安土桃山
Momoyama安土桃山時代(1573 – 1603)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
妙成寺祖師堂は石川県羽咋市滝谷町の妙成寺で本堂の向かって右に建つ慶長年間(1596〜1615年)頃の祖師堂で、国の重要文化財。本堂と同じ五間四方・入母屋造・こけら葺で、三つの堂が横一列に並ぶ配置の一翼をなす。
妙成寺本堂は石川県羽咋市滝谷町の妙成寺で三つの堂が横一列に並ぶ配置の中央に建つ慶長9年(1604年)の本堂で、国の重要文化財。五間四方の大きな堂に、こけら葺の入母屋屋根と一間の向拝を備えた江戸時代初期の建物である。
泉穴師神社摂社春日神社本殿は、本殿の東に建つ一間社春日造の小社。文化庁は慶長7年(1602年)頃とするが、大阪文化財ナビは古式の支輪などから慶長以前の建築とみている。菊水を飾る蟇股も見どころになっている。
泉穴師神社本殿は、豊臣秀頼が片桐且元を奉行として慶長7年(1602年)に再建した社殿。一間社流造2棟を合の間でつなぎ、千鳥破風と階段を左右に1つずつ備える。江戸時代の葺替を記す棟札5枚が附として伝わる。
片埜神社本殿は大阪府枚方市牧野阪にある慶長7年(1602年)の三間社流造・檜皮葺の本殿で、重要文化財。附として棟札1枚もあわせて指定され、同じ神社の桃山時代の東門・南門は府の文化財。指定は大正6年の旧法による。
大阪府河内長野市の天野山金剛寺にある慶長11年(1606年)から江戸時代中期の22棟。上段の五仏堂・薬師堂から東の丘の鎮守社、総門や築地塀までが、令和元年(2019年)に重要文化財「金剛寺」として一括指定された。
大阪府河内長野市の天野山金剛寺で弘法大師の御影をまつる慶長11年(1606年)の御影堂。阿観が御影供を始めた堂の流れをくむ宝形造・総檜皮葺の建物で、東に観月亭が付く。檜皮屋根の傷みへの対応が課題になっている。
勝鬘院塔婆は大阪市天王寺区夕陽丘町の勝鬘院(愛染堂)にある慶長2年(1597年)の三間多宝塔で、重要文化財。豊臣秀吉が寄進したと伝えられ、内部は柱に金剛界曼荼羅の諸尊を配した立体曼荼羅とする。拝観は無料。
総福寺鎮守天満宮本殿は大阪府泉佐野市日根野の総福寺に建つ天正4年(1576年)頃の一間社春日造の本殿で、国の重要文化財。部材の保存がよく、細部の手法に特色があり、近世の神社建築の先駆けをなす遺構とされる。
大阪府岸和田市の積川神社本殿は、慶長8年(1603年)に豊臣秀頼が片桐且元を奉行として手を入れた三間社流造の社殿。和泉五社の一社で、大正3年指定という府内でも早い保護対象にあたり、境内は自由に参拝できる。
大阪府河内長野市の長野神社本殿は、昭和16年に旧国宝として指定された一間社流造の社殿。幅一間の檜皮葺屋根に千鳥破風と軒唐破風が重なり、建築年代は桃山とも天文年間とも推定される。河内長野駅から徒歩5分。
水無瀬神宮客殿は大阪府島本町にある桃山時代の書院建築で、境内に現存する最も古い建物。桁行11.8メートル、入母屋造桟瓦葺。豊臣秀吉の寄進、福島正則の造営と伝わる。大正15年に重要文化財へ指定。三十畳の広間から庭ごしに茶室が見える。
八坂神社本殿は大阪府池田市神田にある慶長15年(1610年)の一間社流造の本殿で、重要文化財。もと素盞烏尊神社とよばれた社の本殿で、装飾化された蟇股や木鼻に桃山時代の特色がよく表れ、この地方では数少ない遺構の一つとされる。
大阪・船場の湯木美術館に所蔵される重要文化財「志野茶碗 銘 広沢」。桃山時代に美濃で焼かれた半筒形の名碗で、淡雪のような白い長石釉と緋色の火色、隠見する鉄絵文様が独特の茶趣を醸し出します。卯花墻(国宝)、羽衣と並ぶ志野茶碗の優品の魅力、来歴、見どころ、湯木美術館へのアクセスを詳しくご紹介します。
大阪城天守閣に所蔵される重要文化財「豊臣秀吉辞世和歌(一通)/豊臣家家臣等血判起請文(十通)/豊臣秀吉朱印状幷慶長役陣立書(二通)」を紹介します。秀吉自筆の「つゆとをち つゆときへにし わがみかな なにわの事も ゆめの又ゆめ」の辞世、前田利家ら重臣が秀頼への忠誠を血で誓った熊野牛王宝印の起請文、慶長の役の出兵を命じた朱印状と陣立書――令和二年指定の十三通の文書群を、見どころ・歴史背景・観覧情報とともに解説します。
光前寺弁天堂は長野県駒ヶ根市赤穂の光前寺にある天正4年(1576年)の小堂で、重要文化財。名勝に指定された境内に建つ一間四方・入母屋造の簡素な堂で、室町時代末期の厨子を納める。古建築の少ないこの地方で重要な遺構とされる。
佐野神社本殿は長野県下高井郡山ノ内町佐野にある天正20年(1592年)の本殿で、重要文化財。一間社流造で、屋根を厚い板のとち葺とする。前の流れを長く伸ばす流造は神社本殿でもっとも広く見られる形式で、桃山時代の年代をもつ遺構である。
白髯神社本殿は長野県長野市鬼無里日影の山間にある神社の本殿で、重要文化財。桃山時代ごろの一間社流造・こけら葺で、僻地にあるため室町時代の様式や地方色を残し、この地方の文化を知るうえで貴重とされている。
泰阜村金野の諏訪社には、元亀4年の棟札が残る若宮八幡宮本殿と同時期の本殿が覆屋の中に並び、平成5年に重要文化財に指定された。簡素な流造の特徴、覆屋に守られた保存状態のよさの理由、見学と交通の要点を紹介する。
三仏寺文殊堂は鳥取県三朝町の三徳山の行者道に建つ天正8年(1580年)の懸造の堂で、重要文化財。桁行四間・梁間三間の入母屋造・こけら葺で、地蔵堂と同じ規模と様式をもつ。平成28年の地震で付近の岩盤が割れ、迂回路を設けて入山が再開された。