江戸
Edo江戸時代(1603 – 1868)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
徳島県板野町の地蔵寺不動堂は、四国霊場第五番札所の本堂北側に接して建つ江戸後期の仏堂です。内部は一室で中央に護摩壇を置き、二重虹梁大瓶束の妻面彫刻で知られます。平成23年に国の登録有形文化財となりました。
徳島市国府町に静かに佇む蔵珠院茶室は、2021年に国登録有形文化財に登録された江戸末期の数寄屋造の名建築。茶室二室・水屋・控室・上の間の五つの部屋に多様な銘木をふんだんに使い、部屋ごとに趣を変えた上質な意匠が凝縮されています。平安時代開創の古刹の境内で、四国八十八箇所の札所群と合わせて巡りたい穴場の歴史スポットです。
徳島市国府町・蔵珠院に伝わる「まい込み泉」は、西日本では類例稀な螺旋通路付きの井戸。江戸時代末期に築かれ、令和3年に国登録有形文化財となった貴重な水利遺産の歴史と魅力を、周辺の四国八十八箇所霊場とあわせてご紹介します。
徳島県三好市の秘境・祖谷渓に佇む篪庵(ちいおり)は、江戸時代中期に建てられた築約300年の茅葺き古民家で、国の登録有形文化財です。アメリカ人東洋文化研究者アレックス・カー氏が1973年に購入・修復し、「笛の家」と名付けたこの建物は、現在は一棟貸しの宿泊施設として、日本の失われゆく農村文化を体感できる特別な場所となっています。
徳島県阿南市椿町に鎮座する椿八幡神社本殿は、安政3年(1856年)に建立された国登録有形文化財です。建築面積わずか4.7㎡ながら、尾垂木付二手先の詰組や二重虹梁の妻飾り、精緻な彫刻装飾など、大規模社寺に匹敵する高度な技法が凝縮された社殿建築。四国最東端の蒲生田岬にもほど近い、海辺の静かな集落に佇む隠れた文化財です。
徳島県つるぎ町貞光に佇む日浦堂は、天明8年(1788年)建立の国登録有形文化財。端四国八十八箇所霊場第26番札所として、装飾豊かな三間堂と山里の信仰文化を今に伝えています。
徳島県那賀町、高野山真言宗・圓明山萬福寺の境内に残る萬福寺蔵は、江戸末期に建てられた土蔵造2階建の貴重な建造物です。丁寧な漆喰塗の外壁と、妻面に施された珍しい松の鰭付き懸魚が、地方寺院に息づく職人技の高さを今に伝えます。平成17年に国の登録有形文化財に登録されたこの小さな蔵を、四国山間の景勝とともにご紹介します。
徳島県那賀郡那賀町延野にある圓明山萬福寺の鐘楼は、平成17年に国の登録有形文化財として登録された歴史ある建造物です。文治2年(1186年)創建の古刹と、秘境の自然に包まれた境内の魅力をご紹介します。
徳島県名西郡石井町に建つ蓮光寺山門は、禅宗様と和様が融合した折衷様式の鐘楼門。文政年間に再建された国登録有形文化財の見どころやアクセス情報をご紹介します。
栃木県真岡市に鎮座する大前神社は、1500年以上の歴史を持つ延喜式内社です。だいこく様とえびす様を祀り、宝永4年(1707年)建立の本殿と17世紀末期の拝殿及び幣殿は、名工・島村円哲による極彩色の装飾彫刻が施され、平成30年に国の重要文化財に指定されました。北関東における装飾神社建築の先駆けとして高い歴史的価値を有しています。
栃木県日光市に位置する輪王寺大猷院霊廟は、徳川三代将軍・家光公の廟所として承応2年(1653年)に造営されました。国宝の本殿・相の間・拝殿をはじめ22件の指定文化財建造物が建ち並び、ユネスコ世界遺産「日光の社寺」の構成資産として登録されています。金と黒を基調とした重厚な意匠、狩野探幽筆の天井画、五つの門をくぐって天上界へ昇るような参拝体験など、東照宮とは異なる静謐な魅力をご紹介します。
日光東照宮への参道として植えられた杉並木。松平正綱が20余年かけて植樹し、慶安元年(1648)に寄進した。特別史跡と特別天然記念物の二重指定は全国で唯一で、世界一長い並木道としてギネスにも認定されている。
飯塚家住宅本宅表門は、江戸末期に建てられた敷地内最古の建造物。本宅の主屋は昭和後期に失われ、この大型の棟門が離れや脇門とともに旧本宅を残す。歴史的景観への寄与により登録された。通りから見学できる。
栃木県佐野市に佇む第一酒造酒蔵は、延宝元年(1673年)創業の県内最古の蔵元・第一酒造の中核をなす大型土蔵です。2016年に国登録有形文化財に登録されたこの建物は、桁行39メートル・建築面積818㎡の堂々たる規模を誇り、幕末以来の敷地景観を今に伝えています。銘酒「開華」の醸造拠点として、農醸一貫の酒造りと350年の伝統が息づく歴史的酒蔵をご紹介します。
栃木県小山市、巴波川沿いの田園地帯に建つ田波家住宅主屋。桁行一二間半・梁間四間の寄棟造で、六間取系の平面に八畳三室を並べ、式台や付書院を備える。江戸末期の北関東を代表する大型民家で、2014年に登録有形文化財となった。個人住宅のため非公開。
栃木県小山市の田波家住宅離れは、主屋と廊下でつながる江戸末期の接客専用の棟。八畳の座敷二室に床・棚・付書院を設え、長押や釘隠を打つ格式ある造作を残す。2014年に登録有形文化財となった。個人住宅のため非公開。
栃木県足利市島田町、旧例幣使街道に面する田沼家住宅主屋。江戸中期の創建と伝わり、明治27年頃に増改造されて現在の切妻・桟瓦葺となった。北方に角屋、東面に車寄を付ける名主屋敷で、2006年に登録有形文化財となった。非公開。
奈良県明日香村の岡寺に建つ書院は、安土桃山時代末期から江戸時代初期に建てられた国指定重要文化財です。主室に床・棚・書院を備えた本格的な書院造と台所機能を一棟に共存させた珍しい構成を持ち、桃山時代の建築文化を今に伝える貴重な遺構として高く評価されています。
奈良市月ヶ瀬桃香野の街道脇に建つ菊家家住宅は、十七世紀末から十八世紀はじめの建築と推定される茅葺の民家。桁行10.5メートルの小さな主屋に前座敷三間取りの古式が残り、垂木から扠首へ移る小屋組をとどめる。昭和43年に重要文化財に指定された。
平城京の西に建つ真言律宗総本山・西大寺の中心堂舎。寛政10年から文化5年頃にかけて再建された大規模仏堂で、土壁を一切用いず板壁のみで構成される独特の構造から、平成10年に国の重要文化財に指定された。