重要文化財
Important Cultural Property日本の重要文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
群馬県桐生市新里町、赤城山南麓の台地に立つ高さ1.85メートルの石塔。輝石安山岩の四面に延暦20年(801年)の年紀と45文字が刻まれ、僧・道輪が法華経を納めて造立した。年紀をもつ層塔として国内屈指の古さを誇る重要文化財。
群馬県中之条町にある国指定重要文化財・富沢家住宅は、寛政4年(1792年)頃に建てられた国内最古級の養蚕農家です。前兜造りの茅葺屋根が美しい大型民家で、江戸時代の養蚕文化と農村の暮らしを今に伝えています。
群馬県邑楽郡板倉町に鎮座する雷電神社の末社・八幡宮稲荷神社社殿は、天文16年(1547年)建立の群馬県内最古の木造神社建築です。二柱の神を一棟に祀る珍しい二間社入母屋造で、重要文化財クラスでは全国に7例のみ。明治41年に特別保護建造物、昭和25年に重要文化財に指定され、現在も雷電神社境内で静かにその姿を留めています。
群馬県の不動寺に伝わる石造不動明王立像は、台座に「院隆」「院□」という二人の院派仏師の銘が刻まれた、極めて希少な作例です。木造が圧倒的多数を占める日本仏教彫刻のなかで、本格的な石造の不動明王立像、しかも著名仏師流派の銘を伴う作品は数えるほどしかありません。本記事では、像の特徴と魅力、院派という流派の歴史、文化財として大切に守られてきた背景、そして周辺観光の見どころまでをわかりやすくご紹介します。
広島県庄原市比和町にある荒木家住宅は、18世紀初頭に建てられた神官の住宅で国の重要文化財に指定されています。茅葺き入母屋造りの美しい佇まいや「たかま」など社家ならではの間取りの魅力をご紹介します。
広島県福山市・鞆の浦に建つ安国寺釈迦堂は、室町時代中期の禅宗様建築を伝える国指定重要文化財です。善光寺式阿弥陀三尊像や法燈国師坐像など、鎌倉時代の名宝とともに枯山水庭園も楽しめます。
広島県三次市吉舎町に所在する国指定重要文化財・奥家住宅は、天明8年(1788年)築の庄屋の民家です。五重に組まれた圧巻の小屋梁、珍しい内蔵形式の土蔵など、中国地方山間部の上層農家の暮らしを今に伝える貴重な遺構をご紹介します。
広島県呉市・倉橋島の桂浜に建つ桂濱神社本殿は、文明十二年(一四八〇)銘の棟札を持つ室町後期の三間社流造。庇まで丸柱とし海老虹梁を用いるなど県内に類例の少ない手法が見どころで、宗像三女神らを祀る重要文化財。
広島県東広島市の旧木原家住宅は、鬼瓦の署銘から寛文5年(1665)の建築と判明する町家。酒造と竹原の塩田業で財を成した豪商の住まいで、座敷を表通り側に置く古い間取りを残す。中国地方で最も古い民家とされる重要文化財。
広島県福山市の備後一宮 吉備津神社の本殿。慶安元年(1648年)に初代福山藩主・水野勝成が再建した重要文化財で、幅約18.5mにおよぶ大きな入母屋造。仏堂風の内部や桃山風の彫刻、二つの随神門が見どころ。
広島県尾道市瀬戸田町に佇む光明坊十三重塔は、永仁2年(1294年)に建立された国の重要文化財。高さ約8.5メートルの花崗岩石塔が伝える鎌倉時代の石造技術と仏教信仰の世界をご紹介します。
広島県竹原市の重要文化財・春風館賴家住宅は、頼山陽の叔父で儒医・頼春風の邸宅。武家屋敷風の長屋門や数寄屋風の茶室など、江戸後期の上層町家建築の魅力をご紹介します。
広島市中区に建つ世界平和記念聖堂は、原爆犠牲者の追悼と世界平和を祈念して1954年に献堂されたカトリック教会です。建築家・村野藤吾の設計による戦後初の重要文化財建造物の魅力をご紹介します。
広島県三次市に佇む旙山家住宅は、18世紀中期の茅葺き農家住宅で国の重要文化財。古風な構造手法と灰塚ダム移築の歴史が魅力の、日本の農村建築遺産をご紹介します。
宮島・厳島神社の背後を流れる紅葉谷川にある重要文化財。昭和20年の枕崎台風の土石流からの復旧で、巨石を割らず野面のまま組んだ堰堤や床固が紅葉谷公園に溶け込みます。戦後の土木施設として全国初の指定です。
高松市中心部に立つ昭和33年竣工の庁舎。建築家・丹下健三が鉄筋コンクリートで日本建築の柱と梁を表現し、高さ約7メートルのピロティを県民に開いた。猪熊弦一郎の壁画と剣持勇の家具も残り、令和4年に戦後庁舎初の重要文化財となった。
香川県三豊市仁尾、かつて仁尾城があった高台に立つ覚城院鐘楼。漆喰の袴腰が裾を広げる二層の桃山様式で、昭和22年指定の重要文化財。今も大晦日に除夜の鐘が撞かれ、瀬戸内を見下ろす境内からは父母ヶ浜へも近い。
香川県観音寺市にある観音寺金堂は、室町時代の部材を受け継ぎ延宝5年に再建された国指定重要文化財。四国八十八箇所第69番札所の本堂として、朱塗りの柱と歴史ある遍路文化の息吹を今に伝えます。
愛媛南部の山里にあった18世紀の農家。床上部の全面を竹の簀子で張り、天井を張らずに小屋組を見せる。和紙原料の楮を蒸す大釜が残る希少な民家で、昭和54年に四国村へ移築・復原され、重要文化財に指定された。
四国霊場第80番札所、香川県高松市の讃岐国分寺本堂は、奈良時代の講堂跡の礎石を再利用し鎌倉後期に建てられた重要文化財。天正の兵火を免れた四国屈指の木造仏堂で、像高約5.2mの千手観音立像(秘仏)を厨子に納める。