重要文化財
Important Cultural Property日本の重要文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
北海道上ノ国町の旧笹浪家住宅は、19世紀前期に建てられた道内現存最古の民家。ニシン漁の網元・笹浪家の屋敷で、石を置いた割柾葺の主屋と、嘉永元年(1848年)築の米蔵・文庫蔵が重要文化財に指定されている。
大通公園の西端に建つ旧札幌控訴院庁舎は、大正15年(1926年)竣工の札幌軟石による裁判所建築。現存最大級の軟石庁舎として2020年に国の重要文化財に指定され、現在は札幌市資料館として無料公開されています。
北海道小平町の海岸に建つ旧花田家番屋は、明治38年頃に網元花田伝作が築いた道内最大の鰊番屋。約200人のヤン衆が寝泊まりした宿所と親方の座敷、三つの囲炉裏が残り、建造物として日本最北の国指定重要文化財に指定されている。
旧下ヨイチ運上家は北海道余市郡余市町入舟町にある嘉永6年(1853年)の建物で、重要文化財。松前藩が道内に約80か所つくった運上家のうち現存する唯一の遺構で、北海道における数少ない近世建築の一つである。
正行寺本堂は北海道厚岸郡厚岸町にある真宗寺院の本堂で、重要文化財。寛政11年(1799年)に新潟県糸魚川で建てられ、明治43年(1910年)に移築された。建築当初の彫刻や極彩色が残り、北海道の社寺建築としては豪華である。
上國寺本堂は北海道檜山郡上ノ国町勝山、勝山館のある夷王山の麓にある宝暦8年(1758年)の浄土宗寺院の本堂で、重要文化財。正面の縁を内部に取り込む寒冷地の工夫をもち、北海道で18世紀中期にさかのぼる数少ない仏堂である。
太刀川家住宅店舗は北海道函館市弁天町にある明治33年(1900年)の煉瓦造2階建の店舗で、重要文化財。煉瓦造と木造トラスの洋風構造で土蔵造の外観をもち、内部は和風を基本に洋風を取り入れた和洋折衷の店舗である。
旧日本郵船株式会社小樽支店は北海道小樽市色内にある明治39年(1906年)竣工の石造2階建の建物で、重要文化財。当初の照明器具や暖炉がよく残り、明治39年の樺太国境画定会議が開かれた歴史的な遺構でもある。
大正5年(1916年)竣工の煉瓦造聖堂。正教会輔祭の河村伊蔵が設計し、白漆喰の壁に緑青銅板の屋根と六つのクーポルが載る。昭和58年に重要文化財指定、聖障と正門も附指定。拝観献金は大人200円、冬期は休止。
小堀遠州の作と伝わる江戸前期の二畳台目茶室で、北海道唯一の国指定茶室。近江小室城内から長浜の寺社を経て、大正期に部材ごと札幌へ運ばれた。連子窓三、下地窓四、突上窓一で八窓となる。中島公園の日本庭園で外観のみ見学できる。
嘉永6年(1853年)建造の櫓門。日本式城郭として最後に築かれた福山城で、明治の取り壊しと昭和24年の火災を免れた唯一の遺構である。松前公園内に建ち、外観は通年無料で見学できる。桜の名所としても名高い。
北海道帯広市の旧双葉幼稚園園舎は大正11年築の木造園舎。正方形平面の中央に八角形の遊戯室を据え、高窓とドーム屋根が八方から光を導く。平成29年指定の重要文化財で、十勝管内では初。公開は夏季の土日祝のみ。
北海道松前町の法源寺に建つ山門は、切妻造こけら葺の四脚門。江戸中期の建立とされ、道内の社寺建築では最古の類に属する。戊辰戦争の戦火を免れたと伝わり、平成5年に重要文化財となった。境内は自由に見学でき、拝観料はかからない。
札幌の中島公園に建つ豊平館は、開拓使が明治13年に建てた木造二階建の洋風ホテル。明治天皇の行在所として開館し、ウルトラマリンブルーの窓枠と漆喰の天井中心飾りが残る。昭和39年に重要文化財に指定され、現在は一般に公開されている。
札幌の北海道大学構内に残る第二農場は、クラークの構想のもとで築かれた洋式農場。明治10年の模範家畜房や穀物庫を含む9棟が昭和44年に重要文化財に指定された。入場は無料で、屋内3棟は4月末から11月初めに公開される。
北海道伊達市の旧三戸部家住宅は、亘理伊達家の集団移住が遺した茅葺の開拓農家で、昭和46年指定の重要文化財。土間と二室の小さな建物ながら木割が太く、後の屯田兵屋と平面が似る。だて歴史の杜に建ち、見学は外観のみとなる。
北海道松前町の寺町に立つ曹洞宗・龍雲院は、寛永2年(1625)創建の名刹。明治の箱館戦争で寺町の多くが焼失する中、唯一江戸時代の堂宇を完全に残し、本堂・庫裏・鐘楼・土蔵が国の重要文化財に指定されています。越後の名工による彫刻豊かな本堂と、地元松前の大工による庫裏が織りなす、北海道随一の江戸期寺院建築群です。
北海道常呂川河口遺跡墓坑出土品は、北見市の常呂川河口遺跡の墓から出土した縄文時代晩期から続縄文時代の副葬品1,805点で、令和5年に重要文化財に指定された。琥珀の玉が極めて多いことが特徴である。
和歌山市加太の港町に建つ加太春日神社本殿は、慶長元年(1596年)建立の重要文化財。蟇股には海老や貝、恵比寿など海にちなむ題材が刻まれ、上半身が人で下半身が鳥の迦陵頻伽の彫刻も珍しい。板塀越しに檜皮葺の屋根が望める。
和歌山県有田川町粟生の吉祥寺薬師堂は、応永34年(1427年)建立の茅葺三間堂で、大正6年指定の重要文化財。棟札が建立年を示し、附の厨子は明応2年の墨書をもつ。旧暦1月8日には粟生のおも講と堂徒式が営まれる。