江戸
Edo江戸時代(1603 – 1868)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
奈良県橿原市久米町にある江戸時代前期の多宝塔1基である。奈良時代の塔跡に建っており、およそ千年もの隔たりがある。栩葺の三間多宝塔であり、昭和51年(1976年)に重要文化財へと指定された1基になる。る
奈良県葛城市の當麻寺門前の角地に建つ江戸時代のもと旅籠の主屋1棟である。壁に松に鶴の鏝絵を飾り、軒の持送りに宝珠を彫る。西面入母屋造、東面切妻造とする。平成28年(2016年)に登録された1棟である。
奈良県葛城市當麻にある當麻寺中之坊の鎮守社1棟である。建築面積1.4平方メートルの一間社に、千鳥破風と唐破風、二手先の組物を備え、全体に彩色を施す。小品ながら装飾性に富むとされる。令和4年(2022年)に登録された。
富山県高岡市関本町にある曹洞宗の寺院で、山門・仏殿・法堂の3棟が国宝である。修理で出た古材から作られた香合のほうも、別の物件として記録されている。平成9年(1997年)に国宝へと指定された3棟である。
富山県南砺市田向にある江戸時代の合掌造1棟である。年代を文化庁は90年の幅、南砺市は12年の幅で示している。火災のあと別の集落から買い求めて移築され、昭和33年に重要文化財へと指定された1棟になる。る
兵庫県西宮市社家町にある江戸時代の石橋1基である。橋長6.0メートル・幅員1.8メートルで、若戸大橋のおよそ100分の1にあたる。指定ではなく、平成25年(2013年)に登録された1基の小石橋である。
和歌山県紀の川市名手市場にある江戸時代中期の住宅3棟である。名称の括弧は指定当時の那賀町のままになっている。主屋の居室部と座敷部で27年の開きがあり、昭和44年(1969年)に重要文化財へ指定された。
滋賀県彦根市の彦根城馬屋は元禄頃に建てられたL字形の馬屋で、昭和38年(1963年)に重要文化財に指定された。近世城郭に残る大規模な馬屋はほかに例がなく、こけら葺の屋根と馬立場の列を無料区域で見学できる。
滋賀県彦根市の彦根城二の丸佐和口多聞櫓は明和8年に再建された多聞櫓で、昭和26年(1951年)に重要文化財に指定された。北端の切妻は明治初年に撤去された櫓門の跡で、建物内は非公開だが無料区域から外観を見学できる。
住吉大社の摂社・大海神社本殿は、宝永5年(1708年)造営の重要文化財。国宝の四本宮より古く、正規の住吉造社殿としては現存最古とされる。海宮の神・豊玉彦命と豊玉姫命を祀り、社前には潮満玉を沈めたと伝わる玉の井が残る。
住吉大社本殿は文化7年(1810年)造替の第一殿から第四殿の4棟で、昭和28年に国宝指定。切妻造妻入・前後2室の住吉造で、すべて西の海を向き、三殿が縦一列、第四殿が横に並ぶ独特の配置をとる古式の社殿。
住吉大社幸寿門は本宮域の正面中央に開く江戸前期の四脚門で、昭和45年に現在地へ移築。冠木と棟木の間に虹梁・蟇股・大瓶束を三段に重ねる独特の構成が本宮の表構えの格式を示し、脇に並ぶ幸福門の控えめな意匠と好対照をなす。
住吉大社御文庫は享保8年(1723年)頃、大坂・京都・江戸の本屋仲間の寄進で建てられた土蔵造の書庫で、大阪最古の図書館とも称される。唐破風の庇と八角縁の丸窓を持ち、令和7年に大阪府指定文化財となった。
住吉大社摂社志賀神社本殿は大海神社本殿の南に西面して建つ17世紀後期の社殿。ワタツミ三神を祀る境内唯一の三間社流造・見世棚造で、宝永5年の大海神社本殿より古い境内最古級の社殿。令和7年に大阪府指定となった。
住吉大社摂社大海神社北小門は大海神社正面の北脇の瑞垣に開く江戸後期の棟門で、明治前期に移築。南小門と同規模・同形式の一対だが、冠木と棟木の間に横桟を入れる点が異なる。間口2.6mで重文の社殿群の社頭を整える。
住吉大社摂社大海神社南小門は大海神社正面の南脇の瑞垣に開く江戸後期の棟門で、明治14年頃に移築。束で棟木を受け反りのある屋根に梅鉢懸魚を吊り、北小門と一対で重要文化財の社殿が並ぶ大海神社の社頭景観を整える。
住吉大社摂社若宮八幡宮本殿は本宮域の南東に西面して建つ一間社で、文化7年(1810年)頃の再建。直線の屋根や豕扠首など住吉造に準じた形式を持ち、内陣扉に松と白鳩の極彩色画を残す。令和7年に大阪府指定。
住吉大社西大鳥居は表参道の入口に立つ石造の明神鳥居で、間口6.1m・高さ6.4mは境内最大。内転びの丸柱と太い木割が古式を伝え、阪堺線の住吉鳥居前停留場の目の前に立つ。見どころと見学方法を詳しく紹介する。
住吉大社末社后土社本殿は神苑の奥の末社群に建つ江戸後期の一間社で、昭和中期に移築。境内を守る土御祖神を祀り、豕扠首の妻や反りのある桟瓦葺の屋根、見世棚風の外陣など住吉造に準じた末社共通の形式を持つ社殿。
住吉大社南手水舎は南脇参道の終点に建つ江戸末期の手水舎。入母屋造本瓦葺の吹放ちで、几帳面取の柱、出組の組物、二軒扇垂木、格天井と小規模ながら華麗なつくりを見せ、中央の手水鉢とともに国の登録を受けている。