江戸
Edo江戸時代(1603 – 1868)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
法隆寺西院東南隅子院築垣は西院の東南隅にある子院の一画を囲む江戸時代の築地塀で、西面・北面の2棟からなる国の重要文化財である。参道沿いの位置、門を抱える塀の構成、四つの子院にまたがる北面の見どころを解説する。
法隆寺西園院唐門は南大門から中門へ向かう参道の西側に開く江戸時代前期の平唐門で、国の重要文化財である。平唐門という形式、檜皮葺の屋根、隣り合う上土門との見比べ方を参道からの見学方法とあわせて解説する。
法隆寺東院大垣は東院伽藍を囲む元禄9年(1696年)の築地塀で、南面・東面・西面の3棟からなる国の重要文化財である。各面の長さ、門との時代差、穴門の役割、外周をひと回り歩いて見るときのコツを詳しく解説する。
奈良盆地南部、橿原市新賀町に建つ江戸中期の大規模民家。享保十七年(一七三二)頃の主屋は大和棟の最も古い例とされ、内蔵・別座敷・表門・宅地とともに重要文化財に指定。環濠をめぐらした十市郡新賀組大庄屋の屋敷である。
享保12年(1727)に春日大社本社本殿の第四殿として造営され、延享4年(1747)に大柳生の立磐神社へ移された一間社春日造の本殿。背後の磐座をご神体とし、春日大社では難しい本殿の間近な拝観ができる重要文化財。
律学院本堂は法隆寺東大門の外に建つ子院・律学院の本堂で、寛永4年(1627年)に建てられた国の重要文化財である。聖霊院に酷似した妻入の形式、唐破風付きの厨子、評価された部材と意匠、見学の仕方を解説する。
蓮長寺本堂は奈良県奈良市油阪町にある承応2年(1653年)の日蓮宗寺院の本堂で、重要文化財。前面を吹き放しとし、その部分にも彩色を施し、天井に天女・龍・鳳凰などを描く華やかな本堂で、主要部に改造が少ない。
奈良県大和郡山市の郡山城跡は、令和4年に国史跡に指定された近世城郭。豊臣秀長が畿内統治の拠点として整備し、本丸の石垣には逆さ地蔵や羅城門礎石などの転用石が積まれる。発掘で礎石が確認された天守台や復元された櫓・極楽橋が見どころ。
赤膚山元窯大型窯は奈良市赤膚町の赤膚焼窯元にある江戸末期の連房式登窯。奥行18m、2連の胴木間と8房の焼成室が斜面を上る。2015年からの解体修理で少なくとも2回の作り直しがわかった。2007年登録。
宇陀市室生田口の飯岡家住宅で主屋の東北、石垣沿いに建つ寛政2年(1790年)の土蔵。置屋根の切妻造で、南の正面だけ腰を海鼠壁とし、掛子塗の両開き戸と鏝細工の楣を備える。2010年に登録有形文化財となった。
宇陀市室生田口の伊勢本街道沿いに建つ江戸後期の茅葺民家。桁行19m・梁間11mで、屋根は南面を高塀造、北面を入母屋造とし、床上は六間取。上質なつくりのカミザシキを備え、2010年に登録有形文化財となった。
上田家住宅表門及び塀は、奈良県吉野町山口の大庄屋屋敷の南面を構える江戸後期の門と塀である。軸部にケヤキを用いた一間薬医門に、漆喰塗の塀が総延長20メートル続く。2025年に国の登録有形文化財となった。
奈良県吉野町山口の上田家住宅主屋は、安永2年(1773年)建立の大庄屋屋敷である。竜門岳の南麓に南面して建ち、入母屋造茅葺の大屋根の下に土間の式台や突止溝など古式を残す。年代の確かな民家として2025年に国の登録有形文化財となった。
上田家住宅蔵は、奈良県吉野町山口で大庄屋をつとめた家の文書蔵である。江戸後期の土蔵造二階建で、置屋根形式の桟瓦葺と掛子塗扉、窓の少ない堅牢な構えが紙を火と湿気から守る。2025年に国の登録有形文化財となった。
奈良県斑鳩町龍田の太田酒造の中庭に建つ江戸末期の小さな土蔵。腰を海鼠壁で装い、入口廻りに額縁を回すなど丁寧に仕上げられ、家の貴重品を納めた。その手仕事の質が登録の理由となっている。
奈良県斑鳩町龍田の太田酒造で、もとカマヤと内蔵を結ぶ江戸末期の南北に長い建屋。中庭側の西面を吹放ちの通路とし、東面は敷地の東塀を兼ねる。屋敷構を束ねる連結の建築として平成十三年に登録された。
奈良県斑鳩町龍田の造り酒屋・太田酒造の主屋。屋根の瓦銘から文政十二年(一八二九)と建立年が判明し、この地方の町家を編年する基準的な一棟とされる。今も銘酒「初時雨」の蔵元の店舗として使われている。
奈良県斑鳩町龍田の太田酒造に残る江戸末期の茶室。主屋の奥、中庭を隔てて建つ床付き三畳台目の小間で、西面に躙口を開き、南の土庇が待合を兼ねる。酒屋が茶室を構えたことに当家の財力がうかがえる。
奈良県橿原市小槻町の岡橋家住宅離座敷は、登録15棟で最も古い江戸末期の離れ座敷。主屋の北に南面し、前庭と北の作業庭を分ける。4室を並べ、西端の座敷は床差の竿縁天井とする。令和2年に登録有形文化財となった非公開の建物。
奈良県橿原市北八木町の商家の屋敷の北西隅に、主屋より前へ張り出して建つ江戸後期の土蔵。桁行11メートルの2階建で、白漆喰の壁の南面と西面の腰に竪板を張る。古道・下ツ道の角地で町並みを締める。平成21年登録。