安土桃山
Momoyama安土桃山時代(1573 – 1603)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
織田信長が上杉謙信へ贈ったと伝わる国宝の屏風。狩野永徳が金地に京の市中と郊外を描き、約2485人の人々や祇園祭の山鉾、御所や清水寺といった名所がひしめく。原本は春秋の期間限定公開で、米沢市上杉博物館が収蔵する。
常念寺表門は山口県萩市下五間町の常念寺にある桃山時代の四脚門で、重要文化財。切妻造・本瓦葺で両袖に潜戸を付ける。寺伝では京都の聚楽第の裏門で、豊臣秀吉から毛利輝元に贈られ、伏見の邸、萩城を経て常念寺に移されたといわれる。
甲府市宝に鎮座する穴切大神社の本殿は、一間社流造・檜皮葺の桃山時代建築で、昭和10年に重要文化財へ指定された。甲府盆地がかつて湖だったとする湖水伝説を由緒に持ち、金具を打った扉と彩色の彫刻を残している。
甲州市塩山の恵林寺に建つ四脚門は、慶長11年に徳川家康が再興した朱塗りの門で、通称は赤門。明治40年に指定された重要文化財である。家康による再建期の姿を保つ唯一の遺構で、参道上にあり無料で通り抜けられる。
文禄3年(1594年)に浅野氏重が本社の本殿として建て、元和元年の現本殿造営で西宮となった一間社流造の社殿。古材をよく残し、扉下の彫刻と蟇股が立派だと文化庁は評価している。昭和28年に重要文化財に指定。
山梨県富士河口湖町の富士御室浅間神社本殿は、慶長17年に鳥居成次が富士山二合目へ造営した大型の一間社入母屋造。昭和48年から翌年にかけ河口湖畔の里宮へ移築され、昭和60年に重要文化財に指定された。世界遺産の構成資産でもある。
重要文化財「石山寺」は大津市の石山寺境内に立つ御影堂・蓮如堂・三十八所権現社本殿・経蔵の4棟で、平成20年(2008年)に指定。崖にせり出す蓮如堂、極彩色の痕跡が残る鎮守社、岩盤に立つ校倉の見どころを紹介。
石山寺東大門は大津市の石山寺の正門で、慶長年間頃の大修理で現在の姿となった桃山時代の八脚門。明治40年(1907年)に重要文化財に指定。寺伝の頼朝寄進、豊臣氏の桐紋、隅だけの尾垂木など見どころと見学方法を紹介。
比叡山西塔に文禄4年(1595年)に再建された同形の二堂。5間四方の宝形造の常行堂と法華堂を廊下で結び、その下を参道が通る姿から「にない堂」と呼ばれる。今も修行に使われ、内部は非公開。昭和30年(1955年)に重要文化財に指定された。
滋賀県近江八幡市の老蘇の森に鎮座する奥石神社本殿。天正9年(1581年)、織田信長が家臣の柴田家久に命じて造営させた三間社流造・檜皮葺の社殿で、明治35年に国の重要文化財に指定された。安産の守り神としても信仰を集める。
春日神社表門は栗東市荒張の春日神社に建つ慶長18年(1613年)の四脚門で、切妻造・檜皮葺。明治37年(1904年)に重要文化財に指定された。本柱と控柱の構成の見方、外観の見学条件、JR駅からバスでの行き方を紹介する。
滋賀県大津市の三井寺(園城寺)の子院に慶長6年(1601年)に建てられた客殿。押板・違棚・帳台構・付書院の座敷飾りを備えた書院造の代表的遺構で、狩野山楽らの障壁画と庭園が一体となる。国宝。要予約の特別拝観。
西教寺客殿は、大津市坂本の西教寺にある慶長2年(1597年)の書院造で、伏見城の御殿を移したと伝わる「桃山御殿」。桁行27.1m、杮葺。1902年に指定され現在は重要文化財。2026年秋に内部の特別公開が予定。
大津市中庄の篠津神社表門は、琵琶湖畔に築かれた膳所城の北大手門を、明治5年(1872年)に移築・再建した高麗門である。本瓦葺の屋根には本多家の立葵紋が残り、桃山期の城門の姿を留める。大正13年に国の重要文化財に指定された。
滋賀県高島市鵜川の白鬚神社本殿。近江最古の社と伝わる白鬚神社の本殿で、豊臣秀吉の遺命により秀頼が慶長8年に造営した桃山時代の入母屋造の社殿。神社は湖中に立つ朱塗りの大鳥居で「近江の厳島」とも呼ばれる。
長命寺の三仏堂と護法権現社拝殿は、滋賀県近江八幡市の長命寺本堂の西に渡廊下で連なる2棟。拝殿は永禄8年(1565年)、三仏堂は天正年間の建立で、兵火からの復興を示す建築として令和3年(2021年)に重要文化財となった。
長命寺護摩堂は滋賀県近江八幡市の長命寺にある桃山時代の仏堂。露盤の銘から慶長11年(1606年)の建立と分かり、本堂と三重塔のあいだで伽藍の一環をなす。約4.9メートル四方の宝形造、檜皮葺の小堂である。
長命寺三重塔は滋賀県近江八幡市の長命寺に建つ桃山時代の三重塔。高欄擬宝珠の刻銘から慶長2年(1597年)にほぼ完成したとされ、総高24.35メートル、こけら葺。大正12年(1923年)に重要文化財に指定された。
長命寺鐘楼は滋賀県近江八幡市の長命寺にある桃山時代の鐘楼。上棟用木槌の墨書から慶長13年(1608年)の建立と分かり、木槌と棟札2枚も附として指定される。梁間を東面2間、西面3間とする袴腰付きの入母屋造。
都久夫須麻神社本殿は、滋賀県長浜市の竹生島にある本殿で、昭和28年に国宝に指定された。1567年の再建本殿に1602年に豊臣秀頼がほかから移した建物を組み合わせたもので、豪華な身舎は桃山時代の代表的建築である。