安土桃山

Momoyama

安土桃山時代(1573 – 1603)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

774 安土桃山時代 1573 – 1603
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岩木山神社拝殿
青森県 桃山
岩木山神社拝殿

青森・岩木山の麓に立つ岩木山神社拝殿は、もとは別当寺・百沢寺の本堂でした。慶長8年(1603)に起工し寛永17年(1640)に完成した壮大な五間堂で、丹塗りの外観と極彩色の彫刻に、密教寺院らしい構成を今も残しています。

革秀寺本堂
青森県 桃山
革秀寺本堂

弘前藩初代藩主・津軽為信の菩提寺、革秀寺の本堂。岩木川の西に建つ大規模な茅葺の曹洞宗本堂で、平成5年に重要文化財に指定された。簡素な本堂と華麗な津軽為信霊屋の対比や、信枚お手植えと伝わるサルスベリも見どころ。

油山寺三重塔
静岡県 桃山
油山寺三重塔

静岡県袋井市、目の霊山として知られる油山寺の中腹に建つ朱塗りの三重塔。天正2年に再建が始まり慶長16年に完成した桃山期の建築で、和様と禅宗様・大仏様を一棟に併せ持ち、長命寺・宝積寺と並ぶ三名塔の一つに数えられる。

油山寺本堂内厨子
静岡県 桃山
油山寺本堂内厨子

静岡県袋井市の油山寺で重要文化財に指定された一基の厨子。本尊の薬師如来を納める金色の宮殿形で、天正16年(1588)頃の桃山時代の作とされ、和様三手先の組物を用いた、小規模ながら精緻な堂内建築である。

十字卍字唐草螺鈿箱
静岡県 桃山
十字卍字唐草螺鈿箱

静岡県熱海市のMOA美術館に所蔵される重要文化財「十字卍字唐草螺鈿箱」は、桃山時代の異文化交流を象徴する黒漆螺鈿の名品。卍、十字、七曜文、花唐草が同居する独特の文様美と、その歴史的価値を、見どころ・基本情報・周辺観光と合わせてご紹介します。

妙成寺三十番神堂
石川県 桃山
妙成寺三十番神堂

石川県羽咋市の日蓮宗本山・妙成寺に建つ三十番神堂は、慶長19年(1614年)に加賀藩三代藩主・前田利常の大坂冬の陣出陣に際し戦勝祈願のために建立された国指定重要文化財です。三間社流造りの繊細で優美な桃山様式の建築は、境内に十棟を数える重要文化財群の中でも独特の趣を見せています。

妙成寺祖師堂
石川県 桃山
妙成寺祖師堂

石川県羽咋市の日蓮宗北陸本山・妙成寺に佇む祖師堂は、国の重要文化財に指定された堂宇です。禅宗様の三手先詰組や扇たるき、蓮や天人の精緻な彫刻など、桃山時代の華麗な意匠を今に伝えます。加賀藩前田家の庇護のもと建てられた能登随一の名建築をご紹介します。

妙成寺本堂
石川県 桃山
妙成寺本堂

石川県羽咋市に位置する妙成寺本堂は、慶長9年(1604年)に建仁寺流の大工・坂上又三郎によって建立された国指定重要文化財です。禅宗様を基調とした堂々たる入母屋造の建築で、加賀藩前田家の庇護のもと造営されました。境内には重要文化財10棟が集中し、北陸唯一の五重塔とともに能登随一の大伽藍を誇ります。

片埜神社本殿
大阪府 桃山
片埜神社本殿

大阪府枚方市に鎮座する片埜神社本殿は、慶長7年(1602年)に豊臣秀頼が再建した三間社流造・檜皮葺の重要文化財建造物です。大阪城の鬼門鎮護の社として、朱漆塗に極彩色の壮麗な桃山建築と、四面を飾る精巧な蟇股彫刻が見どころです。

勝鬘院塔婆
大阪府 桃山
勝鬘院塔婆

大阪市天王寺区にそびえる勝鬘院塔婆(通称:愛染堂多宝塔)は、慶長2年(1597年)に豊臣秀吉により再建された桃山時代を代表する多宝塔です。高さ約22.44m、一辺約6.5mの堂々たる規模を誇り、大阪市内に現存する最古の木造建造物として国の重要文化財に指定されています。蟇股に十二支が彫られた意匠や、内部を覆う立体金剛界曼荼羅も必見。毎年6月30日〜7月2日の愛染まつり期間中にはご開帳され、桃山建築の内部空間を体感できます。

総福寺鎮守天満宮本殿
大阪府 桃山
総福寺鎮守天満宮本殿

大阪府泉佐野市の総福寺境内にたたずむ天満宮本殿は、梁間わずか約60cmの極小社殿ながら、桃山時代の一間社春日造・檜皮葺の技法を精緻に伝える国指定重要文化財です。日本遺産「日根荘」の構成文化財として、500年以上続く天神信仰と中世荘園の歴史を今に物語ります。

八坂神社本殿
大阪府 桃山
八坂神社本殿

大阪府池田市に鎮座する八坂神社本殿は、天元元年(978年)創建の古社に慶長15年(1610年)再建された桃山時代の社殿建築です。蟇股や木鼻に見られる華やかな装飾彫刻が評価され、昭和46年に国の重要文化財に指定されました。この地方では数少ない桃山時代の遺構として貴重な存在です。

志野茶碗(広沢)
大阪府 桃山
志野茶碗(広沢)

大阪・船場の湯木美術館に所蔵される重要文化財「志野茶碗 銘 広沢」。桃山時代に美濃で焼かれた半筒形の名碗で、淡雪のような白い長石釉と緋色の火色、隠見する鉄絵文様が独特の茶趣を醸し出します。卯花墻(国宝)、羽衣と並ぶ志野茶碗の優品の魅力、来歴、見どころ、湯木美術館へのアクセスを詳しくご紹介します。

豊臣秀吉辞世和歌(一通)/豊臣家家臣等血判起請文(十通)/豊臣秀吉朱印状幷慶長役陣立書(二通)
大阪府 安土桃山時代
豊臣秀吉辞世和歌(一通)/豊臣家家臣等血判起請文(十通)/豊臣秀吉朱印状幷慶長役陣立書(二通)

大阪城天守閣に所蔵される重要文化財「豊臣秀吉辞世和歌(一通)/豊臣家家臣等血判起請文(十通)/豊臣秀吉朱印状幷慶長役陣立書(二通)」を紹介します。秀吉自筆の「つゆとをち つゆときへにし わがみかな なにわの事も ゆめの又ゆめ」の辞世、前田利家ら重臣が秀頼への忠誠を血で誓った熊野牛王宝印の起請文、慶長の役の出兵を命じた朱印状と陣立書――令和二年指定の十三通の文書群を、見どころ・歴史背景・観覧情報とともに解説します。

光前寺弁天堂
長野県 桃山
光前寺弁天堂

長野県駒ヶ根市の天台宗古刹・光前寺の境内、池中の小島に佇む桁行一間の弁天堂。1576年(天正4年)に建立された方一間入母屋造の小堂で、光前寺に現存する最古の建造物として国の重要文化財に指定されています。室町時代の手法を残す簡素ながら凛とした遺構を、中央アルプスの大自然と霊犬・早太郎伝説とともにご紹介します。

佐野神社本殿
長野県 桃山
佐野神社本殿

長野県下高井郡山ノ内町の斜面集落に鎮まる佐野神社本殿は、天正20年(1592)に宮大工・宮崎杢丞が手がけた一間社流造・栃葺の小さな社殿です。弁柄・丹・墨で塗り分けられた柱や松竹梅の装飾など、桃山時代の鮮烈な彩色を今に伝え、県下で最も華やかな彩色本殿として昭和30年に国の重要文化財に指定されました。地獄谷野猿公苑や渋温泉・志賀高原といった山ノ内町の観光拠点と合わせて、桃山文化の息吹を感じる旅の一場面としてお薦めします。

白髯神社本殿
長野県 桃山
白髯神社本殿

長野市鬼無里の祖山に建つ白髯神社本殿は、桃山時代の一間社流造である。室町期の様式を残すことから昭和34年に重要文化財に指定された。現在は鞘堂に納められて通常は非公開、遷都伝説の残る山里に静かに建っている。

三仏寺文殊堂
鳥取県 桃山
三仏寺文殊堂

鳥取県三朝町の霊峰・三徳山の中腹に建つ、重要文化財・三仏寺文殊堂。天正八年(一五八〇年)頃に建立された舞台造の堂宇は、一方を岩角に寄せ、もう一方を長大な柱で支える大胆な構造を持ちます。険しい行者道を登ってたどり着く文殊堂の縁からは、日本海と大山を望む壮観な眺めが広がります。日本遺産「六根清浄と六感治癒の地」を構成する貴重な山岳建築の魅力をご紹介します。

染羽天石勝神社本殿
島根県 桃山
染羽天石勝神社本殿

島根県益田市に鎮座する染羽天石勝神社本殿は、天正11年(1583年)に益田氏により再建された安土桃山時代の神社建築の傑作です。三間社流造・檜皮葺の朱塗り社殿には、精緻な蟇股彫刻や透彫手挾など桃山建築の粋が凝縮されており、昭和4年に国の重要文化財に指定されました。神亀2年(725年)創建の由緒ある式内社で、境内の巨大な注連岩は太古の磐座信仰を今に伝えています。

護国寺月光殿(旧日光院客殿)
東京都 桃山
護国寺月光殿(旧日光院客殿)

琵琶湖畔の園城寺で1600年頃に客殿として建てられ、明治期の流転と二度の移築を経て昭和3年に護国寺へ移された月光殿。国宝の光浄院・勧学院客殿と同じ主殿造の桃山の書院で、檜皮葺き屋根が美しい重要文化財。