重要文化財
Important Cultural Property日本の重要文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
愛知県豊川市の財賀寺に残る室町時代の仁王門と本堂内厨子。仁王門は楼門として計画されながら二階が造られず、三手先の組物の上に寄棟屋根を載せた姿で完成した。厨子は文明15年の禅宗様。平成2年に重要文化財指定。
愛知県犬山市の博物館明治村に移築保存された重要文化財・旧西郷従道住宅。フランス人建築家レスカスが設計し、耐震構造や舶来の建築金物を備えた明治初期の洋風上流住宅の傑作。西郷隆盛の弟・従道の外交の舞台となった邸宅の魅力と見どころを紹介します。
旧札幌電話交換局舎は、明治31年に札幌に建てられた石造2階建ての電話交換局で、昭和43年に重要文化財に指定された。博物館明治村に当初の規模で移築され、内部では電話の歴史を紹介する常設展示が行われている。
愛知県豊川市の三明寺に建つ高さ14.5メートルの三重塔。初層と二層は和様、三層だけ軒を強く反らせた禅宗様とする珍しい折衷様式で、境内最古の建物である。享禄4年の再建で、明治40年に重要文化財に指定された。
愛知県豊川市の三明寺本堂に立つ宮殿。本尊の弁財天を納める厨子でありながら、神社本殿の一間社流造をとる珍しい一基で、神仏が交わる信仰を形に残している。天文23年の建立で、昭和28年に重要文化財に指定された。
愛知県犬山市の博物館明治村に建つ旧品川燈台は、明治3年に東京湾品川沖の第二台場へ建設された円形灯台。フランス人技師ヴェルニーの設計で、灯器はフランスから輸入された。現存する日本最古の洋式灯台として知られる。
愛知県あま市の甚目寺は、名古屋城を鎮護する尾張四観音のひとつ。古材を活かして寛永4年に再建され室町の様式を伝える三重塔と、寛永11年建立の東門が昭和28年に重要文化財に指定され、境内は無料で参拝できる。
名古屋の西、あま市の甚目寺に立つ二階建ての楼門。あま市で最も古い木造建築で、明治33年に重要文化財へ指定された。建立年代は文化庁の見方と寺伝とで分かれるが、和様による初期の明快な木組みを今に伝え、下層には福島正則が寄進した仁王像が控える。
愛知県稲沢市の性海寺に立つ室町中期の多宝塔。方三間、高さ約十二メートルで、大仏様と禅宗様を併せた折衷様式が見どころとなる。一九〇三年に重要文化財に指定され、あじさい寺として知られる境内に静かに残っている。
性海寺本堂は愛知県稲沢市大塚南にある真言宗智山派・大塚山性海寺の仏堂です。慶安年間の再建ですが、堂内の須弥壇や折上小組格天井は鎌倉期の部材を再用しており、宝塔とあわせ昭和44年に国の重要文化財に指定されました。
愛知県瀬戸市の山あいに建つ定光寺本堂、通称無為殿。一四九三年建立の禅宗様仏殿で、裳階を備え、須弥壇の高欄に鯱の彫刻を見せる。一九二六年に重要文化財に指定された。背後には尾張藩祖徳川義直の儒教式廟所が控えている。
織田有楽斎が元和4年(1618年)ごろ京都建仁寺正伝院に如庵と隣り合わせて営んだ隠居所。七畳と六畳4室を縁がめぐり、南の主室は茶座敷を兼ねる構え。長谷川等伯・狩野山雪らの襖絵が残り、内部は予約制で公開。
愛知県岡崎市の信光明寺観音堂。一四七八年建立の禅宗様仏殿で、浄土宗寺院では最古級とされる。徳川家の祖にあたる松平氏が開いた寺に建ち、強く反り返る軒の屋根が目を引く。一九〇四年に重要文化財に指定された。
三重県の菅島灯台とともに一八七三年に建てられた灯台官舎。英国人技師リチャード・ブラントンの指導による煉瓦造の洋館で、国産の煉瓦と瓦を用いる。現在は博物館明治村に移築され、一九六八年に重要文化財に指定された。
明治35年、木曽三川分流工事で行き来を絶たれた木曽川と長良川を再び結ぶために築かれた煉瓦造の複閘式閘門。青木良三郎らが設計し、いまも現役で船を通す。我が国最初期の閘門として平成12年に重要文化財へ指定された。
愛知県岡崎市の大樹寺多宝塔は、天文4年(1535)に徳川家康の祖父・松平清康が建立した重要文化財。下層は方形、上層は円形で、和様の組物と檜皮葺の屋根をもつ。安政の大火を免れた境内最古の建築で、外観は無料で見学できる。
愛知県岡崎市の滝山寺三門は、三間一戸・入母屋造・こけら葺の中世の楼門。明治三十四年指定の重要文化財で、寺伝の文永四年と様式上の室町前期という二つの建立年代をもつ。下層三手先の組物や近世補作の木鼻が見どころ。
愛知県岡崎市の滝山寺本堂は、桁行五間・梁間五間、寄棟造檜皮葺の密教系本堂。寺伝では貞応元年の造営と伝わるが、様式から室町前期とされ、明治37年に重要文化財に指定された。秘仏の薬師如来を祀り、堂内では毎冬、鬼まつりの炎が舞う。
三代将軍徳川家光が家康ゆかりの岡崎に正保3年に建てた滝山東照宮。本殿・拝殿幣殿・中門・水屋が一括して国の重要文化財で、朱漆と黒漆に極彩色を施した社殿群が江戸前期の徳川の権勢を今に伝える。滝山寺に隣接する。
稲沢市の長光寺に建つ六角円堂、地蔵堂。露盤の銘から永正7年の建立とされ、中世にさかのぼる六角堂の唯一の遺構として貴重とされる。唐様の意匠が美しく、堂内には鎌倉時代の鉄造地蔵菩薩立像、通称汗かき地蔵を安置する。