国宝

National Treasures

都道府県、時代、種類別に日本の国宝を閲覧できます。寺院、神社、城、美術館での見どころを分かりやすく解説し、地図や旅行のヒントもご紹介します。

1,200 件 国宝 全国47都道府県
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淳祐内供筆聖教(薫聖教)
滋賀県 平安 国宝
淳祐内供筆聖教(薫聖教)

石山寺第三代座主・淳祐内供が平安時代に書写した自筆聖教。高野山で弘法大師の御衣にふれた手に香りが移り、書写した聖教にもうつったとの伝承から薫聖教と呼ばれる。国宝83巻1帖で、2025年には10巻が追加指定された。

周防国玖珂郡玖珂郷延喜八年戸籍残巻
滋賀県 平安 国宝
周防国玖珂郡玖珂郷延喜八年戸籍残巻

周防国玖珂郡玖珂郷で延喜八年(908年)に作成された戸籍の断簡。律令制下の造籍制度が衰退する時期の貴重な記録で、紙の裏に密教の儀軌が書き写されたことで現代まで残った。昭和28年に国宝に指定され、滋賀県の石山寺が所蔵する。

菅浦文書(千二百八十一通)/菅浦与大浦下庄堺絵図
滋賀県 鎌倉~江戸 国宝
菅浦文書(千二百八十一通)/菅浦与大浦下庄堺絵図

琵琶湖北岸の菅浦に伝わる中世村落の記録。鎌倉から江戸期の文書千二百八十一通を六十五冊にまとめ、隣村大浦庄との田地相論や村掟を記す。村人が守った史料として二〇一八年に国宝指定。須賀神社や四足門とともに巡りたい。

大般若経
滋賀県 奈良 国宝
大般若経

滋賀県甲賀市の太平寺に伝わる大般若経142帖は、和銅5年(712年)に長屋王が従兄・文武天皇の冥福を祈って書写させた「和銅経」で、書写年代の明らかな大般若経としては日本最古とされる。鈴鹿山麓の里・鮎河の桜の名所としても知られる。

大般若経
滋賀県 奈良 国宝
大般若経

滋賀県甲賀市土山町の常明寺に伝わる国宝・大般若経27帖。和銅5年(712年)に長屋王が文武天皇追善のため発願した日本最古の大般若経写本で、界線を引かない無界の写経として知られる。旧東海道土山宿の散策とあわせて訪ねたい。

智証大師関係文書典籍(九十三通)/附 文書典籍目録(六通)
滋賀県 唐~平安 国宝
智証大師関係文書典籍(九十三通)/附 文書典籍目録(六通)

滋賀県大津市の園城寺に伝わる国宝で、入唐求法に赴いた円珍に関わる九世紀の古文書群。唐の役所が発給した通行許可証「過所」二通を含み、伝世する過所の実例は世界でこの二通のみ。二〇二三年にユネスコ「世界の記憶」に登録された。

伝教大師将来目録〈貞元二十一年五月十三日/明州剌史鄭審則跋〉
滋賀県 平安 国宝
伝教大師将来目録〈貞元二十一年五月十三日/明州剌史鄭審則跋〉

比叡山延暦寺に残る国宝の古文書。最澄が八〇五年に唐から将来した経典や法具を書き上げた目録で、自筆を含み、唐の刺史鄭審則の跋と官印、遣唐使一行の署名が加わる。仏教史にも公文書史料としても貴重な一巻である。

伝教大師入唐牒
滋賀県 唐 国宝
伝教大師入唐牒

延暦寺が所蔵する国宝。唐の役所が留学僧・最澄に発給した八〇四年の明州牒と八〇五年の台州牒を一巻にまとめた通行許可書である。最澄が自ら記した申請部分はその真筆と認められ、九世紀初頭の唐代官文書としても、日本天台宗の原点を示す資料としても貴重。

天台法華宗年分縁起〈伝教大師筆〉
滋賀県 平安 国宝
天台法華宗年分縁起〈伝教大師筆〉

延暦寺に残る国宝の巻子。天台宗を開いた最澄自筆の六通の文書を収め、天台法華宗が年分度者の枠を得て国家に公認され、比叡山に独自の大乗戒壇を求めていった経緯を記す。最澄の筆跡を今に残す第一級の同時代資料である。

法華経序品〈(竹生島経)〉
滋賀県 平安 国宝
法華経序品〈(竹生島経)〉

滋賀県の竹生島・宝厳寺に受け継がれた平安時代の装飾経で、法華経のうち序品にあたる一帖。素紙に金泥で界線を引き、金銀泥で鳥や蝶、宝相華などの下絵を描く。装飾経の初期を代表する国宝で、現在は奈良国立博物館に寄託される。

木造十一面観音立像(観音堂安置)
滋賀県 平安 国宝
木造十一面観音立像(観音堂安置)

滋賀県長浜市の向源寺が所有する国宝・木造十一面観音立像。平安初期に檜の一木から彫り出され、腰をひねる優美な姿と後頭部の暴悪大笑面で知られる。全国に七体ある国宝十一面観音の一つに数えられる名品として名高い。

木造新羅明神坐像(新羅善神堂安置)
滋賀県 平安 国宝
木造新羅明神坐像(新羅善神堂安置)

滋賀・三井寺の北院に伝わる国宝・木造新羅明神坐像。唐から帰る円珍の船にあらわれたと伝わる老翁の神を、ヒノキ一木造で彫り、彩色と截金を施す。安置する新羅善神堂は足利尊氏が再建した国宝で、像は秘仏として公開はまれ。

木造智証大師坐像(御廟安置)
滋賀県 平安 国宝
木造智証大師坐像(御廟安置)

滋賀県大津市の園城寺(三井寺)に伝わる国宝、木造智証大師坐像(通称・中尊大師)。平安時代10世紀の作で像高84.3センチ。比叡山から正暦4年に移され、唐院大師堂に秘仏として安置される。開扉は毎年10月29日の御祥忌のみ。

木造智証大師坐像(御骨大師)
滋賀県 平安 国宝
木造智証大師坐像(御骨大師)

三井寺(園城寺)に伝わる二体の国宝・木造智証大師坐像のうち、古い方が御骨大師である。荼毘に付した円珍の遺骨を納めるとされ、唐院の大師堂に秘仏として安置される。9世紀末、円珍没後まもない頃の作と考えられている。

紙本墨画五部心観(完本)
滋賀県 唐 国宝
紙本墨画五部心観(完本)

滋賀県大津市の園城寺が所蔵する国宝。金剛界曼荼羅の諸尊を白描で描いた密教図像で、円珍が大中九年(八五五)に唐の長安で授かり請来した完本。全長は約十八メートルに及び、二〇二三年にはユネスコ「世界の記憶」にも登録された。

紙本金地著色風俗図〈(彦根屏風)〉
滋賀県 江戸 国宝
紙本金地著色風俗図〈(彦根屏風)〉

京都・六条柳町の遊里に集う十五人を金地に描いた江戸初期の風俗画。三味線・双六・恋文・画中の山水屏風に琴棋書画を見立てた構成で、国宝に指定される彦根城博物館の名宝である。作者は不詳で狩野派説が有力とされる。

太刀〈銘国宗〉
鹿児島県 鎌倉 国宝
太刀〈銘国宗〉

太刀〈銘国宗〉は、鹿児島市の照国神社が所有する鎌倉時代の備前の刀工国宗の太刀で、昭和39年に国宝に指定された。島津家に伝来し、戦後アメリカに渡ったのち返還され、黎明館で年2回特別展示されている。

絹本淡彩蘭溪道隆像
神奈川県 鎌倉 国宝
絹本淡彩蘭溪道隆像

建長寺に伝わる国宝「絹本淡彩蘭溪道隆像」は、文永八年(1271年)の年記をもつ日本最古の頂相。日本初の禅道場を開いた渡来僧の肖像で、像主自身の自賛があり、黒目を金泥で縁取る他に類のない描法で知られる。普段は鎌倉国宝館に寄託される。

絹本著色北条実時像
神奈川県 鎌倉 国宝
絹本著色北条実時像

横浜・称名寺に伝わる国宝「絹本著色北条実時像」。日本最古級の武家文庫「金沢文庫」を開いた学者武士・北条実時を、鎌倉時代の似絵技法で描いた貴重な肖像画の魅力と拝観情報を解説。

古神宝類
神奈川県 鎌倉 国宝
古神宝類

鎌倉時代の袿五領と漆塗りの武具一式が、鶴岡八幡宮に一括して伝わる国宝。同時代の完形の宮廷装束は他にほとんど残らず、織りの文様まで今にとどめる稀有な遺品。年に一度、鎌倉国宝館の特別展で実物が公開される。