全国の史跡名勝天然記念物
全国の史跡名勝天然記念物を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
愛知県蒲郡市の三河湾に浮かぶ無人島・三河大島にある国の天然記念物。脊椎動物の起源に連なる頭索動物ナメクジウオの生息地として1941年に指定されたが、環境の悪化により指定地での確認は1968年を最後に途絶えている。
名古屋市緑区に残る大高城跡と丸根・鷲津の砦跡。永禄3年(1560年)の桶狭間の戦いの前夜、若き松平元康(徳川家康)が包囲を抜けて兵糧を運び入れた地として知られ、昭和13年に国の史跡に指定された。堀や土橋の痕跡が今も残る。
愛知県岡崎市大平町に残る東海道の一里塚。江戸日本橋から80里目にあたり、本多成重が築いたと伝わる。岡崎宿と藤川宿の間にあり、昭和3年の道路改修で片側を失って今は1基のみ。2代目の榎を頂に、昭和12年に国の史跡となった。
愛知県小牧市の山中にある国指定史跡。白鳳時代に開かれた山岳寺院・大山寺の跡で、塔心礎を中心に17個の礎石が残る。最盛期には「西の延暦寺、東の大山寺」と並び称されたと伝わり、出土遺物は小牧市歴史館で見ることができる。
岡崎市東部の乙川・竜泉寺川・山綱川を流れる清流は、昭和10年に国の天然記念物となったゲンジボタルの発生地。六月の夜に約2秒間隔で一斉に同期する光と、清流でしか育たない生態、地域ぐるみの保護の歩みを紹介する。
愛知県豊明市の桶狭間古戦場伝説地は、永禄3年(1560年)に今川義元が織田信長に討たれたと伝わる国指定史跡。明和8年建立の七石表や、今川方の視点で合戦を記した桶狭弔古碑が残り、附として戦死者を葬った戦人塚も含まれる。
愛知県稲沢市の尾張国分寺跡は、聖武天皇の詔で全国に築かれた官寺のひとつ。十四次の発掘調査で金堂・塔・講堂が並ぶ伽藍配置が判明し、出土した瓦の年代が『続日本紀』などの記録とよく一致する国指定史跡である。
愛知県清須市の貝殻山貝塚は、弥生時代初期の遠賀川式土器と縄文系条痕文土器が共存して出土した国指定史跡です。日本最大級の弥生時代環濠集落・朝日遺跡の一部として、あいち朝日遺跡ミュージアムとともに2,300年前の農耕文化の始まりを体感できます。
愛知県豊根村の川宇連神社境内にある、県内唯一のハナノキ自生地。ハナノキは氷河期を生き抜いた日本固有のカエデで、世界に三種だけ残る系統の一つ。葉に先立つ春の紅い花と秋の深紅の紅葉が見どころで、大正11年に国の天然記念物に指定された。
愛知県豊田市の猿投山中腹に位置する国指定天然記念物「猿投山の球状花崗岩」は、花崗岩中に菊の花のような美しい球状構造を持つ世界的にも極めて珍しい地質学的遺産です。地元で「菊石」と呼ばれるこの奇跡の石を、猿投七滝の清流と共にご紹介します。
元和元年(1615)に尾張藩初代藩主・徳川義直が二之丸御殿の北側に築いた大名庭園。面積3万平方メートルを超え、藩主が居住した城内御殿の庭園としては日本最大の規模を誇る。青石の豪壮な石組と玉澗流の枯滝石組が見どころ。
犬山市の白山平山山頂に築かれた全長72メートルの前方後方墳。三角縁神獣鏡4面を含む銅鏡11面など、畿内の大型古墳に匹敵する豊富な副葬品が出土した、3世紀後半から4世紀初頭の愛知県下最古級の国指定史跡である。
愛知県新城市にそびえる鳳来寺山は、約1500万年前の火山が生んだ流紋岩と松脂岩の岩峰群。山中には703年開山と伝わる古刹・鳳来寺、家光創建の東照宮や仁王門が点在し、1931年に山全体が国の名勝・天然記念物に指定された。
愛知県豊川市八幡町に残る奈良時代の国分尼寺跡。聖武天皇の詔により8世紀後半に建立され、金堂基壇は東西34.4mと唐招提寺金堂に匹敵する全国最大級の規模を誇る。中門と複廊が実物大で復元され、史跡公園として公開。
愛媛県今治市の伊予国分寺塔跡は、天平十三年(七四一)の聖武天皇の詔により建立された七重塔の遺構。一辺一七・四メートルの方形基壇上に、心礎を含む花崗岩礎石十数個が残り、推定総高約六〇メートルの塔の規模を示す。大正十年指定の国史跡。
愛媛県東温市吉久にある国指定天然記念物「オキチモズク発生地」の魅力を紹介。世界初の発見地であるお吉泉の伝説、絶滅危惧種の保全活動、見学のポイント、周辺観光情報をお届けします。
愛媛県四国中央市下柏町に立つ「下柏の大柏」は、樹齢1200年以上と伝わるイブキ(ビャクシン)の巨樹。樹高約15m、目通り8.3mを誇る国指定天然記念物で、幹の空洞には天明3年(1783年)の地蔵菩薩が安置され、今も地元の信仰を集めています。
愛媛県今治市玉川町、楢原山の中腹にひろがる「千疋のサクラ」は、昭和16年に指定された国の名勝です。古来「四国の吉野」と称えられた山桜の景勝地で、南北朝の伝説と修験信仰、そして近代歌人・吉井勇の歌碑が重なる、深い文化的奥行きをもつ春の名所をご紹介します。
愛媛県宇和島市にある国指定名勝「天赦園」は、宇和島藩七代藩主・伊達宗紀が慶応2年(1866年)に完成させた池泉廻遊式の大名庭園です。藤・竹・花菖蒲が彩る幕末の名園を、歴史的背景と見どころとともに詳しくご紹介します。
愛媛県新居浜市・標高約1,300メートルの銅山峰に広がる「銅山峰のツガザクラ群落」は、日本固有種ツガザクラの分布南限にあたる希少な自生地です。約80万年前の氷河期に日本列島に到来したツガザクラが、低山ながら大群落を形成する植物地理学的・生態学的・遺伝学的に貴重な存在として、平成31年(2019年)2月26日に国の天然記念物に指定されました。別子銅山の産業遺産が点在する登山道を辿り、5月下旬の花の盛りには稜線一帯が淡いピンクに染まります。