重要文化財
Important Cultural Property日本の重要文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
御影堂の東に建つ知恩院経蔵は、三門と同じ元和7年に徳川秀忠が建てた重要文化財。堂内には宋版一切経約6千帖を収める八角輪蔵が据えられ、傅大士像と狩野派の絵で荘厳される。内部は非公開だが宝形造の外観を観察できる。
京都・知恩院の勢至堂は享禄3年(1530年)の再建で、境内に現存する最古の建造物です。浄土宗の開祖・法然上人が入滅した大谷禅房の跡に建ち、寛永10年の大火を免れました。勢至菩薩を本尊とする全国でも珍しい堂で、明治32年指定の重要文化財です。
延宝6年(1678)建立の知恩院大鐘楼は、寛永13年(1636)鋳造で重さ約70トンの梵鐘を吊るす重要文化財建築。日本三大梵鐘の一つを支える頑丈な架構と、17人がかりで撞く大晦日の除夜の鐘で広く知られる。
京都・妙心寺の塔頭天球院の本堂は、寛永8年(1631年)に建立された江戸初期の禅宗方丈建築の典型であり、国の重要文化財に指定されています。内部を飾る狩野山楽・山雪父子による全152面の金碧障壁画も重要文化財で、禅寺としては異例の華麗さを誇ります。通常非公開の知られざる名刹の魅力をご紹介します。
京都府木津川市の天神神社境内に佇む天神社十三重塔は、建治3年(1277年)建立の国指定重要文化財です。台石に刻まれた紀年銘により建立年代が明確な、鎌倉時代を代表する石造美術の傑作。高さ約4.15メートルの優美な石塔の魅力と、周辺の神童寺・海住山寺などの見どころをご紹介します。
京都府相楽郡和束町に鎮座する天満宮本殿は、正平3年(1348年)に再建された国指定重要文化財の社殿建築です。南北朝の動乱で焼失した後に建て直され、室町時代初期の建築様式を明瞭に伝えています。「茶源郷」として知られる和束町の美しい茶畑景観とともに、中世日本の建築遺産をお楽しみください。
1906年竣工、辰野金吾と長野宇平治が設計した旧日本銀行京都支店は、赤レンガに白い花崗岩を配した「辰野式」の代表作です。国の重要文化財に指定され、現在は京都文化博物館別館として無料で一般公開。壮麗な吹き抜けの旧営業室や金庫室カフェなど、明治の近代建築の粋を体感できます。
京都市左京区花背の大悲山に建つ峰定寺仁王門は、貞和6年(1350年)に再建された重要文化財の八脚門。修験道の聖地「北大峰」への入口として、670年以上の歴史を静かに伝えています。
京都・岡崎に建つ旧武徳殿は、明治32年(1899年)に大日本武徳会の演武場として建設された日本最古の武道場です。松室重光設計による近代和風建築の傑作で、平成8年に国の重要文化財に指定。現在も京都市武道センターの施設として武道の稽古や大会に使用されており、毎年5月には全日本剣道演武大会が開催されます。
京都市伏見区日野に佇む法界寺の本堂(薬師堂)は、室町時代の康正2年(1456年)に建立された重要文化財の仏堂です。奈良から移築された歴史を持ち、秘仏の薬師如来立像や十二神将像を安置。「乳薬師」として安産・子授けの信仰を集め、国宝の阿弥陀堂とともに親鸞聖人ゆかりの古刹の中心をなしています。
京都・東山の象徴「八坂の塔」として親しまれる法観寺五重塔は、永享12年(1440年)再建の重要文化財です。高さ約46メートルは日本の木造五重塔で第3位。重要文化財の五重塔で唯一内部拝観が可能な貴重な建造物で、五智如来像や創建時の礎石など見どころが満載です。
京都府大山崎町の天王山中腹に立つ寶積寺三重塔。慶長9年(1604年)の建立で、相輪頂までの総高は約20メートル。秀吉が戦勝を機に一夜で建てたと伝わる「一夜の塔」として親しまれてきた、桃山時代の重要文化財です。
京都府京田辺市の法泉寺に立つ石造十三重塔。基礎に弘安元年(1278年)の銘があり、宋から渡来した石工・伊行末の系統の工人が手がけた。初重の四面には四方仏を半肉彫し、高さは約六メートル。国の重要文化財。
寶塔寺の総門は、室町中期に建てられた四脚門で、明治39年に重要文化財に指定された。応仁の乱後に再興された境内で最も古い部類の建築であり、切妻造・本瓦葺の簡素な姿が残る。伏見稲荷大社の南、徒歩十数分。境内の拝観は無料。
京都市伏見区・深草の寶塔寺に立つ多宝塔は、永享10年(1438年)の建立で、京都市内に現存する多宝塔として最も古い。初層の屋根に残る珍しい行基葺と、日蓮宗の寺と法華経の宝塔信仰のつながりに、この塔の価値がある。
京都市伏見区深草の山あいに佇む寶塔寺本堂は、慶長十三年(1608年)に再建された日蓮宗の大規模仏堂で、昭和五十九年(1984年)に国の重要文化財に指定されました。桁行七間・梁間五間、入母屋造・本瓦葺きの堂々たる姿は、桃山様式の意匠を色濃く残す貴重な遺構。伏見稲荷大社から徒歩15分ほどとは思えない静寂のなか、京都市最古の多宝塔や室町期の総門と共に、洛南屈指の文化財建築群を体感できる、知る人ぞ知る古刹です。
京都・西本願寺の堀川通に面して建つ総門・御影堂門・手水所・阿弥陀堂門・経蔵・鼓楼の六棟は、平成26年に重要文化財に指定された江戸時代の建築群です。延宝5年(1677)建立の経蔵、大規模な四脚門の御影堂門・阿弥陀堂門など、各時代の優れた意匠と技術が結集した本山の表構えをご紹介します。
京都府城陽市の鴻ノ巣山麓に建つ水度神社本殿は、棟札により文安5年(1448年)の建立とわかる市内最古の建造物。一間社流造に千鳥破風を付し、向拝の蟇股には笹竜胆の透かし彫りが施される。1906年指定の重要文化財。
京都・壬生寺の大念仏堂は安政3年(1856)に再建された二階建て。二階の舞台には、鬼が消える「飛び込み」や綱わたりの「獣台」など他に例のない仕掛けが組み込まれ、無言・仮面の壬生狂言が演じられる重要文化財です。
京都府宮津市の宮津洗者聖若翰天主堂は、フランス人神父ルラーブが設計し地元大工が建てた明治29年の木造教会。畳敷きの床と横引きの窓、薔薇窓やヴォールト天井が同居する和洋折衷で、2024年に重要文化財に指定された。