明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
宮城県白石市の登録有形文化財「玉幸」は、明治後期に建てられ大正14年に改修された大規模料亭建築。沢端川(旧白石城外堀)に架かる橋と門の奥に、池を囲んで東西2棟と居住棟が広がる。建築面積678㎡、令和元年9月10日登録、登録番号04-179。
宮城県白石市にある當信寺山門は、白石城二ノ丸大手二ノ門を移築した国登録有形文化財です。真田信繁の遺児・阿梅と大八の墓所としても知られる、歴史ロマンあふれる浄土宗寺院の魅力をご紹介します。
宮城県加美町にある農家民宿おりざの森は、明治23年(1890年)築の養蚕農家・旧高野家住宅主屋を移築再生した登録有形文化財の宿です。アイガモ農法のササニシキや自家栽培の野菜を使った食事、四季の農業体験を通じて、東北の田舎暮らしを体感できます。
大崎市古川の松谷家に建つ石造二階建の岩蔵。明治後期の建立で米穀を収めたと伝わる。敷地に合わせた不等辺四角形の平面をもち、砂岩を布積みとし、隅の柱形、壁頂のコーニス、アーチ積の楣など西洋風に装飾的に仕上げる。
大崎市古川の松谷家に建つ御成門。明治前期の建立で、主屋玄関の南方、表門の奥に主屋へ向けて建つ。間口約1.8メートルの切妻造の棟門で、もと杉皮葺。武家風の表門と対照的な数寄屋意匠をもち、庭に調和した瀟洒な門。
大崎市古川の松谷家の南東隅に建つ表門。明治前期の建立で街道に向けて開く。間口約2.4メートルのやや大型の棟門で、女梁に代え大振りの持送を用い、懸魚は左右非対称の波紋様に菊紋の六葉を打つ。ケヤキ造の風格ある門。
大崎市古川の松谷家の西辺に建つ土蔵造の砂糖蔵。明治前期の建立で、商品の砂糖を納めた。桁行約12メートルと長大で、東正面には彫刻を施した腕木、二階には木瓜形の窓を穿ち、当家の繁栄を映す一棟。
宮城県大崎市古川の豪商・松谷家の主屋。明治前期の建立で、明治天皇の東北巡幸に随行した宮家等の宿所に供された。座敷部には貴人を迎える質の高い造作が残り、戸袋上部の繊細な組物にも見どころがある。
大崎市古川の松谷家に建つ木造平屋の大豆蔵。明治中期の建立で豆類を納めた。林立する柱の間に白漆喰を塗込め、縦格子のような対比を生む外壁が特色。妻壁の重層する梁と束、絵様付腕木の構成にも見どころがある。
大崎市古川の松谷家に建つ屋敷社の明神社。明治前期の建立で、鞘堂の中に東面して建つ。建築面積約0.2平方メートルと敷地最小ながら、こけら葺の一間社流造で、海老虹梁の透彫木鼻、波紋状の蟇股、千木・勝男木を備える本格的な社殿。
明治後期に建てられた森民酒造店の奥座敷。十畳二室に床・違棚・平書院を設え、軒には丸太と角材の化粧垂木を交互に配した数寄屋の客間。北西隅には当初の染付便器も残り、2015年に登録有形文化財となった。
京都・西本願寺の門前に佇む本願寺伝道院は、建築家・伊東忠太が設計した明治45年竣工の煉瓦造建築。イスラム風ドーム、英国風レンガ壁、日本建築の意匠が融合した国指定重要文化財の魅力と見どころ、見学方法を紹介します。
京都府京丹後市丹後町、丹後半島最北端の断崖に立つ白亜の石造灯台「経ケ岬灯台」。明治31年(1898)に初点灯し、国内に5基のみの第一等フレネルレンズと日本初導入の水銀槽式回転装置が今もなお現役で稼働しています。令和4年に国の重要文化財に指定。山陰海岸ジオパークの柱状節理や袖志の棚田と合わせて、丹後半島観光のハイライトとして紹介します。
京都市中京区に佇む京都ハリストス正教会生神女福音聖堂は、1903年に完成した日本最古の本格的木造正教会聖堂です。松室重光がロシア宗務局の設計図譜をもとに実施設計したロシア・ビザンティン様式の建築で、堂内には帝政ロシア後期にモスクワで制作された30枚のイコンを擁する壮麗な聖障(イコノスタス)が残されています。2022年に国の重要文化財に指定されました。
京都御所の西に建つ京都府庁旧本館は、明治37年(1904年)竣工の煉瓦造洋風建築。京都府技師松室重光が設計し、創建時の姿を残す現役の官公庁建築として国内最古とされる。中庭には祇園しだれ桜や容保桜が咲く。
京都・南禅寺の門前に広がる明治の別荘。七代目小川治兵衛(植治)が琵琶湖疏水の水で流れと池を描いた名勝庭園に、ツガ材の對龍台や数寄屋の聚遠亭が一体をなす。庭園は1988年に国の名勝、主屋は2024年に重要文化財となった。
1906年竣工、辰野金吾と長野宇平治が設計した旧日本銀行京都支店は、赤レンガに白い花崗岩を配した「辰野式」の代表作です。国の重要文化財に指定され、現在は京都文化博物館別館として無料で一般公開。壮麗な吹き抜けの旧営業室や金庫室カフェなど、明治の近代建築の粋を体感できます。
京都・岡崎に建つ旧武徳殿は、明治32年(1899年)に大日本武徳会の演武場として建設された日本最古の武道場です。松室重光設計による近代和風建築の傑作で、平成8年に国の重要文化財に指定。現在も京都市武道センターの施設として武道の稽古や大会に使用されており、毎年5月には全日本剣道演武大会が開催されます。
京都府宮津市の宮津洗者聖若翰天主堂は、フランス人神父ルラーブが設計し地元大工が建てた明治29年の木造教会。畳敷きの床と横引きの窓、薔薇窓やヴォールト天井が同居する和洋折衷で、2024年に重要文化財に指定された。
網野神社の参道口に立つ石造の明神鳥居。明治14年の建立で、高さ5.5メートル、幅4.4メートル。大正期に現在地へ移築され、昭和2年の北丹後地震で倒壊した後、昭和4年に元の姿へ復旧された。