大阪府・明治
Meiji大阪府 の明治時代(1868 – 1912)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
大阪市立東洋陶磁美術館が所蔵する中国・南宋時代の建盞。漆黒の釉面に銀色の粒状の斑文が内外全面に散り、その部分だけ金属的な光沢を放つ。関白秀次の所持と伝わり、昭和26年(1951年)に国宝に指定された。
大阪市の藤田美術館が所蔵する中国・南宋の天目茶碗。漆黒の釉面に粒状の斑文が浮かび、そのまわりが暈状に玉虫色の光沢を放つ。文化庁は内外両面に曜変があるのは本茶碗だけと記す。昭和28年に国宝に指定された。
大阪府大阪市中央区道修町にある明治時代の町家3棟である。名称は旧小西家住宅だが、ふりがなの欄は「こにしけじゅうたく」で旧の字が入っていない。平成13年(2001年)に重要文化財へと指定された3棟である。
明治4年(1871年)に造幣寮の応接所として建てられた泉布観は、大阪府に現存する最古の洋風建築です。アイルランド出身の技師ウォートルスが設計したヴェランダ・コロニアル様式の優美な煉瓦造建築で、明治天皇みずから「貨幣の館」と命名しました。国指定重要文化財として、日本の近代化の幕開けを今に伝えています。
1871年(明治4年)にイギリス人技術者トーマス・ウォートルスの設計で建設された造幣寮鋳造所の正面玄関。青竜山石によるトスカナ式列柱とペディメントが特徴の新古典主義建築で、隣接する泉布観とともに日本最古級の近代建築として国の重要文化財に指定されています。現在はフレンチレストラン「旧桜宮公会堂」として活用されています。
大阪・大川のほとりに残る旧造幣寮は、明治新政府が西洋式機械で本格的に貨幣を鋳造した近代造幣工場の遺跡。お雇い外国人ウォートルスが設計した泉布観や旧正門、衛兵詰所、日本最初期のガス灯、淀川河畔の護岸石垣などが、創業当時の姿を今に伝えている。
大阪府千早赤阪村森屋に建つ明治14年建築の農家住宅。桁行9間半の入母屋造で、外壁を黒漆喰とし、つし2階に虫籠窓を6か所設ける。整形六間取とヒロシキを備え、平成19年に国の登録有形文化財となった。内部は非公開。
大阪市阿倍野区の熊野街道沿いに鎮座する阿倍王子神社旧本殿は、明治41年(1908年)に建立された国登録有形文化財です。流造の特異な意匠や、熊野信仰・安倍晴明との深い縁を詳しくご紹介します。
大阪府泉南市の男神社旧拝殿及び幣殿は明治15年(1882年)に割拝殿として建てられ、昭和15年頃に移築されて現在は社務所。平成29年に国の登録有形文化財となった。千鳥破風と唐破風の玄関、平三斗と太瓶束の凝った造作が見どころ。
大阪府泉南市の男神社透塀は明治15年(1882年)頃の建築で、平成29年に国の登録有形文化財となった。総延長約18メートル、本殿と拝殿及び幣殿を画す。透し連子窓と梅鉢懸魚の造作、境内景観への寄与が登録の理由。
大阪府門真市の願得寺客間は明治期の建築。控えの座敷ながら吟味した良材と洗練された床構えを備え、床付きの六畳二室が向かい合い、南に広縁が付く。2006年に造形の規範として登録有形文化財となった。
大阪府門真市の願得寺太鼓楼は明治期の建築。切石積の基壇に載る長屋形式の一棟が街路に面し、北端の楼は真壁造で東西に花頭窓を開く。四棟で最も見やすく、2006年に登録有形文化財となった。
北浜レトロビルヂング(旧桂隆産業ビル)は大阪市中央区、土佐堀通に建つ建築面積56平方メートルの煉瓦造。明治45年に証券関係の商館として建ち、平成9年に登録有形文化財へ。登録番号27-0029は府内でも初期の登録を示す。
大阪市中央区大手通の後藤家住宅三階蔵は、明治44年に建てられ昭和32年に現在地へ移築された建築面積33平方メートルの土蔵造3階建。谷町筋の洋服商が商品と家財を収めた蔵で、令和6年12月に国の登録有形文化財となった。
大阪市中央区道修町のコニシ株式会社(旧小西儀助商店)三階蔵は、明治36年に建てられた土蔵造3階建。平成8年に主屋などと一括して登録されたが、その後の重要文化財指定の対象から外れ、四棟のうち唯一の登録有形文化財として残る。
大阪府八尾市の慈願寺鐘楼は明治33年(1900年)建立の登録有形文化財。表門南方の切石積基壇に建ち、妻飾の虹梁大瓶束に棟方向の虹梁を組み込んで梵鐘を吊る、巧みな四方吹放しの架構をもつ。
大阪府八尾市の慈願寺脇門及び築地塀は明治初期の登録有形文化財。棟門形式の脇門から延長12mの本瓦葺築地塀が北へ延びて表門の塀に接続し、寺内町の連続する街路景観を形づくる境界である。
四條畷市立歴史民俗資料館展示室は明治40年に枚方区裁判所甲可出張所として建てられた土蔵造2階建。旧東高野街道に北面し、登記簿の保存棚や四重構造の窓が残る。平成19年に登録有形文化財となり、入館無料で見学できる。
大阪府河内長野市清水の地蔵寺庫裏は、昭和13年(1938年)建立の木造平屋建。切妻造平入桟瓦葺で入母屋造式台玄関を構え、虹梁蟇股にホトトギスを彫る。内部は六間取座敷と元土間の台所。令和5年に登録有形文化財となった。
大阪府河内長野市清水の地蔵寺山門は、明治35年(1902年)建立の一間一戸薬医門。切妻造桟瓦葺で軒は疎垂木、男梁に板蟇股を載せ、八双金具付の板扉を吊る。石段の上に立ち、令和5年に登録有形文化財となった。