徳島県の登録有形文化財
徳島県 · 登録有形文化財
徳島県徳島市川内町の阿波十郎兵衛屋敷東辺に開く旧西野家住宅長屋門は、安政2年建造の入母屋造本瓦葺で、昭和29年に現在地へ移築された。簓子下見板張の腰と出格子を備え、歴史的景観への寄与から令和6年3月に国の登録有形文化財となった。
旧三野町役場庁舎は徳島県三好市三野町芝生に建つ昭和9年竣工の木造2階建庁舎。左右対称の正面に半円アーチ窓を並べ、中央張出部は腰折屋根とする。平成22年に三好市初の国登録有形文化財となり、県内唯一の木造役場庁舎とされる。
吉良堂は徳島県美馬郡つるぎ町貞光字吉良に建つ文化7年建立の三間堂。寄棟造茅葺で三方を吹放ちとし、正面中央間に虹梁をかけ、背面中央間に円柱を立てる。端四国八十八箇所第三十番札所として平成29年に国の登録有形文化財となった。
栗尾家住宅主屋は徳島県三好市東祖谷釣井にある江戸末期の農家主屋。南面する寄棟造茅葺で、東から土間付の茶ノ間、中ノ間、座敷を並べ、正面の濡縁中央に便所を設ける。平成31年に造形の規範として登録有形文化財となった。
徳島県鳴門市大麻町板東、四国霊場第一番霊山寺の参道と旧撫養街道が交わる角地に建つ明治中期の町家。入母屋造本瓦葺、間口12メートル。素麺屋から印刷業へ転じた家業の跡を残し、平成23年に国の登録有形文化財となった。
徳島県吉野川市の西圓寺本堂は昭和7年(1932年)の建立。洋行した住職が椅子式仏堂を提唱し、外壁を横板張として上下窓を配し、正面入母屋の妻を半切妻形式とし車寄を付けた独創的な真宗本堂。平成27年に国の登録有形文化財となった。
徳島県美馬市の西教寺経蔵は、昭和五年(一九三〇年)建立の土蔵造で、本堂の南に東面して建つ。建築面積四十七平方メートルの小堂に千鳥破風と唐破風造の前室を重ね、皿斗付三斗や笈形に江戸期の技法を残す登録有形文化財。
徳島県美馬市の西教寺山門は、天保十四年(一八四三年)建立の南北棟の三間薬医門である。二軒の飛檐を板軒とし、その面に雲形を彫り込む意匠が特徴で、切妻造本瓦葺の重厚な構えとともに国の登録有形文化財となっている。
徳島県美馬市の寺町に建つ西教寺本堂は、安政五年(一八五八年)建立の登録有形文化財。桁行十四メートル、梁間十六メートルの浄土真宗本堂で、正面広縁を外陣と一体に扱う平面構成と、向拝を飾る龍虎の彫刻に注目したい。
徳島県つるぎ町貞光の中心部に佇む貞光劇場は、昭和7年(1932年)に建てられた木造の劇場建築です。当初は芝居小屋として開館し、戦後は映画館に転じて80年近く町の人々に親しまれてきました。切妻造銅板葺の屋根、横板張の外壁、正面の大スパンアーチ玄関、客席上部の格天井に残る往事の広告など、戦前の地方劇場の姿をよく伝える貴重な建築です。令和7年(2025年)8月6日に国の登録有形文化財に登録されました。二層うだつの町並みとあわせて巡るのがおすすめです。
徳島市入田町の佐藤家住宅隠居屋は、昭和3年に建てられた鉄筋コンクリート造二階建の隠居屋。北半を蔵、南半を畳敷の座敷とし、外壁は塔屋まで石造風のモルタル洗出しで仕上げる。平成26年に国の登録有形文化財となった。
三好市池田町マチの佐藤家住宅主屋は、明治29年に建てられた木造二階建の町家。正面に袖うだつを備え、一階袖壁の脇には海鼠壁を配する。刻みたばこで栄えた旧街道の景観を伝え、平成28年に国の登録有形文化財となった。
徳島市入田町の佐藤家住宅門柱は、昭和3年頃に建てられたコンクリート造の正門。高さ約3メートル、間口2.8メートルで、皿斗に似た柱頭飾りと鉄製アーチの照明を備える。平成26年に国の登録有形文化財となった。
徳島県板野町の地蔵寺経蔵は、四国霊場第五番札所に建つ文化7年(1810年)建立の土蔵造経蔵です。切石積基礎に漆喰壁、寄棟造本瓦葺で、堂内中央に八角の輪蔵を据えます。平成23年に国の登録有形文化財となりました。
徳島県板野町の地蔵寺五百羅漢堂は、地蔵寺の奥の院にあたる大正11年(1922年)再建の境内仏堂です。釈迦堂を中心に三棟をコの字形に配し、回廊の壇には約200体の等身大羅漢像が並びます。拝観料は200円です。
徳島県板野町の地蔵寺大師堂は、四国霊場第五番札所の境内に正徳年間(1711〜1716年)に建てられ、江戸末期に改修された仏堂です。唐破風の向拝、彫刻欄間、天女の鏡天井を備え、平成23年に登録有形文化財となりました。
徳島県板野町の地蔵寺不動堂は、四国霊場第五番札所の本堂北側に接して建つ江戸後期の仏堂です。内部は一室で中央に護摩壇を置き、二重虹梁大瓶束の妻面彫刻で知られます。平成23年に国の登録有形文化財となりました。
徳島県三好市井川町辻に残る島尾家住宅店舗兼主屋は、幕末から明治にかけて刻み煙草産業で栄えた辻地区の繁栄を伝える国登録有形文化財です。吉野川沿いの宿場町として発展した辻の歴史的町並みの中核をなす商家建築の魅力と、周辺の観光情報をご紹介します。
徳島県三好市井川町に残る島尾家住宅離れは、登録有形文化財に指定された伝統的な日本家屋です。祖谷渓周辺の山間部に息づく歴史的建造物の魅力と見どころをご紹介します。
千光院本堂は徳島県阿波市土成町に建つ真言宗醍醐派の本堂で、令和4年(2022年)に国登録有形文化財に指定されました。切妻造本瓦葺の凛とした姿と、四国八十八ヶ所霊場の里として知られる周辺の魅力を紹介します。