重要文化財
Important Cultural Property日本の重要文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
旧ハンター住宅は兵庫県神戸市灘区青谷町にある明治40年(1907年)の木造の洋館で、重要文化財。イギリス人企業家エドワード・ハンターの住宅で、英国ヴィクトリア朝風の様式を伝える。耐震工事のため2025年末で公開を終えた。
日出神社本殿は兵庫県豊岡市但東町畑山にある室町時代末期の本殿で、重要文化財。延喜式内の小社の本殿で、三間社流造・こけら葺とし、正面の庇は江戸中期に改造されたが細部に当初の部材を残す。附として棟札2枚がある。
兵庫県姫路市の広峯神社拝殿は、寛永3年(1626年)の再建で、十一間の本殿に軒を接して建つ大規模な社殿です。柱筋を合わせながら東端を欠いて桁行十間となり、入口以外の側まわりは腰壁の上を吹放ちとしています。
兵庫県姫路市の広峯神社宝篋印塔は、昭和28年(1953年)に国の重要文化財に指定された石塔です。表門に向かって右手の斜面に立ち、塔身の四面には線刻の月輪と胎蔵界の種子を刻む、神仏習合期の貴重な石造遺品です。
兵庫県姫路市の広峰山に建つ広峯神社本殿は、文安元年(1444年)再建で桁行十一間、神社建築では異例の規模をもつ重要文化財です。背面には九星詣りの九つの穴が並び、拝殿での表参りに続く裏参りの場となっています。
神戸市須磨区の古刹・須磨寺(福祥寺)の本堂内陣に安置される重要文化財「本堂内宮殿及び仏壇」。応安元年(1368年)造立の三間宮殿と、唐様・和様を層として組み合わせた三重仏壇は、折衷様式のなかでも異色の名品です。源平一ノ谷合戦の舞台近くに佇むこの古刹で、六百五十年を越えて守り継がれてきた中世工芸の粋をご紹介します。
神戸市立相楽園の池畔に佇む重要文化財「船屋形」は、江戸時代中期、姫路藩主本多家が河川の遊覧に用いた川御座船の屋形部分を陸上に保存したもの。総漆塗に金箔をあしらった華麗な意匠を今に伝え、川御座船の屋形としては国内に唯一現存する、極めて稀少な文化財です。
兵庫県姫路市安富町に佇む古井家住宅は「千年家」の愛称で知られる室町時代後期の民家で、国の重要文化財に指定されています。日本三大千年家の一つに数えられ、竹床や手斧仕上げの柱、伝説の亀石など中世農家の暮らしを今に伝える貴重な建造物です。
長門国鋳銭遺物は、奈良時代に長門国の鋳銭所で銭貨の鋳造に使われた道具などの一括資料で、昭和39年(1964年)に重要文化財となった。和同開珎や銭笵、坩堝などを含み、辰馬考古資料館が所有し京都国立博物館に保管される。
兵庫県加西市の天台宗・法華山一乗寺に伝わる絹本著色阿弥陀如来像は、鎌倉時代の一幅。明治41年に国の重要文化財に指定された。国宝三重塔で知られる西国札所の古刹に残る、ふだんは表に出ない静かな仏画を訪ねる。
兵庫県姫路市の光久寺が所蔵する絹本著色迦伐蹉尊者像は、十六羅漢の第二・迦伐蹉を描いた南北朝時代の一幅。大正6年に重要文化財へ指定された。小笠原氏ゆかりの寺の歴史や、安志加茂神社など周辺の見どころもあわせて紹介する。
神戸・有馬温泉の湯泉神社が所蔵する鎌倉時代の掛幅、絹本著色熊野曼荼羅図。熊野三山の神仏を一画面にまとめた礼拝用の聖地図で、有馬への熊野信仰の広がりを映す。明治37年に保護され、いまは重要文化財に指定された希少な遺品です。
兵庫県西宮市の黒川古文化研究所が所蔵する刃長69.1センチの太刀。茎には刀工名がなく「一」の一字のみを切る。備前吉岡一文字の作と考えられ、華やかな丁子乱れと淡い乱れ映りを見せる鎌倉時代中期から後期の重要文化財。
備中・古青江の刀工、包次が鍛えた在銘の太刀。刃長79.3センチ、腰反りの高い優美な姿に、縮緬肌と地斑の澄肌、小乱れの刃文が古青江の特色をよく示す。昭和53年に重要文化財に指定され、黒川古文化研究所が所蔵する。
兵庫・黒川古文化研究所が所蔵する重要文化財の太刀。鎌倉末期の備前長船三代・景光が鍛え、刃長77.6センチ、身幅広く反りはやや深い。佩表には三鈷柄の剣を彫るが、後世の磨上げで柄は隠れ、鎺には徳川家の三つ葉葵紋が残る。
出羽三山・羽黒山の霊池に奉納された平安期の和鏡140面。兵庫県西宮の黒川古文化研究所に伝わる重要文化財から、古代の水霊信仰と王朝美の世界を巡ります。
本多錦吉郎が1890年(明治23年)に描いた油彩画《羽衣天女》は、三保の松原と富士山を背に飛翔する天女を西洋画の技法で表現した明治洋画の傑作です。2024年に国の重要文化財に指定された本作は、兵庫県立美術館(神戸市)に所蔵されています。日本古来の主題と西洋画の融合、画家本多錦吉郎の歩み、太平洋を二度越えた来歴、見どころと来館情報を、海外からの旅行者にもわかりやすく紹介します。
北海道網走市の博物館 網走監獄に保存される旧網走監獄の教誨堂と庁舎は、明治45年に再建された木造建築の重要文化財です。和洋折衷の講堂と水色とグレーの庁舎が、明治期の監獄建築と北海道開拓史を今に伝えます。
北海道網走市の西方丘陵地に明治29年に開設された二見ヶ岡刑務支所は、農園を持つ全国でも珍しい刑務所建築群です。明治・大正・昭和の三時代にわたる炊場、教誨堂及び食堂、鍵鎖附着所、舎房の4棟が、庁舎とともに国の重要文化財に指定されています。平成11年に博物館網走監獄に移築され、現存最古の木造刑務所として行刑史上の貴重な遺構を伝えています。
明治10年に札幌の市街中心部へ建てられた木造二階建ての庁舎。開拓使工業局の営繕課が米国の建築雛形書を写しながら洋風建築を習得した過程を、棟飾りや破風の彫り飾りに残す。工業局工作場の現存唯一の遺構として重要文化財に指定。