島根県・江戸
Edo島根県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
島根県出雲市の出雲大社本殿は延享元年造営の大社造で、正方形平面に切妻造・妻入をとり、高さは約二十四メートル。現存する大社造の本殿としては最大規模で、明治三十三年の重要文化財指定を経て昭和二十七年に国宝となった。
島根県松江市の有澤家山荘に建つ菅田庵及び向月亭は、寛政4年頃に松江藩七代藩主・松平不昧の指図で建てられた重要文化財の茶室。幅約42センチの中板を入れた一畳台目の席と、建仁寺垣を抜けて開ける庭が見どころ。
島根県隠岐諸島・西ノ島の焼火山中腹に鎮座する焼火神社は、天然の岩窟に半ば埋もれるように建つ荘厳な社殿で知られています。享保17年(1732年)に大坂で木造りされ現地で組み立てられた本殿をはじめ、通殿・拝殿からなる複合社殿は隠岐最古の神社建築として平成4年に国の重要文化財に指定されました。古来より航海安全の神として日本海沿岸一帯に広く信仰を集め、歌川広重や葛飾北斎の版画にも描かれた名社です。
島根県吉賀町注連川にある江戸後期の農家。桁行7.6メートル、梁間6.0メートルの入母屋造茅葺で、比較的小規模な一般農家の形態を示す。近世民家の少ない石見地方で古式を伝える遺例として、昭和44年に重要文化財に指定された。
島根県雲南市吉田町に残る重要文化財の農家、堀江家住宅。江戸中期の建立で、登り梁を架け渡して大広間を柱なく抜いた木組みと、保存のよい土間が見どころです。たたら製鉄の里に建つ、寄棟造の茅葺の主屋を紹介します。
島根県隠岐諸島・島後の北西部に鎮座する隠岐国一宮、水若酢神社。寛政7年(1795年)に再建された本殿は、隠岐諸島でしか見られない独自の建築様式「隠岐造」を伝える貴重な遺構として、平成4年に国の重要文化財に指定されました。茅葺の切妻大屋根、樹齢300年のクロマツ並木、隠岐古典相撲の土俵、2年に一度の祭礼風流など、千年以上の歴史と離島ならではの文化が息づくこの古社の魅力を、訪問情報とともにご紹介いたします。
島根県益田市の医光寺中門は、間口4.6メートルの四脚門。頭貫に亀甲紋を地紋彫りし、出組の組物や虹梁、木鼻を彫刻で飾る。江戸後期の建立で、平成29年に国の登録有形文化財となった。雪舟庭園へ続く参道に建つ。
島根県出雲市平田町の石橋家住宅主屋は、木綿街道に東面する江戸末期の塗屋造妻入町家。建築面積262平方メートル、左右の錣葺で間口を五間半に広げ、市松の海鼠壁と出雲格子を備える。2010年に登録有形文化財となった。
絲原家住宅の御成門。江戸末期の建築で、木造瓦葺・間口約二・三メートル、袖塀を伴う。貴人の公式の来訪のためだけに開かれた儀礼の門で、松江藩主の本陣を務めた家の格式を示す登録有形文化財である。
絲原家住宅の米蔵。江戸末期の建築で、登録された絲原家の蔵のうち最も古い。士分格を有する登録上の百姓でもあった一族の、米に支えられた古い生業を映す土蔵造二階建の登録有形文化財である。
敷地の西南に建つ土蔵造二階建。桁行六・七メートル、建築面積二四平方メートル。割石基礎に漆喰壁、東面の出入口には掛子塗の両開戸を吊り、上部の窓に銅製の片開戸を設ける。屋敷景観を整える一棟として二〇一〇年に登録された。
津和野の本町通りに面して建つ土蔵造二階建。桁行五・九メートル、建築面積二三平方メートル。腰を海鼠壁とし、各階の窓に銅製の開戸を吊り、上部に家紋を飾る。主屋と一体で街路景観をつくる一棟として、二〇一〇年に登録有形文化財となった。
主屋の西南に建つ土蔵造二階建。桁行五・八メートル、建築面積三二平方メートル。一階を六畳の座敷とし、東面から南面へ二段の縁を巡らせ、磨丸太の垂木を配する数寄屋風意匠。二〇一〇年登録の有形文化財だが、非公開である。
島根県津和野町の本町通りに東面する町家。間口約十四メートル、木造二階建、建築面積二〇七平方メートル。柱を塗り込めた大壁造で、両端にウダツを立て、庇に幕板を下げる。二〇一〇年登録の有形文化財で、一階は今も呉服店として営業している。
津和野・下森酒造場の土蔵は江戸末期の建築で、七棟のうち最も古い。桁行6.1メートルの小さな蔵ながら、石州赤瓦と白漆喰の壁が見せる強い対比が印象に残り、この地の材と美意識を今に伝えている。
島根県益田市乙吉町の島田家住宅酒蔵は、江戸後期に建てられ明治期に増築された土蔵造2階建、建築面積298平方メートルの酒蔵。平成29年に登録有形文化財となった。小屋組には二つの時代の差が残り、白漆喰の壁が街路をつくる。
藤田家住宅塀は島根県江津市の江津本町にある江戸末期の工作物。総延長26メートルで主屋前の座敷・カンジョウバ・ドマ三つの前庭を画し、軒の出や棟高、壁の仕様を場所ごとに変える。平成21年に登録有形文化財となった。
島根県津和野町の本町通りに西面する間口約11メートルの町家。嘉永6年の大火の後、安政年間頃に建てられ、平成22年に登録有形文化財となった。幕板のガラスに家紋をあしらい、当初はつし二階建。今も香と和紙の店として営業を続ける。
島根県津和野町の分銅屋の敷地内、主屋の東後方に建つ土蔵造二階建の蔵。桁行8.5メートル、建築面積38平方メートル。嘉永6年の大火の直後に築かれ、切石基礎に腰板張とし、妻の上部に漆喰の家紋をつくり出す。平成22年登録。
島根県邑智郡邑南町井原の稲積家住宅下の蔵は、主屋の東方に南北棟で建つ江戸末期の土蔵造2階建。柱は1階2階とも3尺間隔に内転びに立ち、地棟を受ける枕梁には湾曲材を用いている。平成19年登録の有形文化財。