明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
宮崎県日南市楠原に佇む五百禩神社神楽殿及び拝殿は、明治9年(1876)に建立された登録有形文化財。飫肥藩主・伊東家の菩提寺報恩寺の跡地に建ち、整然とした礼拝空間と背後の旧報恩寺庭園の三連石橋が独自の歴史景観を形成する穴場の文化財です。
宮崎県日南市の飫肥城下に建つ五百禩神社本殿は、明治9年(1876年)建立の三間社流造の社殿で、平成22年に国の登録有形文化財となりました。飫肥藩主伊東家の菩提寺・報恩寺の跡地に建立され、装飾を抑えた清冽な姿、三連の石橋を持つ旧報恩寺庭園、伊東家累代墓地など、歴史の重なりを静かに感じられる名所です。
宮崎市清武町に佇む黒北発電所は、明治40年に完成した九州最古の現役水力発電所。ドイツ製の水車と発電機が100年以上稼働を続ける、宮崎県初の登録有形文化財の魅力をご紹介します。
明治25年創業の古澤醸造の中核をなす一号蔵。切妻の土蔵造二階建で、小屋組にキングポストトラスを組む。厚い土壁が温度を保ち、大甕での焼酎の発酵を今も支える、宮崎県唯一の土蔵仕込みの蔵である。
古澤醸造の敷地中央に建つ麹室・検定室及び作業場。土蔵造の麹室は板壁の裏に籾殻を詰めて断熱し、硝子窓と換気口で環境を調える。明治創業以来、手造りの麹づくりを支えてきた酒造りの起点である。
古澤醸造の敷地北辺に建つ小ぶりな二号蔵。明治後期の土蔵造二階建で、半間ごとの太柱を貫で固める。南隣の一号蔵と対をなし、厚い土壁の内側で八重桜の醪を甕でじっくり発酵させる焼酎蔵である。
宮崎県日向市の細島商業港に建つ細島験潮場は、現存する日本最古の現役験潮場。陸軍参謀本部陸地測量部によって明治26年に改築された煉瓦造の建屋で、五光星の徽章や江戸時代の津口番所跡の石垣が今も残る。平成30年に登録有形文化財となった。
宮崎県宮崎市の宮崎神宮石柵は明治40年(1907)の工作物。玉垣から北へ延び神殿域を囲み、船塚古墳の石垣に至る総延長約235メートル。石に見せた人造石で築く、神社境界の早い一例として登録有形文化財に登録された。
宮崎県宮崎市の宮崎神宮御料屋は明治40年(1907)の建築。幣殿の東方に渡廊で繋がり、西の神饌所と対をなす。切妻を正面に見せる二棟が左右対称の端正な正面をかたちづくる、伊東忠太設計の登録有形文化財である。
宮崎県宮崎市の宮崎神宮神饌所は明治40年(1907)の建築。幣殿の西方に渡廊で繋がり、神饌を調え納める一室からなる。基壇上に円柱を建て連子窓を設けた実用の建築で、神饌所の好例として登録有形文化財に登録された。
宮崎県宮崎市の宮崎神宮神殿は明治40年(1907)の建築。船塚古墳を背に南面し、切妻造妻入に千木・堅魚木を掲げる。伊勢の神明造に連なる簡素な意匠が評価され、造形の規範として登録有形文化財に登録された。
宮城県登米市にある大嶽山興福寺の書院及び庫裏は、明治時代に建てられた登録有形文化財です。寄棟造の書院と入母屋造の庫裏が一体となった木造建築には、色ガラスを用いた先駆的な意匠が見られます。二十四孝の彫刻が鮮やかな観音堂や洋風六角堂とともに、奥州の歴史と文化を体感できる隠れた名所です。
宮城県登米市登米町にある加藤家住宅主屋は、明治初期に建てられた国の登録有形文化財です。北上川のほとり、「みやぎの明治村」として知られる歴史ある城下町の農家建築の魅力と見どころをご紹介します。
仙台市の東北大学片平キャンパスに佇む旧制第二高等学校正門は、明治22年(1889年)に文部省技師・山口半六と久留正道が設計した化粧レンガ積みの門柱です。度重なる移転と震災を乗り越え、同窓会の手で元の場所に復元された歴史は、卒業生の母校への深い愛情を物語ります。令和3年に国の登録有形文化財に登録されました。
宮城県大崎市古川。寛政2年(1790年)創業の橋平酒造店の主家として明治前期に建てられた木造175㎡の屋敷で、緒絶橋のほとりに店舗・帳場と共に建つ商家三点景観の中核。複合施設「醸室」として現代に活きる国登録有形文化財。
宮城県大崎市古川七日町、旧奥州街道沿いに建つ明治期の土蔵造二階建。寛政2年(1790年)創業の橋平酒造店の帳場棟で、白漆喰の外壁に黒漆喰の鉢巻を廻す重厚な構え。現在は商業施設「醸室」の一部として活用される登録有形文化財。
宮城県大崎市古川七日町、緒絶橋のたもとに建つ複合施設「醸室」の表口を担う木造2階建の商家。寛政2年(1790年)創業の橋平酒造店の店舗として明治前期に建てられ、令和3年に国の登録有形文化財となった建物の見どころを紹介します。
宮城県石巻市の離島・金華山の断崖に立つ金華山灯台は、「日本の灯台の父」リチャード・ブラントンが設計し、明治9年(1876年)に初点灯した東北最古の石造灯台です。花崗岩布積みの円形灯塔は140年以上原形を保ち、国の登録有形文化財、日本の灯台50選、保存灯台Aランクに選定されています。太平洋を渡る北米航路の船舶にとって最初に目にする日本の灯火として、海運史に特別な位置を占めています。
宮城県仙台市にある三居沢発電所は、記録に残る日本最初の水力発電所です。1888年に誕生し、1909年築の建屋は国の登録有形文化財。隣接する三居沢電気百年館では稼働中の発電機をガラス越しに見学できます。明治の産業遺産と仙台の自然を楽しむ旅へ。
宮城県白石市の国登録有形文化財「壽丸屋敷店蔵」をご紹介。明治中期に建てられた土蔵造りの店蔵は、豪商・渡辺家の繁栄を伝える貴重な建築遺産です。入館無料、白石和紙の常設展示やイベント情報も。