京都府・鎌倉
Kamakura京都府 の鎌倉時代(1185 – 1333)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
至元二十一年(1284)四月朔、径山の元代禅僧・雲峰妙高が、約一二〇年前の南宋大慧宗杲の遺墨に書き添えた跋文。京都・北村美術館に伝わる重要文化財で、宋から元へと続く臨済禅の法脈を一幅のなかに映し出している。
横被は、京都の東寺(教王護国寺)が所有し京都国立博物館が保管する唐代の横被で、昭和28年に国宝に指定された。空海が師の恵果から伝領したとされ、唐代の染織の様相を伝える貴重な資料である。
世界遺産・仁和寺に所蔵される国宝「御室相承記」は、宇多法皇から道法法親王まで歴代門跡の仏事や事績を記録した鎌倉時代の貴重な六巻の巻物です。皇室と密教の深い結びつきを今に伝える文化財の魅力と見どころをご紹介します。
亀山天皇宸翰禅林寺御起願文案は、京都の南禅寺が所有する永仁7年(1299年)の亀山法皇自筆の起願文で、昭和28年に国宝に指定された。南禅寺開創の願いを記し、この後まもなく寺名が南禅寺に改められた。
京都・西本願寺に伝わる国宝『観無量寿経註〈親鸞筆〉』は、浄土真宗の開祖・親鸞が若き日に観無量寿経を書写し、余白に善導大師らの注釈をびっしりと書き込んだ鎌倉時代の巻物です。昭和18年に発見されたこの真蹟は、親鸞の思想形成過程を伝える第一級の資料として高く評価されています。
京都・大徳寺が所蔵する国宝「虚堂智愚墨蹟〈達磨忌拈香語〉」の魅力を紹介。南宋の禅僧・虚堂智愚が記した禅の書の歴史的価値、茶の湯との深い関わり、鑑賞の機会について解説します。
教行信証〈親鸞筆/(坂東本)〉は、東本願寺(真宗大谷派)が所有する親鸞の主著『教行信証』の唯一の自筆本で、昭和27年に国宝に指定された。坂東報恩寺に伝来し、晩年まで推敲を重ねた跡を残す。
玉篇巻第廿七〈前半〉は、京都の高山寺が所有する唐時代の字書『玉篇』の写本で、昭和27年に国宝に指定された。中国では早くに失われ日本にのみ伝わる書で、石山寺の後半とあわせて巻二十七の全体を伝える。
正治2年(1200年)12月3日、熊野詣の途上の切目王子で開かれた歌会で、後鳥羽上皇と源通親・藤原家隆ら廷臣10人が「遠山落葉」「海辺晩望」の題で詠んだ自筆の和歌懐紙。上皇の宸翰を巻頭に11通を一巻に成した西本願寺所蔵の国宝です。
後鳥羽天皇が熊野参詣の途上で開いた歌会で、天皇と藤原家隆・寂蓮が和歌を書いた懐紙3幅。建仁元年(1201年)の作で、署名と年代が明らかな鎌倉初期の書の基準作品。京都の陽明文庫所蔵、昭和28年(1953年)国宝。
元時代の禅僧・古林清茂が弟子の月林道皎に授けた道号の揮毫。泰定四年(1327年)に書かれたこの国宝墨蹟は、日中禅宗交流の至宝として京都国立博物館に寄託され、数年に一度の特別公開で鑑賞できます。
京都・相国寺が所蔵する重要文化財「月礀文明墨蹟〈同途二大字〉」の魅力を紹介。元代中国の禅僧・月礀文明が筆を執った禅の書跡(墨蹟)の意味、文化財としての価値、承天閣美術館での鑑賞方法を詳しく解説します。
犍陀穀糸袈裟は、京都の東寺(教王護国寺)が所有し京都国立博物館が保管する唐代の七条袈裟で、昭和28年に国宝に指定された。空海が師の恵果から伝領したとされ、層雲文を綴織で表す。
京都・清浄華院が所蔵する国宝。中国南宋の画家・四明普悦が描いた阿弥陀三尊像の三幅対で、各幅に署名が残る。足利将軍家伝来の東山御物として知られ、現在は京都国立博物館に寄託され、その公開はごくまれである。
京都・知恩院の国宝「早来迎」は、阿弥陀如来と二十五菩薩が飛雲に乗り、画面左上から右下の往生者へと山を急降下する鎌倉時代の来迎図。金色の諸尊や衣の切金文様、最上位の上品上生を示す図像が見どころで、現在は京都国立博物館に寄託されている。
京都・醍醐寺が所蔵する国宝「絹本著色閻魔天像」は、鎌倉時代に描かれた密教絵画の傑作です。恐ろしい地獄の大王ではなく、菩薩のように優美な姿で白い水牛に坐す閻魔天は、安産祈願の修法本尊として制作されたと考えられています。精緻な截金文様や力強い描線など、中世日本の仏画芸術の粋を今に伝える至宝です。
京都・醍醐寺が所蔵する国宝「絹本著色訶梨帝母像」。かつて子を食らう鬼女だった訶梨帝母が、ザクロを手に幼子を抱く貴婦人の姿で描かれる。安産を祈る訶梨帝母法の本尊で、霊宝館の特別展などで時折公開される大幅の仏画です。
京都・仁和寺に伝わる国宝「孔雀明王像」は、海を渡ってきた宋時代の中国仏画です。日本に多い一面四臂と異なり、三面六臂で白い孔雀に坐す姿が特徴。写実的な孔雀の描写も見どころで、霊宝館の名宝展で期間限定公開されます。
醍醐寺に伝わる国宝、絹本著色五大尊像。鎌倉時代の五幅一具で、中央の不動明王に降三世・軍荼利・大威徳・金剛夜叉の四明王を配し、鎮護国家を祈る五壇法の本尊として懸用された。霊宝館の特別展などで随時公開される。
京都・南禅寺塔頭の金地院に伝わる国宝。中国・南宋時代の二幅で、足利義満の鑑蔵印を備えた東山御物。徽宗筆と伝わるが現在は南宋・12世紀後半の作とされ、夏景図は久遠寺に伝わり、四季のうち春景図は失われている。