重要文化財
Important Cultural Property日本の重要文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
岐阜県土岐市の元屋敷陶器窯跡から出土した重要文化財指定の陶器群をご紹介。織部・志野・黄瀬戸・瀬戸黒など、安土桃山時代の茶の湯文化を今に伝える美濃桃山陶の名品の魅力と見どころを解説します。
岐阜市の円徳寺に伝わる「楽市楽座制札」は、織田信長と池田元助・輝政が発給した戦国期の木製公示札4枚(附1枚)。1567年に信長が稲葉山城を攻略し岐阜と改めた直後、城下の経済再興のために加納の市場に掲げられた現物が残るのは極めて稀。1993年に国指定重要文化財となった、戦国経済史の核心を伝える一次史料を紹介します。
岐阜県郡上市白鳥町石徹白に伝わる国指定重要文化財「銅造虚空蔵菩薩坐像」。元は白山中居神社の御神体で、現在は大師堂に安置されています。天蓋・光背を完備した堂々たる等身像で、鎌倉時代初期の白山信仰の隆盛を今に伝える名品の魅力をご紹介します。
岐阜県神戸町・日吉神社に伝わる重要文化財「石造狛犬」一対。天正五年(一五七七)、西保城主・不破河内守光治が越前の名石「笏谷石」をもって寄進した、銘文も明確な安土桃山期の名品。縦長で凛とした姿と流麗なたてがみが見どころです。
郡上市白鳥町の長滝白山神社に伝わる重要文化財「木造古楽面」二十七面。鎌倉時代後期から江戸時代後期にかけて白山信仰の芸能のなかで奉納された翁・三番叟・若女・鬼神・鼻高など、長滝の延年に連なる貴重な面群。
宮崎県日南市の離島・大島の南端に建つ鞍埼灯台は、明治17年(1884年)に完成した日本最古の無筋コンクリート造灯台です。日本人技術者・藤倉見達が設計した最初期の灯台として、令和6年に国の重要文化財に指定されました。十二角形の灯塔や断崖からの絶景など、近代化遺産としての価値と離島ならではの魅力をご紹介します。
宮崎市佐土原町の巨田神社本殿は、棟札により文安5年(1448年)の建立と判明する三間社流造の社殿。南九州に数少ない中世神社建築として国の重要文化財に指定され、解体修理で朱漆と金箔の彩色が復され、境内には若宮社・今宮社も並ぶ。
宮崎県都城市の興玉神社内神殿は、応永6年(1399年)の棟木墨書をもつ県内最古の木造建造物。もとは正応寺薬師堂の厨子で、廃仏毀釈の際に住民が神社へ移して守った。年代の確かな九州の中世禅宗様建築として貴重。
宮崎県高千穂町に建つ高千穂神社本殿は、安永七年(一七七八)に延岡藩主の後援で造営された五間社流造。欅の素木に龍や鳳凰、猟師と猪、三毛入野命の伝説を刻み、縁の西端には珍しい稲荷社を備える。平成十六年に重要文化財へ指定された。
宮崎県椎葉村の那須家住宅は、文政6年(1823年)建築の国指定重要文化財。桁行約25メートル、奥行き約8メートルの横長い並列型民家で、平家落人と源氏方の那須大八郎をめぐる言い伝えから鶴富屋敷とも呼ばれる。
間仕切柱の刻銘から天明7年(1787年)建築と判明する、宮崎県内で建築年が最も古い民家。土間がなく「オモテ」「ヘンヤ」の板敷き二室からなり、九州中南部山間部の古い形式を残す。五ヶ瀬町から宮崎県総合博物館民家園へ移築。
宮崎県美郷町の山深くにたたずむ神門神社本殿は、寛文元年(1661年)建立の七間社流造で、国の重要文化財に指定されています。百済王族・禎嘉王を祀り、奈良正倉院と同一品の銅鏡を伝える歴史的な聖地です。隣接する西の正倉院や百済の館とともに、古代日韓交流のロマンに触れることができます。
宮城県角田市に佇む高蔵寺阿弥陀堂は、治承元年(1177年)に藤原秀衡の妻により建立された国指定重要文化財です。東北に現存する平安時代の建造物わずか3棟の一つであり、中尊寺金色堂・白水阿弥陀堂と並ぶ東北三大阿弥陀堂の素朴で力強い姿をご紹介します。
宮城県角田市の高蔵寺境内に佇む旧佐藤家住宅は、国指定重要文化財の江戸時代中期の中農家住宅。茅葺の寄棟造や鳥居建の古式構造など、仙台藩の農家建築の原型を今に伝える貴重な文化遺産です。
宮城県塩竈市の一森山に鎮座する鹽竈神社は、陸奥国一之宮として古代から崇敬を集めてきた古社です。仙台藩4代藩主伊達綱村が着工し、5代藩主伊達吉村の宝永元年(1704年)に竣工した社殿14棟と石鳥居は、平成14年に国の重要文化財に指定。三柱の神を祀る独特の社殿構成と、本殿・廻廊の正統な意匠と拝殿・門の華やかな意匠の対比が、江戸中期神社建築の傑作として高く評価されています。
嘉暦元年(1326年)、瑞巌寺の前身・円福禅寺の庫裏に掛けられた銅鋳の雲版。蓮華の撞座と日月の意匠を持つ国重要文化財を、松島・瑞巌寺青龍殿で。
宮城県松島町・雄島の南端に立つ「奥州御島頼賢碑」は、徳治2年(1307)に22年間島から出ずに修行を続けた僧・頼賢の徳をたたえ、弟子30余人が建てた高さ3メートル超の粘板岩製の石碑です。碑文は18行643字の草書で、撰文・揮毫はいずれも来日した元の高僧・一山一寧。鎌倉時代末期の貴重な草書碑として、また松島寺院史の一級史料として、国の重要文化財に指定されています。
青森県亀ヶ岡遺跡から出土したと伝わる、長さ9センチの完形の硬玉(翡翠)製磨製石斧。1973年に重要文化財に指定された本品は、宮城県多賀城市の東北歴史博物館に収蔵されています。糸魚川から津軽へ、縄文時代の広域交易と高度な研磨技術、そして祭祀の精神を今に伝える希少な一品です。
北海道日高のアイヌの家に宝刀として伝来した白長覆輪太刀。総銀造の拵に鍍金の痕跡を残す鎌倉時代の異式太刀で、蝦夷拵の古例として希少。宮城県多賀城市の東北歴史博物館に所蔵される重要文化財。
京都府綾部市の石田神社境内に建つ恵比須神社本殿は、延慶四年(一三一一年)の棟札をもつ鎌倉後期の社殿。もとは石田神社の本殿で、京都府北部最古の神社本殿建築とされる。妻飾りに禅宗様を取り入れた重要文化財で、足利尊氏ゆかりの安国寺の鎮守でもある。