安土桃山
Momoyama安土桃山時代(1573 – 1603)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
神魂神社末社貴布祢稲荷両神社本殿は、国宝本殿のすぐ左に建つ天正11年(1583年)の重要文化財。奇数間を原則とする神社建築で二間社流造をとるのは、貴布祢社と稲荷社の二社を一棟に収めたためである。
染羽天石勝神社本殿は島根県益田市染羽町にある天正11年(1583年)の桃山時代の神社の本殿で、重要文化財。正面3間の三間社流造で、屋根を檜皮で葺く。昭和4年(1929年)に指定され、現在は重要文化財である。
琵琶湖畔の園城寺で1600年頃に客殿として建てられ、明治期の流転と二度の移築を経て昭和3年に護国寺へ移された月光殿。国宝の光浄院・勧学院客殿と同じ主殿造の桃山の書院で、檜皮葺き屋根が美しい重要文化財。
東京・文京区の永青文庫が所蔵する重要文化財「春日野図鐔〈銘城州伏見住金家〉」は、絵風鐔の創始者・金家による桃山期金工の最高傑作のひとつです。薄手の鉄地に奈良春日野の風景を鋤出高彫で表し、金銀の象嵌を最小限に効かせた一面。本記事では、本作の魅力と作者・金家、そして細川家ゆかりの永青文庫の見どころとアクセスを、海外旅行者にも分かりやすくご紹介します。
尋憲記は、国立公文書館が所蔵する興福寺大乗院門跡尋憲の自筆日記12冊で、平成23年に重要文化財に指定された。永禄5年から天正5年までの大和国の動静を詳しく記し、戦国期研究の貴重な史料である。
宇志比古神社本殿は徳島県鳴門市大麻町大谷にある慶長4年(1599年)の三間社流造・銅板葺の本殿で、重要文化財。徳島県下の神社本殿として最古例と考えられ、縁に段差を付けた変化のある形式と洗練された彫刻をもつ。
岡寺仁王門は奈良県高市郡明日香村の岡寺にある慶長17年(1612年)の三間一戸の楼門で、重要文化財。入母屋造・本瓦葺の江戸時代初期の二階建ての門で、岡寺は西国三十三所の第七番札所として広く知られている。
奈良県吉野山にそびえる金峯山寺本堂(蔵王堂)は、総高約34メートルの日本第二の木造古建築。修験道の総本山として日本最大級の秘仏・蔵王権現三尊を安置し、国宝および世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の中核資産に登録されています。桃山時代の大建築の迫力と、山岳信仰の霊気が交わる唯一無二の空間を、その歴史・建築・見どころとともにご紹介します。
奈良県五條市の栗山家住宅は、慶長12年の棟札により建立年代が確定する現存最古の民家。桁行16.9メートルの本瓦葺入母屋屋根と整型六間取の平面、牛梁と和小屋による架構を、五條新町の町並みとともに解説する。
西園院客殿は法隆寺の子院・西園院に建つ桃山時代の客殿で、文化庁が住宅に分類する国の重要文化財である。客殿という建物の役割、北と南で形を変える杉皮葺の屋根、門・塀とあわせた評価、非公開である点を解説する。
奈良県天理市の長岳寺楼門は明治40年に重要文化財に指定された一間一戸楼門。文化庁は上階を平安後期、下階を桃山期とする。梵鐘を吊った三間二間の吹放しの上階を持つ鐘楼門で、山の辺の道沿いに建ち年中無休で拝観できる。
傳香寺本堂は奈良県奈良市小川町にある天正13年(1585年)の本堂で、重要文化財。桁行・梁間とも三間の一重の堂で、寄棟造・本瓦葺の屋根に一間の向拝を付け、附として棟札1枚もあわせて指定されている小さな仏堂である。
法隆寺大湯屋は西院の西南隅にある子院の一画に建つ慶長10年(1605年)の湯屋で、国の重要文化財である。寺の湯屋が担った役割、妻入で正面に庇を付けた構え、室町時代の表門とあわせた見方を詳しく解説する。
和爾下神社本殿は奈良県天理市櫟本町にある慶長年間(1596〜1615年)の神社の本殿で、重要文化財。桃山時代の桁行三間・梁間一間の切妻造で、向拝一間を付けて屋根を檜皮で葺く。昭和13年(1938年)に指定された。
福井県鯖江市鳥井町の春日神社本殿は、慶長18年(1613年)再建の三間社流造。1754年に架けられた覆屋に守られて保存がよく、朱と胡粉に塗り直された細部に近世初頭の越前の神社建築がうかがえる重要文化財です。
福井県坂井市の丸岡城天守は、笏谷石の石瓦で屋根を葺いた現存十二天守の一つ。屋根の重量は七十五〜百二十トンと推定される。昭和9年に重要文化財に指定され、近年の科学調査により建造は寛永期・1628年頃と判明した。
天正19年(1591)に小早川隆景が再建した桃山期の重要文化財。菅原道真公の墓所に建つ霊廟形式の社殿で、現在は令和の大改修中。3年間限定で建てられた藤本壮介設計の仮殿が本殿前に立ち、2026年に改修完了予定。
筥崎宮鳥居は福岡市東区にある慶長14年(1609年)の石造明神鳥居で、1955年に重要文化財に指定された。黒田長政の建立銘が柱に残り、笠木と島木を一石で造り、貫と笠木の長さをそろえた「筥崎鳥居」の代表例とされる。
筥崎宮楼門は福岡市東区にある桃山時代の三間一戸楼門で、1902年に重要文化財に指定された。文禄3年に小早川隆景が建て、建坪12坪に83坪余りの檜皮葺の屋根を三手先の組物で支える。「敵国降伏」の扁額から伏敵門とも呼ばれる。
福島県棚倉町に鎮座する陸奥一宮・馬場都々古別神社の本殿は、文禄3年(1594)に佐竹義宣が造営したと伝えられ、寛永2年(1625)に現在地へ移築された、東北地方では数少ない桃山期の重要文化財建築です。三間社流造の端正な姿に中世と近世の建築様式が交錯する貴重な遺構を訪ねます。