長野県・江戸
Edo長野県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
中房温泉田村薬師堂は安曇野市の中房温泉に建つ嘉永元年(1848年)の宝形造の小堂。坂上田村麻呂が傷ついた兵を湯で癒したという開湯伝説にまつわり、円柱が直接桁を受ける簡素な造りで、1975年に改修された。
中房温泉土蔵は安曇野市の中房温泉に建つ嘉永7年(1854年)の木造2階建の倉で、明治期に移築された。角柱に横板を建て込んだ板蔵の外壁に土を塗ったとみられ、山村に多い蔵の一例として登録有形文化財となった。
中房温泉山の神の社は安曇野市の中房温泉にある江戸末期の小社。陰刻のある巨岩の上に鎮座する一間社流造で、柿葺の屋根をもつ。虹梁大瓶束や二軒繁垂木など本格的な部材を、ごく小さな規模に丁寧に組んだ社殿である。
長野県安曇野市三郷温の中村家住宅裏土蔵は、江戸末期に建てられ明治20年(1887年)に移築された土蔵です。北半分を味噌蔵とし、軒下まで塗り込めた外壁に東面の下屋が付く、中信地方に多い形式をよく示します。
長野県安曇野市三郷温の中村家住宅表土蔵は、文政3年(1820年)建築の土蔵造2階建てです。置屋根を載せ、小屋に牛梁と登り梁を用い、外壁は中塗りで仕上げます。屋敷5棟のうち年代が確定する最古の建物です。
長野県小谷村千国の中村家住宅主屋は、JR南小谷駅の北東の高台に西面して建つ江戸時代末期の農家です。寄棟造茅葺(鉄板仮葺)で棟に越屋根を載せ、土間と旧マヤ、床と付書院を備えた続き座敷を持つ大きな農家です。
長野県安曇野市三郷温の中村家住宅主屋は、江戸後期に建てられた妻入の本棟造の民家です。桁行8間半・梁間7間半、243平方メートルの平屋で、9坪のオエを中心に6室が並び、差鴨居の多用に時代の特徴が表れます。
野中家住宅主屋は長野県長野市松代町松代の夏目小路に建つ江戸時代後期の主屋で、登録有形文化財。木造つし2階建の寄棟造・桟瓦葺で、北面中央に式台を構え、座敷10畳ほか3室を食い違いに配し、東の妻に茶室が突き出す。旧武家住宅の威厳ある外観をもつ。
梅翁院本堂は長野県長野市松代町松代の松代城下の東寄りに南面して建つ文久元年(1861年)の本堂で、登録有形文化財。前土間をもつ六間取の方丈型の平面とし、要所に虹梁を架けるほかは簡素な意匠で、近世の曹洞宗寺院本堂の様相を伝える。
長野県松本市波田の波多腰家住宅主屋は、寛延元年(1748年)頃の本棟造の庄屋住宅である。西妻を正面に式台と出格子を構え、棟に雀踊りを飾る。平成12年に国の登録有形文化財となり、市の文化財にも指定された。
長野市松代町の八田家住宅大土蔵は、江戸時代後期にさかのぼる土蔵造2階建ての蔵で、登録された6件のうち唯一明治より古い建物。白漆喰の壁を鉄板で覆い、開口部を南の妻壁だけに集めている。2005年に登録有形文化財となった。
長野市松代町清野の離山山上に建つ離山神社拝殿・祝詞殿及び本殿上屋は、文化13年建立の複合社殿。入母屋造の拝殿は側面の縁を斜面へ張り出す懸造とし、3棟を桟瓦葺の屋根でつなぐ。令和6年に国の登録有形文化財となった。
長野市松代町清野の離山山上に鎮座する離山神社本殿は、建築面積わずか3.4平方メートルの一間社流造。連三斗を組み、大瓶束の豕扠首で妻を飾り、彩色を残したまま覆屋に納まる。令和6年に国の登録有形文化財となった。
長野市松代町の歴史的みちすじに西面して建つ長屋門。桁行七間半、梁間二間、茅葺の上に鉄板を仮葺きする。江戸後期の建築で、平成17年に国の登録有形文化財となった。真壁造の白漆喰と押縁下見板張の腰が街路の景観をつくる。個人所有のため非公開。
原山家住宅表門は長野市松代町馬場町にある江戸後期の薬医門。間口3.6m、切妻造桟瓦葺で、北0.9m南0.6mの袖壁と潜り戸をもつ。主屋を含まず、通りに面する仲間部屋・表門・塀の三件が平成22年に登録された。
原山家住宅仲間部屋は長野市松代町馬場町にある江戸後期の木造2階建。建築面積69平方m、通り側に平格子・出格子・肘掛手摺の三窓を開く。武家に雇われた奉公人の居所で、平成22年に表門・塀とともに登録有形文化財となった。
原山家住宅塀は長野市松代町馬場町にある江戸後期の土塀。高さ約1.8m、延長12m、柱間1.2m。通り側は大壁、敷地内側は真壁で貫をあらわす。歴史的景観への寄与を理由に平成22年に登録有形文化財となった。
長野県塩尻市広丘原新田、善光寺街道沿いに西面する江戸末期の本棟造の主屋。庄屋を務めた平林家の住まいで、雀踊りを戴く切妻妻入の外観と式台玄関から上座敷への構えが残る。明治天皇巡幸時の御小休所。個人住宅。
長野県大町市の旧塩問屋・平林家の主屋北側に建つ江戸後期の土蔵。文庫蔵に漬物蔵と塩蔵を明治2年に継ぎ足し、置屋根でまとめた1棟で、塩蔵には塩のにがりを溜める仕組みが残る。塩の道ちょうじやの見学順路で公開。
長野県小布施町の平松家住宅北土蔵は江戸末期の土蔵造2階建。主屋の北に建ち、切妻造置屋根の桟瓦葺。漆喰仕上げで腰を板張とし、西面に鏝細工の家紋を飾る。鉢巻や窓まわりも丁寧で、平成23年に登録有形文化財となった。