昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
愛知県岡崎市の岩津高等学校に残る花崗岩の正門門柱。昭和12年に建てられ、四隅だけを切り整え面を粗く残す江戸切こぶ出し仕上げと、柱頂の直径54センチの半球が特徴。県立高校13校の現役門柱として平成29年に一括登録された一基。
愛知県小牧市の県立小牧高等学校に立つ正門門柱。旧制小牧中学校の門として昭和4年に竣工し、鉄筋コンクリート造を石造風に仕上げ、柱頭にアカンサスの葉を象る。県内13校の旧制学校門柱とともに、小牧市で初めての登録有形文化財となった。
愛知県西尾市の愛知県立西尾高等学校通用門門柱は、昭和5年頃に旧愛知県西尾中学校の正門として建てられ、平成29年に登録有形文化財となった。鉄筋コンクリート造洗い出し仕上げで、柱頭部にアカンサスの葉の装飾を付ける。
愛知県立碧南高等学校正門門柱は、昭和4年(1929年)頃に旧碧南国民学校の正門として据えられた花崗岩製の石柱。こぶ出し仕上げの主柱2本が残り、平成29年(2017年)に県立高校13校の門柱とともに登録された。
愛知県刈谷市の愛知製鋼刈谷工場旧試作工場西棟は、昭和9年建設の木造平屋建工場。外壁の亜鉛鉄板張と方杖による耐震の工夫が評価され、平成30年に登録有形文化財に登録された。刈谷駅から徒歩15分、事前申込制で見学できる。
愛知県刈谷市の愛知製鋼刈谷工場旧試作工場東棟は、昭和9年建設の木造平屋建工場。昭和10年にA1型試作乗用車の第1号車が完成した場所で、平成30年に登録有形文化財に登録された。刈谷駅から徒歩15分、事前申込制で見学できる。
安久美神戸神明社神庫は、昭和5年に建てられた鉄筋コンクリート造の宝物庫である。防火のため近代構造を採りながら、外観は軒の反りや隅木を土蔵風に表し、内部にも柱型と隅木をあらわす。境内を挟んで神楽殿と向かい合う。
安久美神戸神明社手水舎は昭和5年の建築で、建築面積は約10平方メートル。円柱を四方転びに立て、豕扠首組で棟木を受ける。棟札に角南隆の名は見えず、設計者が分からないまま、神明造の社殿群と調和した境内景観を支えている。
安久美神戸神明社幣殿及び拝殿は、昭和5年に造営された社殿である。幅18.2メートルの拝殿は左右の屋根を落として正面性を強め、両端に神饌置場と楽舎を配する。内務省神社局の角南隆の設計で、鬼祭が行われる広場に正対して建つ。
安久美神戸神明社本殿は、昭和5年に建てられた神明造の社殿である。両妻に立つ棟持柱はわずかに内側へ傾け、足下を太く削り出す。棟には鰹木を6本据える。内務省神社局の技師角南隆が設計に関与し、平成22年に国の登録有形文化財となった。
旭サナック本館(旧旭兵器製造本社事務棟)は愛知県尾張旭市の木造2階建事務所建築。昭和14年に海軍規格で建てられ、平成16年に国の登録有形文化財となった。錨と橘の漆喰レリーフや残る内装、現役の社屋ゆえの見学の制約と行き方までを解説する。
伊藤家住宅腰掛待合は愛知県津島市橘町の庭園西側に建つ茶の待合。建築面積は3.2平方メートルで畳二枚分ほどの広さしかない。招造の銅板葺、丸太の軸部に竹垂木、三方の土壁の右手には下地窓を開ける。平成21年登録。
犬山城下町の梅田家屋敷の南端、西側の道路沿いに建つ昭和初期の倉庫。桁行十間に及ぶ細長い木造二階建で、外壁は下見板張、内部は五つの室に区切られる。主屋・高塀とともに、二〇〇四年に登録有形文化財となった。
犬山城下町の梅田家屋敷の西側道路に面し、主屋と倉庫をつなぐ延長九・一メートルの瓦葺の塀。腰は墨塗の下見板、上部は白漆喰で仕上げ、腕木で片流れの屋根を受ける。建物ではなく工作物として、二〇〇四年に登録有形文化財となった。
圓明寺山門は愛知県犬山市犬山の圓明寺の境内南正面に構える昭和12年(1937年)の四脚門で、登録有形文化財。切妻造・銅板葺で正面に軒唐破風を付け、虹梁と蟇股を二段に重ねて華やかにつくる。伊藤平左衛門による材工ともに良質な門である。
大谷家住宅米蔵は愛知県豊川市足山田町の大谷家の敷地の南面にある昭和3年(1928年)ごろの鉄筋コンクリート造2階建の米蔵で、登録有形文化財。陸屋根・モルタル仕上げの閉鎖的な外観で防火に優れ、前室の階段室にヴォールト天井をあしらう。
オリエンタルビル屋上観覧車は名古屋市中区栄のデパート屋上にある昭和31年(1956年)の鉄骨造の観覧車で、登録有形文化財。三角錐状の支柱2基の間に直径10メートルのホイールを架け、4人乗りケージ9個を吊る現存最古級の遺構。
愛知県扶桑町の覚王寺鐘楼は昭和9年(1934年)建立の国登録有形文化財。方一間ながら切石積基壇に袴腰を据え、出組詰組や蟇股を密に配し、鐘の間の板天井には天女を描く。臨済宗妙心寺派の寺で、本堂や山門など五棟が一括登録された。
愛知県田原市福江、昭和11年竣工の料理旅館・角上楼本館。中庭を囲むコの字型平面に、総二階の正面、せがい造の軒とガラス戸、高欄を備えた近代和風建築で、令和4年に田原市初の登録有形文化財となった。今も営む宿で建築を体験できる。
カトリック主税町教会司祭館は愛知県名古屋市東区主税町にある昭和5年(1930年)の木造2階地下1階建の司祭館で、登録有形文化財。信者会館の東に接して建ち、寄棟造の逆L字形の屋根に、東面の1・2階通しのベイ・ウィンドウを設ける。