三重県・昭和
Shōwa三重県 の昭和時代(1926 – 1989)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
三重県津市上浜町にある昭和時代のホール1棟である。名称のレーモンドは設計者の名であり、当初は三重県立大学の図書館として建てられている。平成15年(2003年)に登録された1棟の木造の古いホールにあたる。
三重県四日市市の末広橋梁(旧四日市港駅鉄道橋)。千歳運河に架かる昭和6年完成の跳開式鉄道橋で、山本卯太郎の代表作。中央の桁を鉄塔からワイヤで80度に跳ね上げ、現役唯一の鉄道可動橋として今も貨物列車が通る。
三重県伊賀市の上野公園に建つ俳聖殿は、松尾芭蕉の生誕300年を記念し昭和17年に竣工した重要文化財。丸い屋根を旅笠に見立て、旅装の芭蕉の姿そのものを表した八角堂で、堂内の芭蕉坐像は命日の10月12日にのみ公開されます。
伊賀市上野忍町の赤井家住宅の庭に建つ昭和前期の茶室。建築面積12平方メートル、切妻造銅板葺の三畳で、西面に貴人口、南面に円窓、煤竹を床柱とする床を備える。5件でただ一つ「造形の規範」として平成22年に登録された。
三重県朝日町の朝日小学校円形校舎は、昭和37年(1962年)建築の鉄筋コンクリート造4階建。中央に柱のない円形ホールを置き、4階に講堂を設ける。坂本鹿名夫の円形校舎の最盛期の作として平成25年に登録された。
三重県志摩市の安乗埼灯台は、明治6年(1873年)点灯の木造灯台を継いで昭和23年(1948年)に建った四角い鉄筋コンクリート造の灯台。正方形の塔、円筒形の灯室、八角形の灯籠を重ね、総高16メートル。上ることもできる。
三重県四日市市のアミカン本社事務所は、旧東海道に面して昭和の初めに建てられた木骨コンクリート造2階建の事務所。南西隅を円弧に丸め、スクラッチタイルとモルタル洗出しの外壁に縦長の窓を並べ、塔屋を載せる。
三重県四日市市のアミカン本社正門は、昭和の初めに建てられたコンクリート造の門。高さ3.1メートルの門柱は洗出しで仕上げ、頂部をドーム状につくる。両側に煉瓦塀を延ばし、南側の脇門は煉瓦で閉ざされている。
三重県四日市市のアミカン本社煉瓦塀は、昭和の初めに正門の両側に築かれた総延長46メートルの煉瓦塀。2.2メートルごとに柱型を表し、その間を長手積の煉瓦で埋める。重厚な外観で近代産業の発展の面影を伝える。
石川酒造北文庫蔵は四日市市の造り酒屋に昭和前期に建てられた2階建ての土蔵。15件で最も新しい年代ながら、白漆喰の壁と鉢巻、東面の洗い出しの腰という南文庫蔵の作法を踏襲し、2棟で一角をなす登録有形文化財。
三重県鈴鹿市石薬師町の石薬師文庫閲覧所。歌人・国文学者の佐佐木信綱が還暦を記念して昭和7年に故郷へ贈った文庫の建物で、L字形の切妻屋根とクリーム色のモルタル壁、大きな窓をもつ。今も地域の図書館として親しまれる。
三重県伊勢市河崎にある昭和初期の鉄筋コンクリート造平屋建で、建築面積は12平方メートル。陸屋根のパラペットに瓦を載せ、外壁下部を洗い出し仕上げとする。平成13年(2001年)に国の登録有形文化財となった。
三重県伊勢市河崎にある昭和初期の鉄筋コンクリート造の工作物。間口2.5メートル、高さ約6メートルの塔で、足元に2連の欠円アーチをもつ。平成13年(2001年)11月20日に国の登録有形文化財となった。
三重県伊賀市小田町の上野市上水道水源地送水機関室。昭和11年に旧上野市で初めて上水道が布設された際の鉄筋コンクリート造平屋建の送水施設で、石張りの腰壁やバルコニー付き玄関に素朴な意匠を見せる。三重県で最初の登録有形文化財。
三重県伊賀市の鍵屋の辻史跡公園に建つ昭和4年の休憩施設。入母屋造妻入で、簀子天井や下地窓など数寄屋の意匠を用いる。伊賀越仇討で待ち伏せた茶屋を再現した建物で、令和6年に登録有形文化財となり、令和8年に耐震改修が完了した。
かつおの天ぱく主屋は三重県志摩市大王町波切の大王崎に建つ昭和26年(1951年)の鰹節製造業の住宅で、登録有形文化財。崖と道路から一段低く構えた切妻造・桟瓦葺の平屋で、竪板張りの外壁で風に耐え、波切漁港の水揚げをすぐ加工できる場所にある。
かつおの天ぱく作業場は三重県志摩市大王町波切にある昭和26年(1951年)の鰹節の作業場で、登録有形文化財。2階建の燻し小屋と黴付小屋を大屋根で主屋とつなぎ、火床を地下に設けた焙乾窯で鰹節を燻す。湾曲した海側の外壁が独特の外観をつくる。
三重県松阪市飯南町横野の和歌山街道沿いに建つ昭和7年(1932年)建設の鉄筋コンクリート造2階建、塔屋付。柿野郵便局として建てられ、山間農村部に早く採られたRC造として平成23年に登録有形文化財となった。
三重県津市一志町波瀬にある昭和6年(1931年)建設の木造平屋建の郵便局舎で、建築面積84平方メートル。L字形平面の東に執務空間、西に宿直室等を配し、地方の郵便局舎の様相を伝えるとして令和元年に登録された。
旧伊藤伝七別邸さつき棟は三重県四日市市高砂町の敷地北西隅に建つ昭和三十年頃の木造平屋建。十畳と六畳を並べ南面に縁をめぐらし、琵琶棚付の床と付書院を備える。平成22年に登録有形文化財となった離れ座敷である。