全国の登録有形文化財
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知多半島の岩礁に立つ野間埼灯台は、大正10年(1921年)初点灯の愛知県最古の灯台。無筋コンクリート造という珍しい構造が評価され、2022年に登録有形文化財となった。夕日が美しい恋人の聖地としても知られる。
知多半島の伊勢湾側、美浜町に立つ野間郵便局旧局舎は、昭和6年(1931年)築の木造郵便局舎。半切妻屋根とドーマー窓、横板張りの瀟洒な洋風意匠が特徴で、平成27年に登録有形文化財となり、現在は催しの会場として親しまれている。
愛知県豊橋市の羽田八幡宮に残る、嘉永元年(1848年)建立の土蔵造の書庫。国学者羽田野敬雄が開いた羽田八幡宮文庫の蔵で、二部十巻まで一か月の貸出を認めた江戸期でも稀な文庫の遺構として、国の登録有形文化財に登録されている。
愛知県豊橋市の羽田八幡宮社務所離れ(旧羽田野家住宅主屋)は江戸中期の住宅で、平成12年に国の登録有形文化財となった。文化9年に渥美半島の百々村から、大正末に現在地へ移築。片入母屋造の屋根と10畳主室の床棚構成を見る。
愛知県豊橋市の羽田八幡宮門(旧羽田八幡宮文庫正門)は嘉永元年の腕木門で、平成12年に国の登録有形文化財となった。間口約3メートル、中央1間を通路とする簡素な構えが、羽田八幡宮文庫の入口跡を今に示している。
愛知県豊川市財賀町の八所神社拝殿は、文政9年(1826年)建立。桁行三間梁間二間の入母屋造桟瓦葺で、財賀寺の堂宇と神社の社殿がひと続きに並ぶ山内の配置をよく残しており、2014年に国の登録有形文化財に登録された。
愛知県豊川市財賀町の八所神社本殿は、享保9年(1724年)建立の一間社流造、こけら葺の社殿。建築面積0.8平方メートルという小ささながら虹梁大瓶束の妻飾を備え、2014年に国の登録有形文化財に登録された。
八丁味噌本社蔵(史料館)は岡崎市八帖町にある明治40年築の土蔵造の建物。矢作川の氾濫に備えた高い石垣に載り、昭和16年まで味噌を仕込んだ。平成3年から史料館として無料で公開されている。見学時間も案内する。
八丁味噌本社事務所は岡崎市八帖町にある昭和2年築の木造2階建。黒い味噌蔵の列のなかに白い柱型の洋風外観が立つ。平成8年に愛知県で最初の登録有形文化財となった1件で、外観のみ公開。見学時間とアクセスも案内する。
萬乗醸造内井戸は名古屋市緑区大高町の酒造敷地にある江戸時代後期の石造井戸。外径2.5メートル、深さ約8メートルの2本が元蔵の南面近くに南北へ並ぶ。創業期以来の水源で、平成19年に登録有形文化財となった。
萬乗醸造旧仕込蔵及び樽修理場は名古屋市緑区大高町にある江戸時代後期の土蔵。桁行8間、建築面積108平方メートルで、西面全面に幅1間半の下屋が付く。新町通の突き当たりに立ち、平成19年に登録有形文化財となった。
萬乗醸造旧精米作業場は名古屋市緑区大高町にある大正期の木造平屋建。建築面積125平方メートルで門及び煙突を伴い、小屋組はキングポストトラス。東面の赤煉瓦煙突が町の目印で、平成19年に登録有形文化財となった。
萬乗醸造主屋は名古屋市緑区大高町にある江戸時代末期の木造2階建。桁行8間、建築面積171平方メートルで、新町通に面する北面は黒漆喰塗の真壁造とする。平成19年に登録有形文化財となった酒造家久野家の住まい。
萬乗醸造新蔵は名古屋市緑区大高町にある明治初期の仕込蔵。桁行15間、建築面積298平方メートルの長大な蔵で、内部に通し柱8本を2列に立てる。平成19年に登録有形文化財となった。登録番号は23-0239。
萬乗醸造外井戸は名古屋市緑区大高町の飛地にある明治初期の井戸群。6本のうち5本は径1.5メートル、1本は径2.5メートルで、井戸枠4基がコンクリート製、2基が常滑焼製。平成19年に登録有形文化財となった。
萬乗醸造土蔵は名古屋市緑区大高町にある大正期の屋敷蔵。建築面積93平方メートルで、腰は簓子下見板張、上部は黒漆喰塗とする。主屋東面に蔵前部が接続し、平成19年に登録有形文化財となった。登録番号は23-0242。
萬乗醸造中蔵は名古屋市緑区大高町にある江戸時代後期の仕込蔵。桁行14間、建築面積343平方メートルで、中央の棟通りに通し柱3本を立てる。3棟の仕込蔵で最も古い蔵で、平成19年に登録有形文化財となった。登録番号は23-0238。
萬乗醸造白米倉庫は名古屋市緑区大高町にある大正期の土蔵。建築面積46平方メートルと小さく、東の妻面に入母屋造・桟瓦葺の検査室が取り付く。主屋南方の中庭の一辺をなし、平成19年に登録有形文化財となった。
萬乗醸造離れは名古屋市緑区大高町にある大正期の座敷と茶室。10畳間の北西隅に残月亭写しの2畳の上段床を設ける。12件で唯一「造形の規範となっているもの」として平成19年に登録された。登録番号は23-0241。
萬乗醸造瓶詰作業場は名古屋市緑区大高町にある大正期の木造平屋建。建築面積147平方メートル、鉄板葺で、小屋組は合せ梁と箱金物を用いたキングポストトラス。平成19年に登録有形文化財となった作業棟で、登録番号は23-0236。