重要文化財

Important Cultural Property

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13,541 重要文化財 全国47都道府県
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刀〈銘長曾祢興里入道乕徹〉
岡山県 江戸 重要文化財
刀〈銘長曾祢興里入道乕徹〉

岡山県に伝わる重要文化財「刀 銘 長曾祢興里入道乕徹」は、新刀期最高峰の名工・虎徹が延宝二年(1674年)に鍛えた晩年「はことら」銘期の傑作。刃長76.3cm、反り2.1cmの堂々たる姿に、数珠刃の華やかな刃文と冴えた地鉄を備え、奥平家伝来の由緒ある一振りです。

金山寺文書
岡山県 平安~室町 重要文化財
金山寺文書

岡山市北区の山中に建つ古刹・金山寺に伝わる金山寺文書は、1969年に国の重要文化財に指定された7巻52通の古文書群です。平安末期から江戸初頭までの430年余にわたり、国司安堵状、幕府や六波羅探題の下知状、寺領の寄進状などが収められ、附の『金山観音院縁起』には開山・報恩大師と臨済宗の祖・栄西の生涯が記されています。中世日本の地方寺院と権力との関係を生き生きと映し出す稀有な史料です。

絹本著色中不動三十六童子左右両界曼荼羅図
岡山県 南北朝 重要文化財
絹本著色中不動三十六童子左右両界曼荼羅図

岡山県瀬戸内市牛窓町の宝光寺が所有する国指定重要文化財。中央に不動明王と三十六童子、左右に金剛界・胎蔵界の両界曼荼羅を配した珍しい三幅対で、室町時代初期に絹本へ繊細に描かれた密教信仰の名品です。

絹本著色両界曼荼羅図
岡山県 南北朝 重要文化財
絹本著色両界曼荼羅図

岡山県美作市の真言宗御室派・真木山長福寺に伝わる「絹本著色両界曼荼羅図」は、南北朝時代に描かれた縦165cm・横125cmの二幅一対の掛軸で、明治34年に国の重要文化財に指定されました。中世の地方寺院に伝来した両界曼荼羅としてきわめて貴重な作例であり、密教の宇宙観を精緻な筆致と豊麗な彩色で表現した名品です。

三彩壺/伝岡山県出土
岡山県 奈良 重要文化財
三彩壺/伝岡山県出土

三彩壺/伝岡山県出土は、奈良時代八世紀前半に作られた、国指定重要文化財の三彩陶器です。倉敷美観地区にある倉敷考古館の所蔵で、明治三十七年頃に岡山県津山市近郊の横穴式石室から、陶棺などとともに発見されたと伝えられています。最大胴径二十五・三センチメートル、総高二十一・三センチメートルという大形の薬壷形をなし、白泥の化粧土の上に緑・黄褐・透明釉を掛け分けた華やかな三彩釉が、千三百年を経た今も艶やかな光沢を保っています。これほどの大きさで完形を保つ奈良三彩は全国でも数例しか知られず、本来は奈良の宮廷や大寺院でしか目にできなかった最高級陶器が、地方豪族の祖先墓に火葬骨蔵器として納められていたという、当時の中央と地方を結ぶ歴史を今に伝える貴重な一品です。

木造千手観音両脇士像
岡山県 鎌倉 重要文化財
木造千手観音両脇士像

岡山県新見市の真言宗古刹・三尾寺に伝わる国指定重要文化財「木造千手観音両脇士像」。鎌倉時代の優れた木彫技法と寄木造による中尊千手観音坐像、両脇に配された不動明王・毘沙門天像が織りなす三尊形式の魅力、明治34年(1901)指定の歴史的価値、参拝のご案内、新見市の周辺観光スポットまで詳しくご紹介します。

伊江御殿墓(沖縄県那覇市首里石嶺町)
沖縄県 江戸中期 重要文化財
伊江御殿墓(沖縄県那覇市首里石嶺町)

沖縄県那覇市首里石嶺町にある伊江御殿墓は、琉球王家・第二尚氏の分家である伊江御殿の歴代墓である。康煕26年(1687)の造営で、年代の明らかな県内最古級の亀甲墓として、平成11年に国の重要文化財に指定された。

大宜味村役場旧庁舎
沖縄県 大正 重要文化財
大宜味村役場旧庁舎

1925年竣工、沖縄県に現存する最古の鉄筋コンクリート造建築物。台風対策の八角形平面や十字形の独創的な設計で知られ、2017年に国の重要文化財に指定。沖縄の近代建築の原点を訪ねる旅へ。

旧円覚寺放生橋
沖縄県 室町後期 重要文化財
旧円覚寺放生橋

那覇・首里城公園に残る旧円覚寺放生橋は、1498年建立の石造桁橋。沖縄戦で失われた王家の菩提寺・円覚寺で唯一現存する建造物で、中国産の輝緑岩を用いた欄干と蓮座上の獅子の彫刻は琉球石彫の最高作とされる。

旧宮良殿内(沖縄県石垣市大川)
沖縄県 江戸後期 重要文化財
旧宮良殿内(沖縄県石垣市大川)

石垣島の市街地に建つ旧宮良殿内は、八重山の頭職を勤めた宮良家の住宅。沖縄の士族建築で唯一国の重要文化財に指定され、赤瓦の屋根や薬医門、ひんぷん、琉球石灰岩の枯山水庭園を今も見ることができる貴重な一棟である。

旧和宇慶家墓(沖縄県石垣市字大川宇志原)
沖縄県 江戸中期 重要文化財
旧和宇慶家墓(沖縄県石垣市字大川宇志原)

石垣市街の北の丘に西を向いて建つ旧和宇慶家墓は、17世紀後半までに築かれた石造墓である。自然の岩盤を生かした墓室に、琉球石灰岩の内庭と外庭をそなえ、洞穴墓から発展した沖縄の墳墓形式の一段階を示す。平成12年に重要文化財へ指定された。

園比屋武御嶽石門
沖縄県 室町後期 重要文化財
園比屋武御嶽石門

沖縄県那覇市・首里城公園内に佇む園比屋武御嶽石門は、1519年に尚真王の命で建造された琉球王国の祈りの場です。日本・中国・琉球の建築様式を融合させた石造建築の傑作であり、国指定重要文化財かつユネスコ世界遺産に登録されています。

瀬底土帝君
沖縄県 江戸後期 重要文化財
瀬底土帝君

沖縄県本部町の瀬底島に佇む瀬底土帝君は、中国古来の土地神を祀る沖縄最大級の礼拝施設です。18世紀中頃に造営されたとされる本殿・拝殿・庭が珊瑚石灰岩の石垣に囲まれ、フクギの自然林の中に極めて良好な保存状態で残されています。1997年に国の重要文化財に指定された、琉球と中国の文化交流を今に伝える貴重な遺構です。

玉御殿
沖縄県 江戸中期 重要文化財
玉御殿

沖縄県伊是名島にある国指定重要文化財「玉御殿」。第二尚氏王統の始祖・尚円王の家族が眠る1688年築造の破風墓で、琉球王国の歴史と信仰文化を今に伝えます。アクセス・見どころ・周辺情報も詳しくご紹介。

喜友名泉
沖縄県 江戸後期 重要文化財
喜友名泉

沖縄県宜野湾市にある喜友名泉(ちゅんなーがー)は、19世紀前期に築かれた二つの石造湧泉からなる国指定重要文化財です。琉球王国時代の卓越した石造技術と、沖縄の水にまつわる暮らしと信仰の文化を今に伝える貴重な文化遺産をご紹介します。

天女橋
沖縄県 室町後期 重要文化財
天女橋

沖縄県那覇市・首里城公園北側の円鑑池に架かる天女橋は、1502年築の日本最古の石造アーチ橋。中国・日本・琉球の技法が融合した重要文化財の魅力と見どころ、アクセス情報を紹介します。

仲村渠樋川
沖縄県 大正 重要文化財
仲村渠樋川

沖縄県南城市にある仲村渠樋川は、琉球石灰岩で築かれた沖縄を代表する伝統的石造井泉です。1912年に津堅島の石工により造り替えられ、男女別の水場や県内唯一の五右衛門風呂を備えた共同用水施設として、1995年に国の重要文化財に指定されました。石畳の坂道や拝所が残る、沖縄の水の文化を体感できる貴重な文化遺産です。

岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館
岩手県 明治 重要文化財
岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館

岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館は、1911年(明治44年)に竣工した盛岡を象徴する明治期の銀行建築です。設計は東京駅で知られる辰野金吾と葛西萬司によるもので、辰野作品としては東北地方に唯一現存する貴重な建物です。1994年に現役の銀行建築として日本初の国の重要文化財に指定され、現在は「岩手銀行赤レンガ館」として一般公開されています。約91万個の岩手県産煉瓦と青森ヒバを使用した華麗な内装、辰野式の象徴的な外観をぜひお楽しみください。

願成就院宝塔
岩手県 平安後期 重要文化財
願成就院宝塔

岩手県平泉町、世界遺産・中尊寺の境内、峯薬師堂のかたわらに静かに佇む願成就院宝塔。総高125.7cmの小さな安山岩製石造宝塔は、塔身四方に金剛界四仏の梵字を刻み、平安時代後期の洗練された石造美術を今に伝えます。奥州藤原氏全盛期の希少な遺例として、昭和32年に国の重要文化財に指定されました。

旧第九十銀行本店本館
岩手県 明治 重要文化財
旧第九十銀行本店本館

岩手県盛岡市の中心部に建つ「旧第九十銀行本店本館」は、明治43年(1910年)に盛岡出身の若き建築家・横濱勉が設計したれんが造2階建の銀行建築です。重厚なロマネスク・リヴァイヴァル様式の外観と、ゼツェッシオンの影響を受けた簡潔な内部意匠を併せ持ち、大正期に開花する表現主義建築の先駆として、平成16年(2004年)に国の重要文化財に指定されました。現在は「もりおか啄木・賢治青春館」として無料公開され、石川啄木・宮沢賢治の青春の足跡をたどることができます。