明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
青森県五所川原市金木町にある旧津島家住宅は、銀行家・津島源右衛門が明治40年に建てた木造二階建ての大邸宅。太宰治の生家として知られ、青森ヒバを用いた和洋折衷の造りが評価され、平成16年に国の重要文化財に指定された。
青森県下北半島、本州最北東端に立つ尻屋埼灯台は、明治9年(1876年)にイギリス人技師ブラントンの設計で建てられた東北最古の洋式灯台です。現役の煉瓦造灯台としては日本一の高さ32.8メートルを誇り、二重円筒構造、日本初の霧信号、日本最初の電気灯台といった数多くの「日本初」を重ねた近代化の象徴。令和4年(2022年)に国の重要文化財に指定されました。周辺には青森県天然記念物「寒立馬」が放牧され、津軽海峡と太平洋が交わる絶景が広がります。
青森県弘前市に佇む旧第五十九銀行本店本館は、明治の名匠・堀江佐吉の最高傑作として国の重要文化財に指定されたルネサンス風洋風建築。金唐革紙の天井や和洋折衷の卓越した技法など、見どころと訪問情報を詳しくご紹介します。
青森県弘前市に佇む弘前学院外人宣教師館は、明治39年に建てられた国の重要文化財です。八角形の尖塔が特徴的なこの洋館は、アメリカ人宣教師の宿舎として建設され、東北地方における洋風建築の優れた遺例として高い評価を受けています。
青森県弘前市にある石場旅館は、明治12年(1879年)創業の弘前最古の旅館建築です。国登録有形文化財に登録された妻入り木造2階建ての建物には、太鼓橋や柱時計「ときの娘」など見どころが満載。弘前城まで徒歩5分の好立地で、城下町の歴史と風情を体感できる宿泊体験をご紹介します。
青森県八戸市小中野に佇む新むつ旅館本館は、明治30年頃に建設された木造2階建の登録有形文化財です。元は貸座敷「新陸奥楼」として東北屈指の花街を彩った建物で、中央の吹き抜けに設けられた洋風意匠のY字状階段や唐破風の玄関など、和洋折衷の独特な建築美が高く評価されています。
静岡県掛川市に佇む国指定重要文化財・旧遠江国報徳社公会堂(大日本報徳社大講堂)の歴史と見どころを紹介。1903年竣工の和洋折衷建築は、二宮尊徳の報徳思想を今に伝える貴重な文化遺産です。
静岡県沼津市、島郷海岸のクロマツ林に広がる旧沼津御用邸苑地。明治から昭和まで皇室三代が保養に用いた御用邸の跡で、平成28年に国の名勝に指定された。戦災を免れた26室の西附属邸を歩き、松越しの富士と駿河湾の眺めを楽しめる。
新井旅館雪の棟は明治32年築の木造2階建の客室棟。二代当主の庭園「華の池」から引いた二筋の流れに挟まれて建ち、南東にはムクリ付き入母屋屋根と煙出しを備えた特徴的な浴室棟を張り出す。
新井旅館渡りの橋は明治32年に架けられた屋根付きの太鼓橋。本館の月の棟と雪の棟を結び、床は小幅板を目透かしに張って足もとに水流を見せる。来館記念の撮影場所として長く親しまれてきた。
静岡県三島市の楽寿園内に佇む梅御殿は、明治23年頃に小松宮彰仁親王の別邸として建てられた京風数寄屋造りの建物です。主座敷の床柱に太い梅の木を用いたことからその名がつけられ、敷地の高低差を活かしたスキップフロア構造が特徴的な国登録有形文化財です。
静岡県浜松市引佐町渋川の六所神社参道に立つ凱旋紀念門は、明治39年(1906年)に日露戦争の勝利を記念して建てられたレンガ造りの門です。全国に現存する凱旋門はわずか2基のみで、県内初期の煉瓦造構造物として国の登録有形文化財に登録されています。
静岡県熱海市の魚見崎に貫かれた観魚洞隧道は、明治43年(1910年)に開通した手掘り石積みの隧道です。熱海と伊東を結ぶ旧幹線道路の一部として建設され、馬蹄形坑口や格調高い坑門装飾など、明治期の優れた土木技術を今に伝える国登録有形文化財です。
静岡県菊川市にある「菊川赤れんが倉庫」は、明治33年(1900年)頃に富士製茶の堀之内工場の一部として建てられた煉瓦造2階建ての産業遺産です。日本で初めて製茶の再製加工が機械化された場所であり、建物内部には茶葉の合組(ブレンド)に使われた装置の痕跡が残ります。明治期の製茶再製工場の遺構として全国的にも貴重で、平成26年に菊川市内初の国の登録有形文化財に登録されました。JR菊川駅から徒歩3分。
静岡県熱海市伊豆山に佇む旧南葵文庫は、明治32年(1899年)に紀州徳川家15代当主・徳川頼倫が東京・麻布に建設した日本初の西洋式個人図書館の建物です。ルネサンス様式を基調に和風の装飾を融合した端正な木造洋館は、東京から大磯、熱海へと三度の移築を経て、現在は国登録有形文化財として星野リゾートの施設内で大切に守られています。
静岡県磐田市掛塚に建つ靏谷家住宅主屋は、明治17年(1884年)頃に建てられた木造2階建ての店舗兼用住宅です。天竜川河口の港町として「遠州の小江戸」と呼ばれた掛塚の町並みを今に伝える貴重な登録有形文化財で、出格子や出桁造の軒など明治前期の商家建築の特徴をよく残しています。
静岡県静岡市清水区由比寺尾にある「東海道名主の館(小池家住宅)」は、江戸時代に寺尾村の名主を代々務めた小池家の母屋。明治期に建てられた木造平屋建の伝統的な民家で、1998年に国の登録有形文化財に登録されました。なまこ壁、潜り戸付きの大戸、田の字形の間取り、大黒柱など、名主の格式と江戸期の面影を今に伝える貴重な建造物です。
東海道新居宿の飯田家本陣にあった明治天皇の行在所を、明治18年に方広寺へ移築した書院建築である。寄棟造妻入で、南に24畳の次の間、北に上段の間を配する。令和元年に国の登録有形文化財となった。
臨済宗方広寺派の宗務総長が執務する、切妻造・桟瓦葺の平屋建である。渡廊下で大庫裡に接続し、知客寮とともに大本山の寺務空間を構成する。明治中期の建築で、令和元年に国の登録有形文化財となった。
開山堂北面に接続し、開祖無文元選をまつる宝形造・銅板葺の小堂である。尾垂木付二手先の詰組や虹梁の絵様彫刻など上質な意匠をもつ。明治中期の建築で、令和元年に国の登録有形文化財となった。