重要文化財

Important Cultural Property

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13,541 重要文化財 全国47都道府県
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太刀〈銘左近将監景依/正応二十一月日〉
和歌山県 鎌倉 重要文化財
太刀〈銘左近将監景依/正応二十一月日〉

茎に作者名と官途、正応二年十一月の年紀を刻む備前国の刀工景依による太刀で、刀樋を掻流し、小丁子を焼く。鎌倉時代後期の生ぶの一口で、紀州東照宮が所有し、現在は和歌山県立博物館に寄託されている。糸巻太刀拵を附す。

太刀〈銘真長〉
和歌山県 鎌倉 重要文化財
太刀〈銘真長〉

茎に「真長」と銘を切る鎌倉時代の太刀で、備前長船の名工真長の作とされ、直刃に互の目をまじえる。紀州藩三代藩主徳川綱教が紀州東照宮へ奉納した一口で、葵紋の糸巻太刀拵を附し、現在は和歌山県立博物館に寄託されている。

太刀〈銘信国〉
和歌山県 南北朝 重要文化財
太刀〈銘信国〉

紀州東照宮が蔵する重要文化財。南北朝期の京で相州伝を取り入れ刀身彫刻に長けた信国一門の作で、約71センチの磨上、浅い反りに乱れの刃文を焼き、表裏へ棒樋を掻く。来派の後を受けた山城伝の展開を示す一口である。

太刀〈銘備州長船秀光/至徳四年(以下不明)(徳川吉宗寄進)〉
和歌山県 南北朝 重要文化財
太刀〈銘備州長船秀光/至徳四年(以下不明)(徳川吉宗寄進)〉

和歌山市有本の若宮八幡神社が蔵する重要文化財。備前長船秀光が至徳四年(1386年)に鍛えた南北朝の太刀で、のちに紀州五代藩主から八代将軍となった徳川吉宗が、藩祖頼宣の創建した当社へ奉じた一口として伝わる。

太刀〈銘備前国(以下不明)(伝真長)〉
和歌山県 鎌倉 重要文化財
太刀〈銘備前国(以下不明)(伝真長)〉

紀州東照宮が蔵する重要文化財。鎌倉後期の初期長船の名工と伝わる真長の作で、約80センチの生ぶの長寸に直刃を焼く。徳川の葵紋を散らした金梨子地の拵をともない、刀身と拵がそろって伝わるひときわ完備した一具である。

太刀〈銘伯耆大原真守〉
和歌山県 鎌倉 重要文化財
太刀〈銘伯耆大原真守〉

紀州東照宮が蔵する太刀〈銘伯耆大原真守〉。伯耆の祖安綱の系譜を引く鎌倉初期の刀工真守の作で、表に連樋を掻き、裏には梵字を彫る。安綱と同じ大正二年指定の重要文化財で、紋を置かない無地の拵を伴う、伯耆鍛冶の系譜を伝える一口である。

太刀〈銘正恒〉
和歌山県 鎌倉 重要文化財
太刀〈銘正恒〉

熊野速玉大社が蔵する太刀〈銘正恒〉。古備前を代表する刀工正恒の作で、よく詰んだ地鉄と静かな刃文を特徴とする。約千点の古神宝が一括国宝とされるなか、本作はそれとは別に指定された重要文化財の一口で、糸巻太刀拵を伴う。

太刀〈銘光忠〉
和歌山県 鎌倉 重要文化財
太刀〈銘光忠〉

和歌山市の紀州東照宮が蔵する太刀〈銘光忠〉。長船派の祖光忠の作で大ぶりの丁子を焼く。同宮の刀剣の多くが葵紋を帯びるなか、本作は桐紋を散らした拵を伴い、信長から秀吉、家康への伝来が語られる重要文化財である。

太刀〈銘守家〉
和歌山県 鎌倉 重要文化財
太刀〈銘守家〉

和歌山市の紀州東照宮が蔵する太刀〈銘守家〉。備前畠田派の刀工守家の屈指の作とされ、刃縁に華やかな丁子乱れを焼く。紀州徳川家に伝来し、家を守る一刀として重んじられたと語られる。葵紋を散らした糸巻太刀拵を伴う重要文化財である。

太刀〈銘安綱〉
和歌山県 平安 重要文化財
太刀〈銘安綱〉

和歌山市の紀州東照宮が蔵する太刀〈銘安綱〉。平安時代の伯耆で活動した最古級の刀工安綱の在銘作で、反りをもつ日本刀の姿が定まる時期を伝える。徳川頼宣が家康五十回忌の寛文五年、和歌祭に奉納したと伝わる重要文化財で、葵紋を散らす糸巻太刀拵を伴う。

太刀〈銘来国俊〉
和歌山県 鎌倉 重要文化財
太刀〈銘来国俊〉

和歌浦を望む紀州東照宮が蔵する重要文化財。鎌倉後期の山城来派を代表する来国俊の作で、磨上ながら三字銘を残し、約72センチの細身に静かな直刃を焼く。紀州徳川家の歴代奉納刀のひとつで、来派円熟期の瀟洒な作風をよく示す。

短刀〈銘国光〉
和歌山県 鎌倉 重要文化財
短刀〈銘国光〉

高野山金剛峯寺が伝える鎌倉時代の短刀〈銘国光〉。相州伝の祖とされる新藤五国光の作と伝わり、大正2年に重要文化財へ指定された。澄んだ地鉄を見せる名刀で、現在は高野山霊宝館が保管し、常設展示ではない貴重な一口を紹介する。

短刀〈銘来国光〉
和歌山県 鎌倉 重要文化財
短刀〈銘来国光〉

和歌山県広川町の廣八幡神社が伝える鎌倉時代の短刀〈銘来国光〉。京の来派を代表する名工の作で、昭和25年に重要文化財へ指定された。津波から人々を救った稲むらの火の郷に残る鵜首造の一口を、その作風とともに紹介する。

註仁王般若経〈巻第一〉
和歌山県 平安 重要文化財
註仁王般若経〈巻第一〉

高野山の子院・龍光院に伝わる平安時代の註仁王般若経〈巻第一〉。鎮護国家を祈る仁王経に注を付した巻子本で、昭和5年に重要文化財へ指定された。山上の学侶の寺が今に守り伝える書跡典籍の貴重な名品を紹介する。

鉄湯釜
和歌山県 鎌倉 重要文化財
鉄湯釜

世界遺産・熊野本宮大社に伝わる鉄湯釜。建久9年(1198年)の鋳出銘をもち、湯立神事に用いられた在銘最古級の遺品である。社伝に源頼朝の奉納とも伝わる、鎌倉時代初期を代表する貴重な金工品をあわせて紹介する。

銅五鈷鈴
和歌山県 重要文化財
銅五鈷鈴

高野山の学問寺・正智院に伝わる銅五鈷鈴。中国・唐時代の作で、昭和3年に重要文化財へ指定された舶載の密教法具である。修法で金剛杵と対に用いる鈴の古例として貴重な一口を、密教における役割とともに紹介する。

銅鐘〈永正元年卯月八日及元亀三年七月ノ銘アリ〉
和歌山県 室町 重要文化財
銅鐘〈永正元年卯月八日及元亀三年七月ノ銘アリ〉

高野山真言宗総本山金剛峯寺に伝わる室町時代の銅鐘。釈迦の誕生日にあたる永正元年卯月八日の鋳造銘と、約六十八年後の元亀三年に加えられた追銘の二つの年号をもつ重要文化財で、金石資料としても貴重。現在は高野山霊宝館で入れ替え展示される。

銅鐘〈弘安三年正月廿五日奉鋳ノ銘アリ〉
和歌山県 鎌倉 重要文化財
銅鐘〈弘安三年正月廿五日奉鋳ノ銘アリ〉

高野山真言宗総本山金剛峯寺が所有する鎌倉時代の銅鐘。鐘身に弘安三年正月廿五日奉鋳の鋳出し銘をもち、年代の明らかな数少ない作例として金工史の基準となる重要文化財。現在は高野山霊宝館で入れ替えながら公開されている。

銅鐘〈承元四年十一月日鋳之ノ銘アリ〉
和歌山県 鎌倉 重要文化財
銅鐘〈承元四年十一月日鋳之ノ銘アリ〉

鎌倉幕府初代将軍源頼朝ゆかりの金剛三昧院に伝わる承元四年(1210年)銘の銅鐘。釈迦・薬師・阿弥陀・地蔵・不動の名号と九種の梵字真言を鋳出した稀少な重要文化財で、現在は鐘楼門に懸かり、撞かれることなく見学できる。

南保又二郎納骨遺品
和歌山県 鎌倉 重要文化財
南保又二郎納骨遺品

弘安十年(一二八七)に没した在俗者の遺骨を、奥之院の大師御廟近くに納めた一括。金銅宝篋印塔と鋳出銅板三尊仏像からなり、明治末に土中から発見された。中世の高野山における納骨の習俗を示す貴重な重要文化財である。