室町
Muromachi室町時代(1336 – 1573)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
茨城県石岡市にある国指定重要文化財・善光寺楼門は、室町時代中期の建築様式を伝える茨城県内最古級の木造建築です。戦乱により未完成のまま残された楼門の歴史と見どころ、アクセス情報をご紹介します。
茨城県水戸市にある薬王院本堂は、国指定重要文化財に指定された室町時代の建築です。伝教大師最澄が807年に創建したと伝わる天台宗の古刹で、平安時代の薬師如来像や南北朝時代の十二神将像など貴重な文化財が残ります。
茨城県取手市に佇む竜禅寺三仏堂は、取手市唯一の国指定重要文化財です。16世紀前半に建立された茅葺きの仏堂は、三方に裳階を備える他に類を見ない建築形式と、禅宗様・和様が融合した様式で知られます。平将門ゆかりの伝説が息づく天台宗の古刹で、中世関東の建築文化を今に伝える貴重な遺構です。
茨城県笠間市片庭の田園風景の中に佇む楞厳寺山門は、室町時代中期に建立された禅宗様の四脚門で、国の重要文化財に指定されています。茅葺き屋根の簡素ながら風格ある姿と、本堂から約400メートル離れた独特の立地が訪れる人を魅了します。
岡山県備前市の大滝山福生寺に佇む三重塔は、嘉吉元年(1441年)建立の国指定重要文化財です。鑑真和上ゆかりの古刹で、室町時代の建築美、紫陽花の名所、豊かな自然を堪能できます。
天文12年(1543年)建立の吉備津神社北随神門は、本瓦葺の南随神門と対をなす八脚門。屋根を檜皮葺とする点が異なり、大正2年に国の重要文化財へ指定された。北の参道に建ち、参拝者を最初に迎える。
延文2年(1357年)建立の吉備津神社南随神門は、境内に現存する最古の建造物。三間一戸八脚門、入母屋造、本瓦葺で、明治44年に国の重要文化財へ指定された。二棟の門のうち先に指定を受け、随身像を納める。
岡山県倉敷市林に鎮座する熊野神社の本殿は、紀州・熊野本宮大社の配置を写した六棟が一列に並ぶ独特の社殿群です。中央の第二殿は明応元年(1492)に再建された室町時代中期の貴重な遺構として大正10年に国の重要文化財に指定され、丹塗りと白い胡粉が美しい隅木入春日造の小社殿として知られています。他の五棟は正保4年(1647)に岡山藩主池田光政の命で再建されました。創建は大宝元年(701)にさかのぼり、修験道とも深く結びついた瀬戸内屈指の熊野信仰の聖地です。
岡山市北区下足守の山林に佇む守福寺宝殿は、暦応元年(1338年)建造の花崗岩製の石造宝殿。正面春日造・背面寄棟造の独特な建築様式を持つ国指定重要文化財の魅力と周辺の足守町並みの見どころを紹介します。
岡山県備前市西片上に建つ真光寺三重塔は、室町時代中期に建造され慶長18年に移築された国指定重要文化財です。高さ18.24m、蟇股に梵字種子を彫刻した意匠や、ろう石製の大日如来坐像など、真言密教の世界観を体感できる名建築の魅力をご紹介します。
岡山県津山市に鎮座する中山神社は、慶雲4年(707年)創建と伝わる美作国一宮です。永禄2年(1559年)に尼子晴久が再建した本殿は「中山造」と呼ばれる独自の建築様式を持ち、国の重要文化財に指定されています。『今昔物語集』に登場する猿神伝説や、全国でも珍しい「中山鳥居」など、見どころの多い古社です。
岡山県美咲町の本山寺に立つ国指定重要文化財の宝篋印塔。基礎に建武2年(1335年)の銘をもつ花崗岩製で、総高約184センチ。正面に阿弥陀如来を彫り、三重塔の脇に立つ境内最古の建造物。室町初期石塔の名品です。
岡山県美咲町、岩間山の中腹に建つ本山寺本堂。観応元年(1350年)建立の折衷様で、寄棟造・檜皮葺に向唐破風の向拝を備えた県内屈指の古建築である。法然ゆかりの天台古刹に立つ国指定の重要文化財として知られる。
岡山県倉敷市児島の本荘八幡宮に立つ花崗岩の明神鳥居。左柱に応永28年(1421年)の年号を刻む。年代の確かな室町時代初期の作例として、全国の石鳥居を年代づける基準作とされ、重要文化財に指定されている。
岡山県瀬戸内市牛窓町の本蓮寺中門は、二本の柱だけで屋根を支える棟門形式の門。室町後期、明応頃の建立と伝わり、一般の棟門と異なる細部の構造から、1970年に重要文化財に指定された。港を見下ろす境内の西端に建つ。
岡山県瀬戸内市の上寺山に立つ餘慶寺本堂は、永禄13年(1570年)に建立された五間仏堂で、室町時代末の伝統的な密教本堂の遺構として1979年に国の重要文化財に指定されました。入母屋造・本瓦葺の堂々たる姿、太く力強い構造材、隣接する豊原北島神社との神仏習合の景観など、見どころは尽きません。
岡山県加賀郡吉備中央町に鎮座する吉川八幡宮本殿は、室町時代前期の応永2年(1395年)に再建された貴重な神社建築で、大正14年(1925年)に国の重要文化財に指定されました。桁行五間・梁間二間の入母屋造、こけら葺の堂々たる姿は、西日本でも屈指の中世神社建築として知られています。平成の解体修理では、縦引き鋸ではなく鑿で木を割る古い工法の痕跡が全国で初めて確認され、日本建築史の上でも特筆すべき発見となりました。京都・石清水八幡宮の別宮として永長元年(1096年)に創建された由緒、毎年10月に約1か月続く県指定無形民俗文化財「当番祭」など、深い森に包まれた静謐な境内には見どころが満載です。
岡山市北区の山中に建つ古刹・金山寺に伝わる金山寺文書は、1969年に国の重要文化財に指定された7巻52通の古文書群です。平安末期から江戸初頭までの430年余にわたり、国司安堵状、幕府や六波羅探題の下知状、寺領の寄進状などが収められ、附の『金山観音院縁起』には開山・報恩大師と臨済宗の祖・栄西の生涯が記されています。中世日本の地方寺院と権力との関係を生き生きと映し出す稀有な史料です。
那覇・首里城公園に残る旧円覚寺放生橋は、1498年建立の石造桁橋。沖縄戦で失われた王家の菩提寺・円覚寺で唯一現存する建造物で、中国産の輝緑岩を用いた欄干と蓮座上の獅子の彫刻は琉球石彫の最高作とされる。
沖縄県那覇市・首里城公園内に佇む園比屋武御嶽石門は、1519年に尚真王の命で建造された琉球王国の祈りの場です。日本・中国・琉球の建築様式を融合させた石造建築の傑作であり、国指定重要文化財かつユネスコ世界遺産に登録されています。