江戸
Edo江戸時代(1603 – 1868)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
寶福寺(岡山県総社市)の方丈東に建つ江戸後期の玄関及び食堂。南面の軒唐破風の下に式台を構え、両脇に副司寮と殿司寮、廊下の奥に僧の食堂を配する。建築面積103平方メートル、2009年1月8日に国の登録有形文化財となった。
寶福寺(岡山県総社市)の山門両脇を固める江戸後期の石垣と土塀。安山岩の切石を六角形に近い形に組む亀甲積の石垣(総延長52メートル、高さ2.5メートル)の上に、白漆喰仕上げの土塀が載る。2009年登録。
寶福寺(岡山県総社市)の方丈東南に建つ文政元年(1818年)の吹放ちの鐘楼。一間四方で四方転びの角柱を三段の貫と台輪で固め、妻を小さく勾配を緩くした入母屋造本瓦葺の屋根を載せる。2009年に国の登録有形文化財となった。
寶福寺(岡山県総社市)の仏殿西南にある江戸前期の井戸。厚さ0.15メートルの花崗岩切石4枚を相欠にして井桁に組み、口は東西1.5・南北1.6メートル。仏殿の行事に使われ、境内最古と伝わる。2009年に登録有形文化財。
寶福寺(岡山県総社市)の方丈西北に建つ文化11年(1814年)の禅堂。入母屋造妻入桟瓦葺で正面に向拝と花頭窓を設け、内部は左右に坐禅の単、中央2間を四半瓦敷として厨子を置く。2009年に国の登録有形文化財となった。
寶福寺(岡山県総社市)の庫裏典座の南にある文化11年(1814年)の井戸。花崗岩切石の井桁に切妻造本瓦葺の上屋を架け、東と北を開放して他面に腰壁を設ける。近世禅院の庫裏の関連施設の一例として2009年に登録された。
寶福寺(岡山県総社市)の山門石段の東方に架かる文政11年(1828年)の花崗岩の石造桁橋。長さ2.9メートル、上面をアーチ状にした石桁3本に板石を並べ、鎬を付けた欄干石を置く。2009年に国の登録有形文化財となった。
寶福寺(岡山県総社市)の食堂北側の濡縁に接する江戸後期の井戸。厚さ17センチメートルの花崗岩の井桁に切妻造桟瓦葺の上屋を架け、四隅の角柱の上の梁から釣瓶を下げる。2009年1月8日に国の登録有形文化財となった。
寶福寺(岡山県総社市)の伽藍の中心に東面して建つ享保20年(1735年)の仏殿。一重もこし付風の入母屋造本瓦葺で、出組詰組と二軒扇垂木を用い、両脇間に花頭窓でなく円窓を開ける。2009年に国の登録有形文化財に登録。
寶福寺(岡山県総社市)の境内北寄りに南面する江戸末期の方丈。桁行24メートル・建築面積486平方メートルで境内最大、六間取に広縁をまわし、妻面に組物で梁を四重に重ねる。2009年1月8日に国の登録有形文化財となった。
寶福寺(岡山県総社市)の方丈前庭と禅堂前を画する江戸末期の土塀。総延長65メートル、石垣状の基礎に白漆喰の壁を立て、方丈前は桟瓦葺、禅堂前と西辺は照り起りの伏間瓦葺とする。2009年に国の登録有形文化財となった。
寶福寺(岡山県総社市)の庫裏後方に建つ寛政5年(1793年)の土蔵造2階建の宝蔵。腰の海鼠壁を四隅で鉢巻まで立ち上げ、妻上部や窓下にもまわす丁寧な仕上げで、境内で唯一「再現することが容易でないもの」の基準で登録された。
溝手家住宅一号蔵は岡山県早島町の豪農屋敷にある弘化2年の家財蔵。裾広がりの切込接ぎの石積みに建ち、白漆喰の壁の隅と腰を海鼠壁とし胴に水切瓦を付ける。答申が丁寧な仕事と評した土蔵で、内部は公開されていない。
溝手家住宅主屋は岡山県早島町にある豪農の母屋。江戸時代中期にさかのぼるとされ、弘化・万延の頃に増築を重ねた。南北棟の茅葺入母屋造に錣葺の玄関を付け、中庭の西に瓦葺二階建の居宅を持つ。個人の住宅で非公開。
溝手家住宅三号蔵は岡山県早島町の豪農屋敷にある旧米蔵。江戸中期にさかのぼり、弘化頃に北へ延ばし明治42年に改修した。主屋の土間に戸口を開き、水平目地の海鼠壁で隅と腰を固める。西方の景観の要で、内部は非公開。
溝手家住宅倉庫は岡山県早島町の豪農屋敷の東面中央、長屋門への通路北側に建つ切妻造の土蔵。江戸中期にさかのぼり、昭和40年代に改修。内側の西面を海鼠壁、外向きの東面を縦板張とする。10棟で最小。非公開。
溝手家住宅長屋門は岡山県早島町の豪農屋敷の東側で道路に開く江戸時代中期の門。入母屋造本瓦葺で軒を出桁造とし、道路側の東面は腰を海鼠壁とする。10棟のうち道路からもっともよく見える建物で、内部は非公開。
溝手家住宅屏風蔵は岡山県早島町の豪農屋敷にある慶応2年の土蔵で、10棟の蔵で最大。東の妻を道路に向け、腰を竪板張、上部を海鼠壁で縁取る。現在は納屋として使う。表構えの主要な景観要素で、東の妻は道路から見える。
妙教寺鐘楼は最上稲荷の霊応殿社殿群の西南に建つ文久2年の鐘楼で、登録33件のうち最も古い。亀甲積の基壇上に四方吹放ちの方一間で建ち、入母屋造本瓦葺の大棟の棟瓦や鯱などの飾瓦が目を引く。昭和に二度移築された。
倉敷市の由加神社で本殿の東隣に建つ境内社の本殿。建築面積3.0平方メートルの小さな社殿ながら、連三斗の組物や二軒繁垂木、板状の頭貫木鼻など古式を残す丁寧なつくりで、令和6年に国の登録有形文化財となった。