全国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
全国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財を一覧で検索できます。都道府県、時代、カテゴリーで絞り込み、詳しい解説を読み、地図や旅行のヒントで訪問計画を立てましょう。
新潟県村上市山北地区の中浜・杉平・岩石で行われる重要無形民俗文化財「山北のボタモチ祭り」。収穫への感謝と豊穣祈願、そして新参者を集落に迎え入れる儀式が一体となった、新潟県内でも類例のない貴重な民俗行事の魅力と歴史を紹介します。
新潟県魚沼市堀之内の八幡宮境内で毎年八月十四日から十六日に踊られる盆踊り。七拍の太鼓に合わせて一五番の歌をゆっくりと歌う念仏踊で、国の重要無形民俗文化財。令和四年には風流踊としてユネスコ無形文化遺産にも登録された。
青森県の旧南部藩領に伝わる南部駒踊は、藩政時代の野馬捕りを芸能化した400年以上の歴史を持つ民俗舞踊です。踊り手が木製の馬の骨組みを腰に付けて勇壮に舞う姿は、日本有数の馬産地であった南部地方の文化を今に伝えています。青森県無形民俗文化財・国選択無形民俗文化財。
青森県八戸市で毎年2月17日〜20日に行われる国の重要無形民俗文化財「八戸のえんぶり」。馬の頭を象った烏帽子をかぶった太夫が田の神を揺さぶり起こす豊年祈願の舞は、800年以上の歴史を持つ東北を代表する冬の祭りです。
静岡県東伊豆町稲取に伝わる「ハンマアサマ」は、小正月に行われる火祭りの風俗慣習で、国の選択無形民俗文化財に認定されています。浅間信仰と漁師町の暮らしが融合した独自の祭祀を紹介します。
静岡県南伊豆町の漁村・小稲に伝わる県指定無形民俗文化財「小稲の虎舞」。近松門左衛門の浄瑠璃『国姓爺合戦』の虎狩り場面を舞踊化した伝統芸能で、中秋の名月前夜に海辺の特設舞台で奉納されます。豊年の年には竜も登場する「竜虎の舞」は全国的にも極めて珍しく、二百年以上にわたり地元の小稲来宮会が守り続けています。
静岡県浜松市引佐町の山間集落に400年以上伝わる国指定重要無形民俗文化財。中世の田楽能の伝統を今に伝える十三番の演目と、三匹の鬼が松明を叩き消す迫力の「鬼の舞」が見どころです。
能登半島の約200地区で夏から秋に行われるキリコ祭り。木枠の大灯籠を担いで神輿を導き、海辺のお旅所で柱松明を焚く。あばれ祭や、高さ約14mの灯籠を海へ入れる宝立七夕など姿は地区ごとに異なる。1997年に国の選択無形民俗文化財。
千葉県の房総半島では、秋になると数社から十数社の神社が同じ浜に集まり、神輿を海へ担ぎ込む。五穀豊穣と大漁を願う浜降りの習俗で、1994年に国の記録対象に選ばれた。一宮の上総十二社祭りや大原はだか祭りに今も息づく。
毎年4月22日、四天王寺の六時堂前の石舞台で奉じられる舞楽。聖徳太子の命日の法会・聖霊会のなかで、天王寺楽所雅亮会が振鉾や蘇利古など左舞と右舞を舞う。昭和51年指定の重要無形民俗文化財で、拝観は無料。
大分県中津市の古要神社に伝わる60体の木製傀儡子人形は、奈良時代の隼人の乱に起源を持つ日本最古の人形操りです。重要有形民俗文化財と重要無形民俗文化財の二重指定を受け、3年に一度奉納される舞と相撲は、人形浄瑠璃文楽のルーツとして芸能史上極めて貴重な存在です。
長崎県五島市の離島・嵯峨島に伝わる国選択無形民俗文化財「オーモンデー」。毎年8月14日のお盆に行われるこの念仏踊りは、南方系の装束、ヨーデルに似た哀調の歌唱、経文が転訛した謎の唱え詞など、日本の他の盆踊りとは一線を画す独特の魅力を持ちます。孤島が守り抜いた古式の踊りの世界をご紹介します。
長崎県大村市に500年以上伝わる黒丸踊は、直径5メートル・重さ60キロの大花輪を背負って舞う勇壮な風流踊。国の重要無形民俗文化財に指定され、2022年にはユネスコ無形文化遺産「風流踊」にも登録。毎年11月28日に法養堂で奉納されます。
長崎県五島市玉之浦町の大宝郷で旧暦9月28日・29日に行われる秋祭の神事。藁を被り墨で塗られたサンドーラと呼ばれる若者が、見物人や家々に砂を打ちつけて悪霊退散・五穀豊穣・無病息災を祈願します。1979年に国の選択無形民俗文化財、1982年に長崎県の無形民俗文化財に指定された、五島列島を代表する民俗行事です。
長崎県長崎市の諏訪神社で毎年10月に行われる長崎くんちの奉納踊「竜踊(じゃおどり)」は、江戸時代に唐人屋敷の中国人から伝わった龍踊を起源とする県指定無形民俗文化財です。全長20メートルの龍体が黄金の宝珠を追う壮大な演技と、風・雷・雨を表現する唐楽拍子の調べが織りなす、日本唯一の日中文化融合の伝統芸能をご紹介します。
長崎市伊良林の若宮稲荷神社で、毎年十月十四日と十五日に奉納される国選択無形民俗文化財「竹ン芸」。高さ十メートル余りの青竹の上で、白装束に狐面をかぶった二人の若者が、笛・締太鼓・三味線の囃子に合わせて命綱なしで圧巻の曲芸を披露します。文政年間に長崎くんちで始まり、明治二十九年から若宮稲荷神社の例祭として伝わるこの伝統芸能の歴史、見どころ、観覧情報を詳しくご紹介します。
長崎県の離島や沿岸部の集落に400年以上にわたり受け継がれてきた「かくれキリシタン」の信仰習俗。江戸時代の禁教令下で命がけで守られたキリシタンの祈り「オラショ」や聖具「御前様」、殉教の聖地・中江ノ島での儀式など、世界に類を見ない宗教的伝統の全貌を紹介します。
長崎県平戸市に伝わる国指定重要無形民俗文化財「平戸神楽」は、全24番の採物神楽で、戦国時代に壱岐から伝わった御竈祭の神楽を起源とし、江戸時代に橘三喜が全国の神楽の粋を集めて完成させました。代々神職のみが舞い手を務める格式高い伝統芸能で、毎年10月26日に亀岡神社で奉納される大大神楽は圧巻です。
長崎県平戸市内9地区に伝承される念仏踊「平戸のジャンガラ」。毎年8月14日〜18日、菅笠に紙花を飾った踊り手が鉦と締太鼓の音に合わせて奉納します。戦国時代以前から続く伝統で、国重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産(風流踊)に登録されています。
長崎県五島市の下崎山地区で毎年1月に行われる「ヘトマト」は、奉納相撲・羽根つき・玉せせり・綱引き・大草履奉納など多彩な儀式が連続する国指定重要無形民俗文化財の奇祭です。名前の由来も起源も不明という神秘的な行事の歴史や見どころ、アクセス情報をご紹介します。