は、昭和3年(1928年)の昭和天皇即位大礼の大饗宴場を移築・改造した建物です。宝相華文様の天井装飾やシャンデリアが残る和洋折衷の大空間は、当時の饗宴場の姿を伝える唯一の現存例として平成29年に重要文化財に指定されました。
大阪府河内長野市の観心寺に佇む訶梨帝母天堂は、天文18年(1549年)再建の一間社春日造の社殿で、国の重要文化財に指定されています。子どもの守護神・訶梨帝母(鬼子母神)を祀るこの小堂は、檜皮葺の屋根と軒唐破風が美しい室町後期の貴重な建築遺構です。
大阪・河内長野の観心寺に残る書院。正保4年(1647年)の建立で、旧子院槇本院の一郭に持仏堂や庫裏とともに伝わる重要文化財である。通常は非公開だが、隣接する庫裏の精進料理店から、同じ土塀の一郭に入ることができる。
大阪・河内長野の観心寺に建つ建掛塔は、三重塔として着工しながら初層だけで工事が止まった「未完の塔」。楠木正成の発願、湊川での討死、文亀2年(1502)の再建という経緯をもつ重要文化財で、茅葺の宝形屋根が特徴です。
大阪府貝塚市の願泉寺は「ぼっかんさん」と親しまれる貝塚御坊である。卜半家が地頭として明治初年まで寺内町を治め、一時は本願寺の本山ともなった。本堂・表門・太鼓堂の江戸期三棟が国の重要文化財に指定されている。
大阪府池田市の久安寺楼門は、室町時代中期に建てられた三間一戸の二階建ての門で、境内最古の建物である。和様を基調に頭貫の木鼻などへ禅宗様を取り入れ、四隅へ向かう軒の反りの美しさで知られる国の重要文化財。
大阪府豊中市の金禅寺に建つ三重宝篋印塔は、貞和5年(1349年)に建立された国指定重要文化財です。日本でも極めて稀な三重構造の笠を持ち、花崗岩製の塔身には四仏が梵字と像容で表現されています。行基開創の古刹を鉄眼禅師が黄檗宗寺院として復興した金禅寺で、南北朝時代の石造美術の逸品をご覧ください。
大阪府堺市西区草部に鎮座する日部神社の本殿は、南北朝時代(1369年頃)に建立された国指定重要文化財です。正面切妻造・背面入母屋造の珍しい屋根形式と、牛頭天王にちなんだ牛や唐獅子、碁を打つ人物など多彩な蟇股彫刻が見どころです。式内社としての格式、神武天皇東征伝説、浦島太郎伝説とのつながりなど、千年を超える歴史の重層を感じられる貴重な文化遺産です。
大阪市平野区の杭全神社に並ぶ三棟の本殿のうち、左端が第一殿。元禄3年(1690年)に春日大社本社の第三殿として建てられ、正徳元年(1711年)に移された。後世の改修が少なく旧規をよく保つ一間社春日造の重要文化財です。
大阪市平野区の杭全神社に並ぶ三棟の本殿のうち、右端の第三殿は永正10年(1513年)の建立。一間社春日造・檜皮葺で、大阪市内最古級の木造建築のひとつ。隣の第二殿(流造)と見比べられ、1949年に重要文化財に指定された。
杭全神社の拝殿背後に並ぶ三殿のうち中央に建つ第二殿。永正十年(一五一三)建立の三間社流造で、大阪市内に残る最古級の社殿の一つです。棟札が建立年を伝え、室町時代末の姿を改変少なく今に保つ重要文化財です。
大阪府泉佐野市日根野に建つ慈眼院金堂は、明治36年(1903年)に重要文化財に指定された鎌倉前期の小堂建築です。桁行三間、梁間三間、一重、寄棟造、向拝一間、本瓦葺の端正な姿で、隣接する国宝・多宝塔と並び立つ景観は日本遺産「日根荘」の象徴的な眺め。創建は天武天皇2年(673年)と伝わり、本尊薬師如来の祈り、苔の庭園、そして700年以上守り継がれてきた中世荘園の風景が訪れる人を迎えます。
大阪市天王寺区にそびえる勝鬘院塔婆(通称:愛染堂多宝塔)は、慶長2年(1597年)に豊臣秀吉により再建された桃山時代を代表する多宝塔です。高さ約22.44m、一辺約6.5mの堂々たる規模を誇り、大阪市内に現存する最古の木造建造物として国の重要文化財に指定されています。蟇股に十二支が彫られた意匠や、内部を覆う立体金剛界曼荼羅も必見。毎年6月30日〜7月2日の愛染まつり期間中にはご開帳され、桃山建築の内部空間を体感できます。
大阪府富田林市の重要伝統的建造物群保存地区・寺内町に佇む旧杉山家住宅は、17世紀中頃に建てられた国指定重要文化財の商家建築です。寺内町創設の八人衆の一家として町の経営に携わり、酒造業で繁栄した杉山家の壮大な屋敷は、南河内地方の農家風建築と洗練された商家座敷が共存する貴重な遺構。明星派歌人・石上露子の生家としても知られています。
住吉大社の摂社・大海神社本殿は、宝永5年(1708年)造営の重要文化財。国宝の四本宮より古く、正規の住吉造社殿としては現存最古とされる。海宮の神・豊玉彦命と豊玉姫命を祀り、社前には潮満玉を沈めたと伝わる玉の井が残る。