明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
1902年に貿易商ハッサムが北野に建て、1963年に相楽園へ移築された木造2階建ての洋館。1階アーケード、2階コロネードとアカンサスの葉の柱頭飾りを備えたコロニアル様式で、国の重要文化財に指定されている。
旧神戸居留地十五番館は、1880年頃に建てられた神戸旧居留地に唯一現存する居留地時代の建築物です。旧アメリカ合衆国領事館として使用された木骨煉瓦造のコロニアル様式建築で、阪神・淡路大震災からの復旧や日本初の文化財免震工法など、その歴史と魅力をご紹介します。
国指定重要文化財・小林家住宅(旧シャープ住宅)は、明治36年にアメリカ総領事の邸宅として建てられたコロニアル様式の洋館です。「萌黄の館」の愛称で親しまれ、アラベスク風階段や2種類のベイ・ウィンドー、神戸港を望む2階ベランダが見どころです。
新神戸駅から徒歩30分、布引谷の五本松堰堤は明治33年完成の日本初の水道用重力式コンクリートダム。堤高33.3メートルの石積み化粧の堤体や歯飾り、英国人技師バルトンらが手がけた9件の重要文化財を訪ねる。
神戸市灘区の王子動物園内に佇む旧ハンター住宅は、現存する神戸の異人館の中で最大規模を誇る国指定重要文化財です。明治22年頃の建築を英国人実業家E・H・ハンターが移築改造した木骨煉瓦造の洋館で、コロネードベランダの菱形格子窓や大理石のマントルピース、英国製ステンドグラスなど、ヴィクトリア朝の優美な意匠が今に残されています。
大歳家の屋敷の北西方に建つ離屋で、9棟のうち唯一の明治期建築。簓子下見の入母屋2階建で、階下は3畳間・浴室・便所。主屋オクナンドの北側廊下に接続する。建築面積25平方メートル。平成11年に国登録された。
小河家住宅の敷地南辺西端に建つ裏門。柱間約一・三メートルの腕木門で、切妻造桟瓦葺、両開板戸に縦格子の欄間を備える。約十三・八メートルの塀を付属し、小規模ながら上質な意匠をみせる。
小河秀太郎が明治末期に構えた別邸の表門。敷地北面の中央に建ち、松と石畳が主屋への導線を演出する。門・塀・主屋など十一棟が一組で国登録有形文化財となった、その正面を画する門である。
三木の実業家小河秀太郎が明治末期に構えた別邸の主屋。間口十一間の入母屋造桟瓦葺で、式台玄関や上段の間を備える。全国から集めた銘木と國包の建具など、材料意匠技術ともに優れた近代和風建築である。
小河家住宅の敷地西辺、主屋と納戸の間に建つ女中部屋。桁行三間の寄棟造桟瓦葺で、七畳半に浴室や便所を備え、更衣室が主屋台所に連絡する。質素な使用人部屋がそのまま遺る稀な例である。
小河家住宅の敷地周囲を巡る外塀。北面では表門でその線を断ち、南北に長い敷地を画す。庭と座敷を街路から隔て、門とともに町へ向ける正面をなす。建物群十一棟が一組で登録された、その輪郭を描く一棟である。
小河家住宅の敷地南半、中庭近くに建つ土蔵。厚い土壁で家財を火や湿気から守る蔵で、主屋や離れと渡り廊下で結ばれた建物群の実用の要をなす。あわせて十一棟が国登録有形文化財となった。
小河家住宅の敷地西辺、女中部屋に隣り合って建つ納戸。付属屋が南北に連なる列に属し、別邸を裏方で支えた物置である。番人小屋や女中部屋とともに、明治末期の別邸の維持の全体像を補う一棟。
明治40年(1907年)にアメリカ人M.J.シェー氏の邸宅として建てられた北野物語館は、コロニアルスタイルの木造洋館です。阪神・淡路大震災後に神戸市が部材を保管し忠実に復元、平成15年に国の登録有形文化財に登録されました。現在はスターバックスコーヒー神戸北野異人館店として営業しており、明治の異人館建築の趣を味わいながらコーヒーを楽しめる唯一無二の空間です。
兵庫県朝来市生野町口銀谷にある「旧海崎医院」は、明治時代に建てられた国登録有形文化財。生野銀山の繁栄を今に伝える鉱山町の町並みのなかに、医療文化の歴史を静かに伝えています。
明治40年に実業家・武藤山治が舞子海岸に建てたコロニアル様式の洋館。国会議事堂の建設を統括した大熊喜邦の設計による円形バルコニーや天然スレート葺の屋根が特徴的な登録有形文化財で、現在は兵庫県立舞子公園内で一般公開されています。
神戸・須磨海浜公園に立つ旧和田岬灯台は、明治17年(1884年)に建造された現存する日本最古の鉄造灯台。「須磨の赤灯台」の愛称で親しまれ、国登録有形文化財として、日本の近代化と開港の歴史を今に伝えています。
JR播但線生野駅の東口前に堂々と佇む日下旅館は、明治43年(1910年)創建、大正10年(1921年)に三階部分が増築された木造二階建一部三階建の旅館建築です。当時、姫路から城崎までの間に二棟しかなかったといわれる希少な木造三階建で、平成16年(2004年)に国の登録有形文化財に登録されました。鶴や雲を象った下地窓、数寄屋風の座敷など、近代和風旅館の造形を伝える一棟が、銀の鉱山町・口銀谷の歴史的景観を象徴しています。
兵庫県南あわじ市の淡路ファームパーク イングランドの丘内に佇む「国生みの館(旧三原郡役所)」は、明治17年(1884年)に建てられた兵庫県内現存最古の郡役所であり、淡路島最古の擬洋風建築です。木造2階建の本館は切妻造本瓦葺で、外壁の下見板張、四隅の擬石風竪板、方形と円形の双柱が並ぶ正面ポーチのペディメントなど、明治期の大工が西洋建築を独自に解釈した魅力的な意匠が随所に見られます。阪神淡路大震災で解体されたものの、平成19年に移築復原され、平成20年に国の登録有形文化財となりました。
兵庫県三木市の旧街道沿いに建つ黒田清右衛門商店味噌蔵は、国登録有形文化財に指定された11棟の建物群の一つ。明和2年(1765年)創業の三木最古の金物問屋が守り続ける、明治時代中期建築の貴重な土蔵をご紹介します。