国宝

National Treasures

都道府県、時代、種類別に日本の国宝を閲覧できます。寺院、神社、城、美術館での見どころを分かりやすく解説し、地図や旅行のヒントもご紹介します。

1,200 件 国宝 全国47都道府県
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篆隷万象名義
京都府 平安 国宝
篆隷万象名義

篆隷万象名義は、京都の高山寺が所有する永久2年(1114年)書写の写本で、昭和27年に国宝に指定された。空海が編んだ現存最古の日本製の辞書で、高山寺本が唯一の古写本である。

東寺百合文書(二万四千六十七通)
京都府 奈良~江戸 国宝
東寺百合文書(二万四千六十七通)

東寺百合文書は、東寺に伝来した奈良時代から江戸時代初期の24,067通に及ぶ文書群で、平成9年に国宝に指定された。前田綱紀が寄進した百の桐箱が名の由来で、京都府が所有し、2015年に世界の記憶に登録された。

銅造釈迦如来坐像(本堂安置)
京都府 奈良 国宝
銅造釈迦如来坐像(本堂安置)

銅造釈迦如来坐像は、京都府木津川市の蟹満寺の本尊で、昭和28年に国宝に指定された。像高2.403メートル、重さ2トンの金銅仏で、薬師寺金堂の薬師像に比肩しうる秀作とされ、白鳳創建以来の旧仏と判明している。

東宝記
京都府 南北朝~室町 国宝
東宝記

京都・東寺(教王護国寺)に伝わる国宝「東宝記」は、南北朝時代の学僧・杲宝とその弟子・賢宝が編纂した東寺の公式記録書です。仏宝・法宝・僧宝の三編に分けて東寺の歴史・堂塔・仏像・法会・僧職を詳細に記録した、日本中世史研究の第一級史料をご紹介します。

日本霊異記〈中下〉
京都府 平安 国宝
日本霊異記〈中下〉

日本霊異記〈中下〉は、京都・大原の来迎院が所有する平安時代の『日本霊異記』中巻・下巻の写本2帖で、昭和52年に国宝に指定された。巻中・下の序をほぼ完存し、霊異記の成立や原本の姿を研究するうえで貴重である。

無準師範墨蹟〈円爾印可状(絹本)/(丁酉歳十月)〉
京都府 南宋 国宝
無準師範墨蹟〈円爾印可状(絹本)/(丁酉歳十月)〉

京都・東福寺に伝わる国宝「無準師範墨蹟〈円爾印可状(絹本)〉」は、中国・南宋時代の高僧・無準師範が弟子の円爾弁円に悟りの証として授けた印可状です。1237年に絹本に墨書されたこの書跡は、禅宗の法脈伝承を証する第一級の歴史資料であり、力強く格調高い筆致で知られる名品です。東福寺の創建と日本禅宗の発展を物語る、かけがえのない文化遺産をご紹介します。

附法状〈俊〓筆/嘉禄三年三月廿二日〉
京都府 鎌倉 国宝
附法状〈俊〓筆/嘉禄三年三月廿二日〉

嘉禄三年(1227年)、俊芿が没する一月前に弟子の心海へ自らの法を嗣がせたことを証した自筆の文書。京都・泉涌寺に伝わる国宝で、宋風の新書風をもたらした能書家の晩年の墨跡として、勧縁疏とともに知られる。

宝相華蒔絵宝珠箱
京都府 平安 国宝
宝相華蒔絵宝珠箱

宝相華蒔絵宝珠箱は、京都の仁和寺が所有する平安時代の蒔絵の箱で、昭和29年に国宝に指定された。如意宝珠を納めた箱で、瑞鳥と宝相華を金銀の研出蒔絵で表し、寺伝の平安前期を首肯しうる数少ない蒔絵の優品である。

法華経〈自巻第二/至巻第七〉
京都府 平安 国宝
法華経〈自巻第二/至巻第七〉

京都・真如堂(真正極楽寺)に伝わる国宝「法華経〈自巻第二/至巻第七〉」は、鎌倉時代の名仏師・運慶が発願し、焼失した東大寺の木材を巻軸に用いた祈りの写経です。快慶ら一門の結縁や写経の背景、真如堂の見どころを詳しくご紹介します。

菩薩処胎経
京都府 西魏 国宝
菩薩処胎経

菩薩処胎経は、京都の知恩院が所有する5帖の経で、昭和27年に国宝に指定された。第2帖から第4帖に西魏の大統16年(550年)の奥書があり、世界最古の伝世写経といわれる。

宝相華迦陵頻伽蒔絵〓冊子箱
京都府 平安 国宝
宝相華迦陵頻伽蒔絵〓冊子箱

仁和寺の国宝、宝相華迦陵頻伽蒔絵𡑮冊子箱。空海が唐から請来した三十帖冊子を納める乾漆製の箱で、延喜十九年(919年)という制作年がわかる希少な平安蒔絵。中央の銘を囲む二十八体の迦陵頻伽は、すべて姿が異なる。

ポルトガル国印度副王信書(羊皮紙)
京都府 桃山 国宝
ポルトガル国印度副王信書(羊皮紙)

京都・妙法院に伝わる国宝「ポルトガル国印度副王信書(羊皮紙)」は、1588年にポルトガル領インド副王ドゥアルテ・デ・メネーゼスが豊臣秀吉に宛てた外交書簡です。油彩細密画と金文字で装飾された羊皮紙に記され、1591年に聚楽第で献上されました。日本に現存するヨーロッパ起源の外交文書として極めて稀少な、大航海時代の日欧交流を物語る一級の歴史資料です。

梵鐘
京都府 奈良 国宝
梵鐘

妙心寺の法堂に置かれた梵鐘は、戊戌年(六九八年)の銘をもち、銘で年代が定まる鐘として日本最古とされる。糟屋評で鋳られた製作地と鋳造者まで判明し、その音は黄鐘調に近く徒然草にも記された。今は録音で響きを聴ける。

梵鐘
京都府 平安 国宝
梵鐘

平等院に伝わる国宝の梵鐘は、飛天や鳳凰、獅子の文様が鐘面を埋め尽くす和鐘随一の装飾鐘。「姿の平等院」と称され天下の三名鐘に数えられる平安時代の名品で、現在は境内の平等院ミュージアム鳳翔館で間近に観覧できる。

梵鐘
京都府 平安 国宝
梵鐘

京都・高雄の神護寺に伝わる国宝梵鐘は、貞観十七年(875年)の鋳造である。鋳工は志我部海継。詞を橘広相、銘を菅原是善、書を藤原敏行が分担した三名手の合作で、日本三名鐘の一つ「三絶の鐘」と称される名鐘である。

密教法具〈(伝弘法大師将来)〉
京都府 平安 国宝
密教法具〈(伝弘法大師将来)〉

密教法具〈伝弘法大師将来〉は、京都の東寺が所有する平安時代の金剛盤・五鈷鈴・五鈷杵で、昭和36年に国宝に指定された。空海の請来目録に記載があり、真言密教根本の修法道具として相承されてきた請来当初の品である。

密庵咸傑墨蹟〈法語(綾本)/淳熙己亥仲秋日〉
京都府 南宋 国宝
密庵咸傑墨蹟〈法語(綾本)/淳熙己亥仲秋日〉

密庵咸傑墨蹟〈法語(綾本)/淳熙己亥仲秋日〉は、京都の大徳寺塔頭龍光院が所有する南宋の禅僧密庵咸傑の法語で、昭和26年に国宝に指定された。龍光院書院の茶室「密庵席」の床に掛ける書で、茶室の名の由来である。

御堂関白記〈自筆本十四巻/写本十二巻〉
京都府 平安 国宝
御堂関白記〈自筆本十四巻/写本十二巻〉

御堂関白記は、陽明文庫が所有する平安時代の藤原道長の日記で、自筆本14巻と写本12巻が昭和26年に国宝に指定された。現存する世界最古の自筆日記とされ、平成25年にユネスコの世界の記憶に登録された。

無学祖元墨蹟〈与長楽寺一翁偈語/弘安二年十一月一日〉
京都府 南宋~鎌倉 国宝
無学祖元墨蹟〈与長楽寺一翁偈語/弘安二年十一月一日〉

元軍の刃の前で偈を詠んだ伝説の禅僧・無学祖元。弘安2年(1279年)に長楽寺の一翁に与えた偈語は、40年の時を超えた師弟の絆を伝える国宝の墨蹟です。京都・相国寺承天閣美術館でその書の気品をご覧ください。

明月記〈自筆本〉
京都府 鎌倉 国宝
明月記〈自筆本〉

明月記〈自筆本〉は、京都の冷泉家時雨亭文庫が所有する藤原定家の日記の原本で、平成12年に国宝に指定された。鎌倉時代前期研究の第一級史料で、紙背の書状約600通も本文を補う資料として重要である。