屋敷の表構えをつくる長屋門
平尾家住宅長屋門は、兵庫県豊岡市森尾にある平尾家住宅の屋敷の表口となる長屋門で、江戸後期に建てられて昭和前期に改修され、平成20年(2008年)3月7日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0327)。
平尾家住宅長屋門は、通りから少し奥まった位置に南を向いて建つ、屋敷の正門である。門をくぐると正面に森尾川と石橋があり、その先に主屋が見える。
西には道具蔵が矩折に接し、下の蔵へと続く。東南には米蔵が建ち、門の左右に白壁の蔵が並ぶ表構えをつくっている。
物置と部屋を両脇に抱えた門
平尾家住宅長屋門は桁行13メートル、梁間3.9メートルの切妻造桟瓦葺の平屋で、建築面積は50平方メートル。中央に門口を設けて両開きの戸と潜り戸を立て、西に物置、東に板敷きの部屋を設ける。
外壁は腰を下見板張りとした白漆喰の壁である。
落ち着きのある表構え
文化庁は平尾家住宅長屋門を、規模が大きく落ち着きのある表構えをつくる門と評している。長屋門は使用人の住まいや物置を兼ねた門で、庄屋や地主の屋敷の格式を示す建物でもあった。
見学について
平尾家住宅長屋門は通りに面しており、外観は通りから見られる。門の内側は個人の敷地で、立ち入りはできない。門前に長く立ち止まらず、住人の迷惑にならないよう配慮したい。
平尾家住宅の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は平尾家住宅のページにまとめてある。
Q&A
- 平尾家住宅長屋門はどこにありますか?
- 平尾家の屋敷の南側、通りから少し奥まった位置に南面して建っています。
- 平尾家住宅長屋門はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
- 平成20年(2008年)3月7日に登録されました。登録番号は28-0327です。年代は江戸後期、昭和前期に改修とされます。
- 平尾家住宅長屋門の両脇には何がありますか?
- 西に物置、東に板敷きの部屋があります。門の外側では西に道具蔵、東南に米蔵が並びます。
- 平尾家住宅長屋門の大きさは?
- 桁行13メートル、梁間3.9メートルの平屋で、建築面積は50平方メートルです。
- 平尾家住宅長屋門は見学できますか?
- 外観は通りから見られます。門の内側には入れません。
基本情報
| 名称 | 平尾家住宅長屋門 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県豊岡市森尾字安藤958 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0327 |
| 指定年 | 平成20年(2008年)3月7日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、瓦葺、建築面積50平方メートル |
| 所有者 | 個人 |
| 公開状況 | 非公開(個人の住居) |
参考文献
- 国指定文化財等データベース(文化庁)— 平尾家住宅長屋門
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006903
- 文化遺産オンライン — 平尾家住宅長屋門
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/153505
- 但馬の百科事典(たんしん地域振興基金)— 平尾家住宅
- https://tanshin-kikin.jp/tajima/568
最終更新日: 2026.10.02