茨城県・明治
Meiji茨城県 の明治時代(1868 – 1912)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
茨城県牛久市にあるシャトーカミヤ旧醸造場施設は、1903(明治36)年に実業家・神谷傳兵衛が完成させた日本初の本格的ワイン醸造場です。なかでも貯蔵庫と醗酵室は、ボルドーの技術を採り入れた一貫醸造工程の中核を担った煉瓦造建築。重力を活かした垂直構造、26基の大樽が並ぶ醗酵室、長く伸びる貯蔵庫の風景はまさに「シャトー」そのものです。2008年に国の重要文化財に指定され、現在は神谷傳兵衛記念館として無料で見学できます。
茨城県北茨城市の五浦海岸に残る、近代日本美術の思想的指導者・岡倉天心の旧宅・庭園と、大五浦・小五浦の景観。天心自らが設計した邸宅と朱塗りの六角堂、苔と松の小径、ボストンから持ち帰った種で育てた芝生、そして太平洋の岩礁を借景とする庭園が一体となった、明治期の造園文化を象徴する国登録記念物です。
茨城県常陸大宮市の高部宿に残る明治期の池泉回遊式庭園「養浩園」。酒造家・岡山仙太郎が水戸偕楽園の好文亭を模して造営し、3階建て楼閣「喜雨亭」とともに国登録記念物・登録有形文化財として登録された、地方の文人趣味を伝える希有な文化遺産です。
茨城県土浦市小山崎、名主を務めた岩瀬家の屋敷で、主屋背後に扇状に並ぶ蔵群の東端、米蔵の隣に建つ味噌倉。木造2階建で、西から南に深い下屋庇がまわり、外壁は白漆喰。1階は味噌置場と物置に分ける。明治後期建立、平成22年登録の登録有形文化財。
潮田家住宅袖蔵は、見世蔵に接して妻面を通りに向ける背の高い土蔵です。明治45年の建築で、観音扉が隣の店の帳場へ開き、見世蔵と一体となって通りに商家の構えをつくる登録有形文化財です。
潮田家住宅別荘(離れ)は、見世蔵と渡り廊下で結ばれた木造の離れです。明治初期の建築で、床・棚・付書院を備えた数寄屋風の接客空間に丁寧に仕上げられ、皇族を迎えたとも伝わる登録有形文化財です。
茨城県桜川市真壁の御陣屋前通りの角に立つ潮田家住宅見世蔵。屋号を鶴屋と称した呉服太物商が明治43年に建てた黒漆喰の重厚な町家で、真壁で最初に登録された有形文化財として広く知られます。
潮田家住宅脇蔵は、見世蔵と袖蔵の北側に空地を挟んで引いて建つ土蔵です。明治30年以前の建築で四棟のうち最も古く、大商家の私的な暮らしと収蔵を支えた登録有形文化財として今日まで残ります。
茨城県結城市の旧市街地に建つキヌヤ薬舗店舗は、明治中期に建てられた木造2階建の見世蔵です。桁行3間半・梁間3間半の小規模ながらも丁寧なつくりで、側面と2階軒裏は漆喰塗。隣接する奥順見世蔵群と一体となって結城の伝統的な町並み景観を形成し、平成18年に国の登録有形文化財に登録されました。
茨城県常陸太田市の鯨ヶ丘に建つ旧稲田家住宅赤煉瓦蔵は、明治43年(1910年)に酒造業を営んだ豪商「稲田屋」の袖蔵として建造された煉瓦造三階建ての国登録有形文化財です。宮大工棟梁・齋藤辰吉による精緻な木組みと黒漆喰の掛子塗による観音開きの扉が高い建築技術を伝え、現在はオープンギャラリーとして地域文化の拠点となっています。
茨城県龍ケ崎市に佇む旧小野瀬家住宅主屋は、国の登録有形文化財に指定された明治初期の木造住宅です。干鰯商人として財を成した小野瀬家の歴史と、端正な和風建築の魅力をご紹介します。
茨城県常陸太田市にある旧町屋変電所は、明治42年に建設された煉瓦造りの変電施設で、国登録有形文化財に指定されています。県内初期の電力関連遺構として貴重な産業遺産の歴史と見どころ、NHK朝ドラ「ひよっこ」ロケ地としての魅力をご紹介します。
茨城県常総市にある五木宗レンガ蔵は、鬼怒川の水運で栄えた豪商・五木田家が明治15年に建造した3階建ての煉瓦造蔵です。国の登録有形文化財に指定された、水海道の繁栄を今に伝える貴重な近代建築をご紹介します。
茨城県結城市の浦町に建つ鈴木新平商店見世蔵は、明治16(1883)年に建てられた江戸型の典型的な見世蔵です。もとは加賀国金沢から移り住んだ呉服問屋「加賀屋」の店舗で、土蔵造2階建・桟瓦葺の堂々とした構えは、結城紬で栄えた城下町の繁栄を今に伝えています。文庫蔵・座敷棟とともに平成26(2014)年に国の登録有形文化財に登録されました。
茨城県結城市の北部市街地に佇む鈴木紡績主屋は、明治三十九年(一九〇六年)に同敷地の見世蔵とともに建てられた住居建築で、国の登録有形文化財に登録されています。二枚の棟札によって建築年代と職人の姓名が明らかになっており、関東でも屈指の商家町並みを形づくる貴重な存在です。
茨城県結城市に佇む鈴木紡績見世蔵は、明治39(1906)年に建てられた国登録有形文化財です。正面右側を寄棟、左側を切妻とした非対称の屋根が印象的で、結城紬で栄えた絹の町の歴史を今に伝えます。現在も鈴木紡績株式会社の本社として現役で使われ、文化財の生きた継承の好例として知られています。
茨城県桜川市真壁町の上宿通りに面して建つ塚本家住宅門は、明治40年(1907年)建立の木造薬医門。切妻造・桟瓦葺、間口約2.8mの落ち着いた構えで、隣接する見世蔵・土蔵・黒板塀とともに真壁の歴史的景観を形成し、平成16年に国の登録有形文化財に登録されました。
茨城県桜川市真壁町の御陣屋前通りに佇む塚本茶舗脇蔵は、明治中期に建てられた土蔵造2階建ての文庫蔵です。国の登録有形文化財に登録され、現在も茶葉の保管庫として使用されています。100棟以上の登録文化財が集中する真壁の重要伝統的建造物群保存地区で、商家町の歴史と文化を体感できます。
茨城県桜川市真壁の中村家住宅主屋は、明治初期建築の書院造の座敷棟。広い屋敷の奥に南北棟妻入で建ち、北面に式台玄関を開く。L字形の平面をとり、最奥の10畳間に床・棚・付書院を備える、質の高い登録有形文化財。
茨城県桜川市真壁の中村家住宅文庫蔵は、明治期建築の土蔵造3階建。屋敷の中ほどに建ち、約26平米の小さな平面に階高を抑えた三層を積んで文書を火災から守った。鉢巻下を下見板で覆う、工夫ある登録有形文化財。